- 2019-3-20
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2019年3月20日、パッチ9.6の実装とパッチノート9.6が更新されました。今回大きかったのはアーゴットのバフと賞金システムの変更でしょうか。競技シーンにも大幅に影響が出そうですね。
記事内では大きな変更点の要点と所感をメインに記載しており、単純調整についての所感は記載しておりません。下記のパッチ情報における文章、数値、画像等はLoL公式サイト パッチノートを参照し必要に応じて引用していますので、詳細な数値等はそちらをご覧ください。
チャンピオン
バフ
ニーコ
基本ステータス:レベルアップごとの攻撃速度が上昇。
所感:単純なステータスへのバフですが、同時にWの攻撃速度が高いときに2回連続で発動していたバグが修正されたため、実質弱くなったとも言えるかもしれません。
オーン
固有スキル:歩く鍛冶場:EやRのダッシュ中に味方のアイテムをアップグレードすることでダッシュがキャンセルされないよう修正。
Q:溶岩隆起:溶岩の柱が消える直前でEを詠唱すると、ダッシュ終了時まで柱が残るように変更。
W:ふいごの息:スキルレベルに応じてクールダウンが減少。
所感:細かい変更ではありますが、確実に使いやすさは上がったオーン。中でもWのクールダウンが減少したことでレーン戦でのダメージ交換がより強力になり、中盤・後半で不利になる機会が減りそうです。
アーゴット
基本ステータス:マナが増加。レベルアップごとのマナ自動回復が増加。
固有スキル:エコーフレイム:5秒以内に命中させた相手に対してのダメージ減少効果が削除。
W:パージ:シールド付与効果が削除。スキルレベルに応じてマナコストが低下、クールダウンが減少。通常攻撃時のダメージ減少率が低下。
E:ディスデイン:発動時にシールドを付与するように変更。全体的なダメージが増加。クールダウンが一律14秒に変更。マナコストが高レベル帯で増加。
R:デスグラインダー:射程が増加。詠唱時間が微増。ダメージが増加。
所感:課題を抱えていたマナの部分が基本ステータスの変更によって楽になり、ダメージやシールドの値も全体的に上昇傾向、さらにはアルティメットスキルの射程が伸びたこともあり、またしても復権しそうなアーゴット。Wの変更により最大レベル時でマナが不要な切替式スキルになり、プッシュ力やタワーシージの面で期待が持てます。
増加攻撃力に応じて増加するステータスに強化がきたこともあり、攻撃力(AD)を目指したビルドが多くなりそうです。
ケイトリン
R:ブルズアイ:ダメージが増加。
ナー
W:こてんぱん:クールダウンが減少。
ヘカリム
Q:ランページ:スタックごとに追加ダメージを与えるよう変更。
アイバーン
W:シゲミヅクリ:茂みに入った際、通常攻撃が以前よりも素早く強化されるように変更。
ノーチラス
基本ステータス:基本物理防御が増加。
固有スキル:鉄の錨:対象ごとのスネアにするクールダウンが減少。
シェン
Q:護刃招来:スキル使用後の通常攻撃時ダメージが増加。
トランドル
W:凍てつく大地:低レベル帯で増加攻撃速度が上昇。
ザヤ
W:デッドリープルーム:増加攻撃速度が上昇。
ナーフ
ジェイス
基本ステータス:体力が減少。レベルアップごとの体力が減少。体力自動回復量が減少。レベルアップごとの体力自動回復が減少。
ルブラン
Q:シジルマリス:魔力反映率が減少。
レク=サイ
R:ヴォイドラッシュ:高スキルレベル帯でクールダウンが増加。増加攻撃力反映率が減少。
サイラス
W:王殺し:魔力反映率が減少。強化時の回復量が減少。
ゾーイ
E:スリープバブル:クールダウンが増加。高スキルレベル帯でスロウ効果が減少。
調整
ケイル
基本ステータス:レベルアップ毎の攻撃力と攻撃速度が減少、アダプティブステータスのデフォルトが攻撃力に変更。
W:天の祝福:魔力100ごとの増加移動速度反映率が減少。発動ディレイが削除。
E:星炎の刃:詠唱時間が通常攻撃の予備動作と同じ長さに変更。
所感:基本的にはナーフと捉えられる変更ですが、Wの発動ディレイが無くなったことによりレーン戦でのガンク体制や1vs1の部分で耐えやすくなったのは事実です。今まで同様後半に向けて着々とCSを狙うチャンピオンであることは変わりません。
エイトロックス
W:炎獄の鎖:対象指定不可の敵も引き寄せられるよう修正。
R:ワールドエンダー:復活中に固有スキルの効果が消滅しないよう修正。
アイテム
バフ
喧嘩屋のグローブ
クリティカル率が重複可能に変更。
ナーフ
女神の涙系
マナムネ(及びムラマナ)、アークエンジェルスタッフ(及びセラフ・エンブレイス)のどちらかを所持している場合、もう一方のアイテムや女神の涙を購入できなくるよう変更。
所感:ダブル涙を採用していたエズリアルに対応したナーフです。そもそもそれ以外で涙を2つ購入するチャンピオンはいなかったため、エズリアルに対してのナーフと言っても良さそうですね。
ルーン
ナーフ
ミニオン吸収装置
チャージ数が3に減少。基本ダメージの増加量が微増。追加ダメージの増加量が微増。初期クールダウンが減少。
所感:ダメージ増加やクールダウン減少により調整チックではあるものの、そもそものチャージ数が当初の6から3まで減ったことは、純粋にプッシュ力として採用していたこのルーンの良さを半分にする大幅なナーフ。ミニオン処理にスキルを2回使用しないといけなかったチャンピオンがこれにより1回で済むようになる際など、今後の運用方法はさらに戦略的になると思われます。
オーバーヒール
シールド変換効率が低レベル帯で減少。
賞金システムの変更
CS賞金が減少
ミニオン&モンスターからのゴールド獲得量による賞金額増加量が減少(=賞金額が増えるのに必要なミニオン&モンスターからの獲得ゴールド量が増加)。
これは、賞金がかけられる比重がCSよりもキルに重きが置かれるということです。キルの方が経験値やオブジェクトなど他の要素で有利がさらに取りやすい状況になるので、CSで有利をとったときには賞金というシステムがなくてもまだ逆転しやすいことが理由です。それに伴って、ゴールド差自体がなくなると、CSによる賞金は減少するようになりました。
サポートの獲得ゴールドも勘案
敵チームの平均値算出方法が「÷4」から「÷4.3」に変更
これはサポートアイテムによるゴールド獲得量を加味する、ということで結果としてチーム平均値が減少します。より性格なチーム間のゴールド差が勘案されるようになります。
賞金表示
今までは賞金額+基本ゴールドが表示されていましたが、これからは賞金によるゴールド分のみが表示されます。
今回のパッチまで全く意識していませんでしたが、確かに1000ゴールド表示のときは合計で1000ゴールドの獲得でしたね。
スキン・クロマ
スキン
コーギーコーキ
フィヌ
ミャオリック
レンニャー
クロマ
コーギーコーキクロマ
ミャオリッククロマ
レンニャークロマ
フィヌ プレステージエディション
まとめ
今回も多くのチャンピオンに調整が入ったり、賞金システムに大きな変更が入りました。
アイテムやルーンの変更は大きくないため影響する範囲はそこまで広くありませんが、変更されたチャンピオンをメインに使うプレイヤーにとっては、また改めてビルドや戦い方を考えなければならなさそうです。
情報元
パッチノート 9.6 | League of Legends