LOLのランク回せば上がる3つの理由とトリックって?

「回せばランク上がるでしょ」と、よく聞きます。なんなら「俺回してないだけだから~」という言い訳まで聞く有様です。ということで今回は「LOLのランクって、本当に回せば上がるの?」ということについて話していきます。正直今回の記事を読んだからと言って、別にLOLは上手くなりません。どっちかって言うとこの記事は「LOL女子」に読んでもらいたいですね。

「うちの彼氏回してないだけで上手いんだよ~キャピ!」「うちのかれっぴ回してないのに、〇〇(大体ダイア上位)なんだよ~」ってやつは本当に・・・なんていうか・・・。

まぁそうですね。そういう男と仲良くしているなら次の彼氏を探してほしいですし、今彼氏をLOLで探している人にも、この記事は読んでもらいたいと思っています。男性諸君も「ランク回さないだけって言い訳している野郎が許せない!」って人は、是非この先を読んでください。

LOLのランク「回せば上がる」は本当3つの理由

はい。本当です。基本的に回せば上がります。

◆システム的に上がる

LOLのランクは、確かRiotも昔言ってたので(もしかしたら今はレーティングシステム少し変わってるかもしれませんが)回せば上がるように出来ています。極端な話「勝ってプラス15・負けてマイナス14」とかだと、勝率50%でも500試合回せばプラス500LPですからね。多分適正レートに近づけば、もう少し緩やかになるとは思いますが恐らく、勝率50パーセントで500試合回せば2ティアは上がると思います。

ただLOLというゲームは「勝率を50%に近づけるようなシステムになっている」ともRiotが言っているので、50%で上がらないむしろレートが下がる人もいるのは、注意しましょう。

◆上振れを引きやすくなる

上振れとは「確率で自分が得する方に、偏ってくれるという状況」です。例えば「コインを投げて表を出したいときに、表が50%以上出てくれること」を上振れと言います。この話をするために、この記事を書いたとも言えます。Google先生というのは、本当にありがたいものです。僕の知りたい情報が書いていました。

まず「コインを2000回投げて表が1100回以上出る確率」という記事が出てきました。コインを投げた場合の表裏が出る話と、LOLというゲームもすごく極端に考えれば勝率が50%なわけですから、同じ理屈ですよね?

例えば、LOLで2ディヴィジョン上がるとしたら200LP必要なので、勝って20LPの人なら適正レートにいたとしても、そこから上がるには10勝ち越しで良いわけです。そこで一定の試合数で「10勝ち越し以上ができる場合」の計算をしたのが、上の画像になります。

この確率を高いと思うか低いと思うかは、あなた次第だとは思いますが200試合以上回した人の「最高〇〇だよ」という人の26%以上が、単純計算ですが2ティアより高くなります。500試合回せば、34%の確率で2ティア高くなります。

2年以上やっているなら「2年連続200試合以上」ということもあるので、その場合は45%近くの確率で2ティア高いところまで行けますし「3年連続200試合以上」でなら60%近くが行くことができます。試合数が増えれば増えるほど、年数を重ねれば重ねるほどこの確率は跳ね上がります。「2年連続500試合以上」なら、58%近くの人間が2ティア高いところまで行くことになりますからね。

◆単純に上手くなる

勘違いしないで欲しいのは、僕は「回すことは正義」だと思っています。ここまで読んで「あぁ、あいつ回してるからレート高いだけじゃん」と思っている人は、正直分かってないなと思います。なぜなら「回すこと」は、上達への道だからです。今まではあくまで確率の話をしているだけであって、回している人は当然モチベーションも高いわけですから基本的に、上手くなっていきます。適正レートで勝率50%から51%の腕になれば、300試合やれば6勝ち越しで1ディヴィジョン上がるわけですからね。回すことはレートを上げたい人、LOLが上手くなりたい人がする当然の行為です。

LOLのランク「回せば上がる」の勘違い

さてここまでは、あくまで「回せば上がる」ということは「本当のことだよ」というのを説明してきました。しかし実際のところを理解していない、もしくは勘違いしている人がいます。そこを説明していきましょう。

◆自分の適正レートを勘違いしている

これもRiotが公式に発表していましたが「プレイヤーは自分の適正レートを2ディヴィジョン高く思っている」ということです。この情報があったから、先ほどの上振れの話も2ディヴィジョン高くなるところで設定して話をしました。つまり「上振れで2ディヴィジョン高くなったところを自分の適正レート」だと思っているか、もしくは「上振れで2ディヴィジョン高くなった人たちと自分が同じ実力に見えるから、自分もその2ディヴィジョン高いところまでは行けると思っている」ということです。

そういう人達は、なんとなく上振れの概念を理解しているので「本当は適正ではない2ディヴィジョン高いレートから、更に上振れで高いレートまで行ける」と思っています。なんなら、上振れの概念を理解せず「俺はあのレートまで行けた。今は味方運が悪いだけ。更に上にも味方運が悪くなければ行ける」と思っている人までいる有様です。

「最高〇〇までいったよ」という最高レート発言に「お前の適正2デヴィジョン下だよ」なんてことは言いませんが「○○レートは雑魚だよ」とか、挙句「自分の適正レートを2ディヴィジョン以上高く勘違いして、頑張って回している人を馬鹿にしている人」は、勘違いだなと思います。

◆やればできるの勘違い

「俺回してないけど~。回せば上がると思うんだよね~」「○○くん回してないだけで、本当はもっと上のレートまで行けるよね~」「○○めっちゃ回してるじゃん。なのにこのレートなの馬鹿じゃね?」等など。。。こういう人たちに言いたいのは「テスト前勉強しなくても○○点だったわ~」「なんなら授業受けてないのに〇〇点だったわ~」という人に対して、疑問に感じないのかな?ということです。いやこれ以上は言わないですけどね。

◆結果がすべて

先程と同じ理屈で「勉強量少ないのに〇〇高校(大学)受かったわ」という人を、どう思いますか?結局、結果が全てなわけです。もちろん部活動等で、結果を出している人は別だと思いますよ。要するに「才能×努力量=人間としての価値」なじゃ訳ですか?なので社会人や学生をしていて、少ない時間の中レートを上げる人はすごいと思いますよ。LOL以外にも努力しているわけですから、別にそれで人間の価値をどうこう言いません。でも一方で別のことでただ時間を浪費していて、それで減った時間でランクを回すのが少ないけど高レートという人は、ただ努力できない人ですよね?

「え?俺APEXもランク高いけど」だって?あのね。物事というのは「50点から80点」を取るのと「80点から95点」を取るのは難易度が違うのです。特に女の子!聞いてるか?こういう男は結局、最後まで努力できませんよ。「やればできる子」と最後まで期待していいのは、お母さんだけです。まぁ中にはLOLでもAPEXでも様々なゲームで、最高レートまで行くような人もいますけどね・・・。でも結局いろんなゲームに手を出す人って、仕事もコロコロ変わると思いませんか?

LOLのランク「回せば上がる」のトリック

さてここからは更に「回せば上がる」というところを、深堀して考えていきましょう。

◆実は上振れを引く人はもっといる

先程の画像をもう1度見てください。例えば「200試合回して105勝以上の場合」の確率は、0.262311178。つまり26%ちょっとですよね。でもこれ実は数字のマジックで、上振れを引いている人はもっといるんです。何故かと言えば「200試合以下の試合数で勝率が下回っている人」は、試合を回さないことが多いからです。

「100人が200試合を回して、そのうち26人が上振れている」と「200人が回して、そのうち100試合で上振れを引かなかった100人は回すのをやめて、あとの100人が上振れそうだから200試合回す」とでは後者の100人の方が上振れを引きやすいはずです。何故なら最初の100試合でも上振れ下振れが起きているので、上振れを引いた人がより残った後者100人の方がより勝ち越ししやすいからです。

他にも最初の100試合で下振れを引いた瞬間に、別のアカウントを回している人も多いですよね?200人中というから少し変な感じがしますが、200アカウント中100アカウントが下振れを引いた瞬間に捨てると考えるといいかもしれません。

極端な話、適正レートのアカウントをたくさん持っているなら「1つのアカウントを600試合上振れを引くのを祈って回す」よりも「下振れを引いた瞬間、次のアカウントをする」ということを繰り返して、600試合回した方が上振れを引く効率はいいでしょう。なぜなら下振れを引いた瞬間に次のアカウントにすれば、負け越し分のマイナスが0に戻るわけですからね。下振れを引いた瞬間に、ノーマルなどに逃げて「前シーズンを含めた過去の最高レート」を自分のレートだと言う人は、沢山いるでしょう。

あなたの友達を冷静に見てください。「今シーズン回してないけど、最高〇〇なんだよね」「今シーズン最高〇〇まで行ったわ。それから回してない」という人は、見た目以上に多いと思いますよ。

◆回さない人の思考回路

「俺回さないだけなんだよね~」という人が、どういう人か分かりますか?こういう人たちは、薄々どこかで「俺は最高レートからは上がれない」と気づいているはずです。

例えばD2からマスターに上がった人で、そこから回し続ける人はあまりいません。何故なら「マスターという称号がちやほやされるから」です。これはグラマスでもチャレンジャーでも、ダイア4でもプラチナ4でも同じです。「あぁここから上には行けないだろうな。これは運がよかっただけだ。回したら適正レートまで落ちるだけだ」と薄々気づいているから「ちやほやされるレート」へ到達したら、それ以降は回しません。

もし周りで「いっぱい回している人」と「回していない人」が同じレートにいるなら、間違いなく「回している人」の方が上手い人です。同じレートから落ちていないわけですからね。

◆どうしてゴールド4・プラチナ4・ダイア4はひどいのか

よく「○○4のやつはひどい」といいますよね。1つ目の理由は、上記の「ちやほやされるレートへ上振れで行って満足しているから」ということがあります。もう1つは図で見れば分かりますが「ダイア4から上に上がれない人の適性は実はプラチナ2である」ということです。これはゴールドでもシルバーでもそうですし、なんならマスターでもそうです。

そして意外かもしれませんが、20勝ち越しでもこれくらいの確率でいます。500試合以上回せば、20%近くの人が20勝ち越しするのです。これは1勝で15LPもらえる人でも300LP。20LP貰えるなら400LP貰えることになります。極端な話5人に1人は、適正プラチナ4でもダイア4になれるのです。

◆勝率は50%に近づいていく

さて最後に言うのもなんですが、今までの上振れの計算は全て現実にはあり得ません。1つは先程も言ったように、Riotが勝率50%になるように試合を組ませるからです。ただこれに関しては、内部レートという面から見れば「勝ち越しするのと同じ価値のある内部レートに、なるような上振れをする確率」という風にも捉えれるので、あながち間違いではないと思っています。見た目には勝率的には50%に近くても、内部レートとそれに反映するレーティングには上振れが存在するということですね。実際に勝率が50%近くてもレートが上がる人は沢山います(落ちる人もいます)。

もう1つは実力の話です。普通は「適正レートから下振れをすればするほど、その後の勝率は50%を上回る」でしょうし、逆に「適正レートから上振れをすればするほど、その後の勝率は50%から下回る」でしょう。そうなればどんどん上振れする確率も、下振れする確率も下がっていくので結局、適正レートから小さな振れ幅で収まることでしょう。内部レートが高くても、その後勝率を保たないとレートが内部レートに追いつかないという現象もよく見る気はします。

◆日本サーバーは上振れがしやすい

ただ1つ悲しいことに、日本サーバーは人が少ないです。例えば今チェックした限りだと、日本サーバーは69,192個のアカウントがランクを回しているらしいですが、1番人が多いといわれるKRサーバーは3,183,549らしいです。 約46倍違います。1人あたりが回している試合数を考えたらもっと違う気がしますが、悲しいのでそれは考慮しません。特に高レートになればなるほど、普通は試合数が増えてもいい気はしますが、現状日本サーバーはチャレンジャーすら埋まっていない有様です・・・。

話を戻して同じレーティングには「上振れの人」「適正レートの人」「下振れの人」がいるわけですが、LOLのレーティングシステム上、同じディヴィジョンなら「適正レートの人」が1番多く配置されているはずです。つまりこれは誤解を恐れずに言えば、単純計算で「KRサーバーは日本サーバーよりも、48倍適正レートの人とマッチングする確率が高い」と言えます。これは言い換えると「日本サーバーは韓国サーバーよりも48倍運ゲーになる」ということなのです。つまり上振れしてどう考えても勝てないレートでも、韓国サーバーよりも48倍50%に近い確率でサイコロを転がすことができるということなのです。

「じゃあ下振れも同じだけするんじゃないかって?」確かにそれはあり得ます。しかしそれには「Duo」という必殺技があるのです。これにより、ただですら下振れした時は勝率が高くなるのに、さらに勝率は上がるので適正レートまでは比較的楽に上がることができます。

「日本サーバーの高レートに価値はない」なんて悲しいことは言いません。でも「上振れした瞬間回すのをやめて、まるで俺高レートなんだよね」という風に振る舞っている人は、残念な人です。LOL女子の皆さん。こんな奴に騙されてはいけませんよ。

まとめ

・回せば上がるは本当

・回してないやつの本当の適正レートを見極めろ!

・「回していないから」は言い訳にすらならない

・LOL女子の皆さん彼ぴっぴを作る際は「俺勉強してないんだよね」という風に脳内変換しても好きな相手にしよう

最後に

ということでね、とっても楽しく書けました。「計算的におかしくねーか?」というところがあったら遠慮なくお願いします!

僕は沢山、高レートのアマチュアの人を見てきましたが「上手いから回せば上がる」と言われてて、その後少し回して上がっている人を見たことがありません。というのも人間「勝率60%以上ある状態」なら楽しくやると思いませんか?

実際本当に才能があるのに、全然ランクを回さない人が昔いたんですけど、そいつはシーズン開始と同時に勝率70%くらいでチャレンジャーまでいって、その後勝率50に近づいてチャレから落ちて辞めました。その後のそいつを見ていると「サブ垢で女の子と1日2試合~6試合ノーマルかランクを回す」という生活だったので、僕は逆に「あいつでも勝率70%あったら楽しそうにランクするんだな」って驚いたことがあります。案の定その後、辞めましたが。

そもそも「ある程度高い勝率がないと回せない」人は「回せないから上がれない」人なんですよ。「やればできる子」って言うのは「やらないお荷物」ってのを優しく言ってるだけでしょう??

こんなことを言っているとまた怒られたりしそうなんですけど・・・いやでもいいですよ。回せない男性諸君は、ずっと言い訳しといてください。僕は、そんな言い訳男につかまる女の子が1人でも減ってくれたらいいなと思っています。

ちなみにこの話を高レートの人に話したら「マッチングシステム的にこうはならないよ。低レートの人数多いところならあり得る」と言われましたが一方で「あんな雑魚がなんで高レートいるの?」という話もよく聞くので、上記に書いたように「内部レート的に2ティアくらいの上振れ」はよくあることだと思っています。

この記事の著者

syouko

syouko

学生時代はスポーツでプロを目指し、その後スポーツのコーチへ。
CIV4マルチという闇のゲームを4年したあとLOLにハマり、アマチュアチームの代表兼コーチとして1年半運営。
LOLを競技として捉えている人達を応援しています。

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