- 2021-3-31
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「アグレッシブにプレイしよう」と散々、僕は言ってきました。しかし最近思うのは「そもそも上手くならない人って、周りのアグレッシブなプレイをやたら責めないか?」ということです。
なので今回は、周りのアグレッシブにプレイしている人を責めていても、上手くならないということを説明していこうと思います。ちなみに「俺は違う」と思っている人も、絶対に少なからず思っていることだとは思っているので、読んで損はないと思っています。
↓そもそもエンゲージって何?という方は先にコチラをチェック↓
【LOL攻略】エンゲージの失敗を責める人は上手くなれない
基本的に他人のせいにする人は、上手くなれないと僕は思いますが特に「エンゲージのことを責める人」は自分がエンゲージするチャンピオン使えばいいのになって思います。
◆エンゲージはアグレッシブの塊
エンゲージは、ファイトの開始を意味します。どちらのチームもエンゲージしなければ、一生ファイトが起こることはありません。ただ当然ながらどちらのチームも「いいエンゲージをさせてやるものか!」と思っているわけです。その中でエンゲージをするということは「試合を動かしてやるぞ!」という、アグレッシブな意思があるからなのです。「エンゲージをする」という思考は、アグレッシブな思考の塊です。そうでなければエンゲージはできません。
◆ファイトの負けはエンゲージした人以外にも責任はある
エンゲージを仕掛けたもののファイトに負けてしまうことは、よくあることです。というか、単純計算で50%はミスるわけですよ。ただ「エンゲージが悪くて負ける」というファイトもありますが「エンゲージは良かったけどそれ以外の原因で負ける」というファイトも腐るほどあります。
◆エンゲージは勝つためにすること
そもそもの話、エンゲージというのは「エンゲージすれば勝てるぞ!」という判断をしたからするものです。なのでエンゲージした側が、基本的には勝つようになっています。なのでそのエンゲージを判断した人は「これは勝てる!」と思って行動をおこしているわけです。当然エンゲージの判断が良い・悪いは存在しますが、エンゲージは勝つために必要なことなのです。
エンゲージ以外でファイトの負けを左右する要素
エンゲージのせいにする暇があるなら、これらのことが自分は出来ていたかを考えましょう。
◆エンゲージへの反応
エンゲージを仕掛ける人が1番イラつくもの、それは「エンゲージへの反応が遅いこと」です。「おっしゃ!勝ったな!」と思っても、後ろを見ると全く反応できていなかったりします。反応できてない人がいたら、そりゃあいくら良いエンゲージを決めても意味がないですよね。エンゲージした人以外の反応スピードで、勝敗というのは大きく変わります。味方がいつエンゲージしてもいいように、心の準備をしましょう。
◆フォーカスが合っているか
良いエンゲージを決めても、それ以外の人がフォーカスを合わせられないと意味がありません。例えば相手のキャリーにエンゲージをCCを決めても、味方が相手の前衛を殴っていたりするのはしょっちゅうありますよね。
例えばこちらのキャリーがリスクを取って前に出ることで、相手のキャリーを即落とすことができれば勝つことができた集団戦でも、ビビッて前に出なければいいエンゲージも台無しになります。
◆カウンターエンゲージを避けれているか
基本的に、エンゲージへの対処は「味方のキャリーを守る」か「相手のキャリーにカウンターエンゲージを仕掛ける」になります。なので味方のエンゲージがどれだけ上手く刺さっても、キャリーたちがカウンターエンゲージを思いっきり食らっていては勝てません。
しかしながら、これはエンゲージをした人の責任ではないですよね?よく「~がいるから前出れるわけないじゃん」とエンゲージをした人の責任になることをよく見ます。
いいですか?エンゲージを決めるのがエンゲージチャンピオンを使ってる人の仕事なら、エンゲージを避けるのがキャリーの仕事です。当然、カウンターエンゲージを避けるのもキャリーの仕事です。
◆試合時間が進めば進むほどエンゲージは難しくなる
エンゲージの理想は「人数差があるときに行う」「相手の1番ダメージがあるチャンピオンを即死させれるときに行う」というものです。ですが試合時間が延びれば延びるほど、グループアップをして真正面から睨み合う時間が増えます。ということは、試合が進めば進むほど「人数差があるとき」「キャリーを狙う」ということは難しくなります。なので試合時間が延びれば延びるほど、キャリーたちがどれだけダメージを叩き出せるかが重要になってきます。
あなたがもしキャリーを使っていてレートゲームになっているなら、集団戦の負けは80%以上あなたのせいであって、エンゲージの責任ではありません。
プロシーンを観ていても結構雑にエンゲージをして、それにカウンターエンゲージを仕掛けるというシーンはあります。これは「エンゲージをしたら100%勝てる!」というエンゲージではなく「今エンゲージしたら勝率は51%はあるだろう」というものです。
迷ったら前に出れない人は上手くなれない
エンゲージした人の責任にしている人は、大体これが出てきていない人が多いです。大体の上手い人は「さっさとエンゲージしろよ!」と思ってます。
◆判断力は0.1秒の世界である
1秒の差で、なんなら0.1秒の差。もっと言えばそれ以下の判断力の差で、ファイトの勝敗の差が生まれることはあります。どれだけ上手い人同士であっても、その判断力の差で勝敗は分かれてしまいます。エンゲージには素早く反応しましょう。
◆まずは前に出てから考える
もちろん理想的には「何をするべきか」考えてから、最適解を出すのがいいでしょう。下がるべきところで下がるのが理想です。しかしながら、そんなことができれば苦労しません。なのでまずは、前に出ましょう。迷ったら前に出ましょう。それだけで迷いが消え、判断の早さが産まれます。もちろん先ほど言ったように、最適解ではない間違った判断もいっぱいすることでしょう。
もし「前に出ること」が間違った判断であっても、相手が判断に迷っていれば、その間違った判断を突くことでで成功を得ることも可能です。相手よりも1秒でも早く、0.1秒でも早く判断するために前に出ましょう。
◆まずは下がる人は何も得れない
じゃあ「迷ったら下がる」というのは、どうでしょうか?確かに、それなら同じ判断スピードを産みだすことが可能です。しかしながら、それだと相手よりも判断が早くても、プラスになることはありません。強いて言うならマイナスになることが減るだけです。
もし下がるのが間違っている判断だった場合は、得れたものが得れません。それどころか味方が「前に出るという正しい判断」をしているのにも関わらず、マイナスになることもあるでしょう。
先ほど言ったように前に出る間違っていても、判断が早くてプラスになることは沢山あります。「迷ったら下がる」のは必ずやめてください。悪い癖です。それなら前に出て「やべぇミスった!」という状態から、何とかする技術を磨いたほうが絶対に上手くなります。
アグレッシブとトロールは紙一重ではある
はい、ここまで読んで「けどあいつらトロールじゃん。俺トロールみたいな動きしたくないよ」という人が一定数いることはわかります。そういう人は、ここまで読む前に閉じちゃいそうだけど・・・。
◆アグレッシブにプレイするということはミスと隣り合わせ
アグレッシブにプレイするということは、当然ミスと隣り合わせになります。アグレッシブにプレイしているのにノーミスなら、その人はもっとアグレッシブにプレイすることができるか、ただの神です。ミスというのは、トロールに見えることがよくありますよね。つまりアグレッシブにプレイすることは、トロールと隣り合わせということでもあります。
◆大人しくしとけよという気持ちはわかる
ここまで読んでくれた人をフォローしときますが、確かに「雑魚が!黙って大人しくしとけよ!お前らが自我持つから負けるんだよ!」という人の気持ちは、わかりますよ。え?そこまでは思ってないって?・・・・・・まぁわかります。でもアグレッシブにプレイして成功することと、アグレッシブにプレイして失敗してトロールになることは紙一重なのです。
◆君と同じレート
アグレッシブにプレイしてトロールになる人は、あなたと同じレートなのです。つまり「アグレッシブにプレイしないで、トロールにはならないけどその分、成功も少ない人」と「アグレッシブにプレイして成功は多いけど、その分トロールな人」は、等価値なのです。
チームゲームをやればわかりますが「みんな失敗を恐れているチーム」というのは、びっくりするくらい何もできずじりじり負けていきます。「相手のミス待ち」で勝ちを拾えることもありますが、それはチームとしての上手さではありませんよね。そしてそういう「あいつ下手なのになんでこんなレートいるの?」という人は、他の試合では実は上手くやっていて、気づいたらあなたよりも上のレートにいるでしょう。
◆自分もアグレッシブにできない
「私はアグレッシブにプレイするけど、雑魚は大人しくしとけよ」というのは、少しわがまますぎるでしょう。
もちろん「バスに乗る技術」というのは必要なわけですが、それも結局「アグレッシブにプレイして試合を勝ちに導く能力」+「上手い人のバスに乗って試合を勝ちに導く能力」=「レート」なわけですから、ある程度仕方ないことではあるんですよ。
人に「大人しくしとけよ!」という気持ちはわかりますが、それで「味方が大人しくしとけばレート上がるのに!」というのは完全に言い訳です。あなたのレートが上がらないのは「アグレッシブにプレイして成功する能力」又は「バスに乗ってキャリーしてもらう能力」が足りていないのです。
まとめ
・エンゲージというのはアグレッシブにプレイしないとできない
・アグレッシブにプレイしていたらミスをすることもある
・ミスとトロールは紙一重
・人のミスを指摘する暇があったら、トロールになるくらいアグレッシブにプレイする
最後に
「他サーバーと日本サーバーは低レートに違いはない」という意見があります。確かに「低レートの実力は違いがない」かもしれません。ただ僕が自信を持って言えることは「他サーバーと日本サーバーでは、他サーバーの方が上手くなる人が多い」ということです。
それは、言ってしまえば「アグレッシブにプレイする人が多い」ということです。もっと言えば「アグレッシブにプレイする人が周りに多い」とも言えます。さらにもっともっと言えば「アグレッシブにプレイする人に合わせるプレイが上手い人」「アグレッシブにプレイする人を相手にするのが上手い人」がレートが上がる環境と言えます。
サッカーとかでフォワードが育たないとかいう話をよく聞きますが、LOLでも似たようなことになっているなぁと感じます。「もっと自分の力で勝たせてやる!」と思っていいでしょうし、もっと「あいつ自分の力で勝ちたがっているな」と感じ取って、合わせる動きも頑張りましょう。