- 2019-6-14
- LOL初心者向け情報, ゼロから始めるリーグオブレジェンド
- LOL攻略, オブジェクト, バロン

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こんにちは。今回は「どのタイミングでどこへいったらいい?」「バロンっていつ取るの?」という初心者の人に向けて試合内の動き方について簡単にまとめました。基本的な意識や動き方を確認していきましょう。
オブジェクトの意識
出典:leagueoflegends
極論になりますが、『リーグ・オブ・レジェンド』はキルを取らなくても勝つことが出来るゲームです。勝利条件は敵の本拠地を破壊することなので、4人倒されている状態であっても最後の1人が本拠地を破壊すれば、勝利出来るわけです。逆に言うと、「どれだけキルを取っていたとしても本拠地を破壊しなければ勝てない」のです。』『LoL』においてローテーションは非常に大切で、極まってくるとそれだけでオブジェクトを奪取できたりします。こちらの動画を見るとローテーションの重要性がよく分かると思います。
↓動画↓
ではなぜキルを狙うのか?キルを狙う理由は、序盤と中盤以降で異なります。序盤にキルを狙う理由は、ゴールド差や経験値差を作り試合運びを有利にすることが目的です。中盤以降にキルを狙う理由は、人数差を作りリスクの少ない状況でオブジェクトを狙うことが目的です。これを頭に入れて、「キルはできるけど勝てない」という状況を打開していきましょう。
■序盤に意識するべきオブジェクト
序盤、具体的には0分から14分の間に意識するべきオブジェクトは「タワープレート」と「リフトヘラルド」です。タワープレートは、各レーンの外側タワーに試合開始から14分間だけ付与されている固有の能力で、タワーの現在HPに応じて物理防御と魔法防御が増加する効果があります。また、一定量のHPを削ることで物理/魔法防御増加効果が発動し、その際に付近のチャンピオンへ160ゴールドを分配します。この効果が発動するタイミングは5回あるため、1つのタワーから得る事の出来る最大ゴールドは800ゴールド。
外側タワーを壊した場合には、チーム全員に50ゴールド+タワー周囲のチャンピオンで250ゴールドが分配されるため、プレートがある場合のタワーの価値は800+250+250=1300ゴールド、『B.F.ソード』1本分です。敵チャンピオンを倒した際に得れるゴールドの基本値は、300ゴールドなので4キル分のゴールドがタワーから貰えるのです。これほどゴールド効率のいいオブジェクトは他にないので、積極的にタワープレートを狙っていきましょう。
プレートの効果が発動しているタワーは、HPが少なくなるにつれて物理防御と魔法防御が増加するため、14分までに破壊しきるのは中々困難です。不滅ルーンの『打ちこわし』や中立モンスター『リフトヘラルド』を用いることで、プレートの破壊が容易になることを意識しましょう。
■中盤に意識するべきオブジェクト
中盤、15分から25分の間で意識するべきオブジェクトは「ミッドの外側タワー」と「ドラゴン」です。試合開始後14分からはタワープレートが消滅し、タワーを破壊するのが非常に簡単になります。ここからはタワーを折りながら視界の有利を広げ、自チームの取りたい戦略を押し付けて行きたい所。その上でミッドレーンの外側タワーの有無は非常に重要になってきます。
■終盤に意識するべきオブジェクト
25分から意識するべきオブジェクトはもちろん「バロンナッシャー」と「インヒビター」です。この時間帯からは特に視界差や人数差を作り、積極的に相手をキャッチしたりバロンの獲得を狙いましょう。
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基本的なローテーション
出典:leagueoflegends
よく言われるローテーションとは、どのオブジェクトを狙うかに合わせてチームの陣形や配置を変更する動きのことを言います。前の章で説明したオブジェクトを意識した場合、各レーンのローテーションは基本どうなっていくのか見ていきましょう。
■トップのローテーションの基本
トップレーナーの基本的なローテーションは
- タワープレートを狙う
- ジャングラーと共にリフトヘラルドを狙う
- ミッドの外側タワーを狙う動きに参加する
- 自チームが狙いたいオブジェクトの反対側のレーンをプッシュする
になります。自チームが狙いたいバロンやドラゴンがある反対側のレーンをプッシュし、2つのオブジェクトにプレッシャーをかけましょう。この時に、敵ジャングルに視界を確保して倒されないように動く事が大切です。
■ミッドのローテーションの基本
ミッドレーナーは基本的に、ローテーションの必要はあまりありません。初心者が意識するべきは
- ミッドタワーを割られないようにする
- 味方がオブジェクトを狙っている時は寄れるようにしておく
というところ。これを実行する為に、レーンの主導権を握っておく事が大切です。
■ボットのローテーションの基本
ボットのローテーションは、現環境において非常に重要です。タワーのHPを削る事はADCの大きな役割であり、現環境において前述したようにその影響力はすさまじいものがあります。特にボットの外側タワーは、他のタワーと異なり試合開始後5分間付与されているダメージ50%軽減の効果がありません。序盤から積極的にタワーのHPを削っていきましょう。
ボットの外側タワーが破壊できたら、基本的に次に狙うのは「ウェーブクリア能力の低いチャンピオンが対面のレーンタワー」か「ドラゴン」です。それに加えてアイテムが揃うまではファームを意識しましょう。ADCはアイテムが揃ってこそ真価を発揮します。サポートは味方のアクションや狙うオブジェクトに合わせた視界確保を中心に行っていきます。
オブジェクトを狙うべきタイミング
出典:leagueoflegends
ここまで、時間帯によって意識していきたいオブジェクトは何か、それを狙うために基本的にどうローテーションするべきかを書いてきました。では、それらのオブジェクトを狙うタイミングはいつなのか?
■基本のタイミング
オブジェクトを狙う基本的なタイミングは、「出来るだけリスクを負うことなくオブジェクトを確保できる時」です。ドラゴンやバロンの場合なら、敵チームが確定ダメージを与える手段がない時(ジャングラーのスマイトやチョ=ガス、ヌヌのスキルによる確定ダメージなど)になりますし、タワーの場合はウェーブクリア能力の高いチャンピオンを倒している、相手のエンゲージ手段がない時になります。
■オブジェクトを狙う為の動き
上記したタイミングに共通しているところは、人数差やサモナースペル、ウルトなどの差を作れているという点。中盤以降、試合を勝ちに導く為にはこういった差を作るアクションやローテーションがカギになってきます。前述した内容を踏まえて具体的なアクションをあげていくと
- 相手のジャングル奥に視界を置いて敵をキャッチし、人数差を作る
- トップレーナーのローテーションによってテレポートの使用強要やオブジェクトへのプレッシャーを与える
などがオブジェクトを狙うために必要な動きになります。
■オブジェクトに触っているときの注意点
オブジェクトに触っているときに注意する事は、まず「リスクを減らすこと」です。ドラゴンやバロンなどをスムーズに確保する為には、視界の確保や近づいてきた相手に対してプレッシャーを与えて、簡単に仕掛けさせないようにする、タワーを攻撃するときには敵チャンピオンを長距離から攻撃して撤退させる、などできる限り安全な状況を作るのを意識しましょう。
また、ソロランクなどでは明らかに間違った動きをチームがしてしまう場合があります。諦めさせられるならそれに越したことはないですが、もう止められない状況になってしまったら一人だけ正しい事をするより全員で間違った事をする方が結果的に上手くいく場合もあります。上手く状況判断しながらチームを勝利に導く為にオブジェクトを狙っていきましょう。
まとめ
今回は、初心者の方に向けて
- 時間帯別に意識したいオブジェクト
- 各ポジションの基本的な動き方
- オブジェクトを狙うタイミングや注意点
を中心にまとめました。もちろん状況によっては例外と呼べる選択を取る事もありますが、どういう状態が例外なのか判断する為にも基本的な動きを学んでおく事は非常に大切です。この記事が少しでも参考になれば幸いです。
アイキャッチ画像出典:leagueoflegends