- 2019-3-29
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皆さんは「ワード置けよ」と言われた経験ありませんか?初めてすぐの頃AI戦でやっと操作に慣れてきて、いざ対人戦に行ったときに友達や一緒にプレイしている人から言われた経験がある人は少なくないはずです。
しかしワードを置くと一概に言っても、「どこに置けばいいの?」「いつ置きに行けばいいの?」ということが分からないため結局置けずじまい。そんな方に向けて、ワードのイロハをお教えします。
レーン戦が終わった後は下記の記事をご覧ください!
【LoL攻略】レーン戦終了後のワードの場所と目的は? 初心者のためのワード・トリンケット講座
ワードの種類
ワードには大きく分けて3つの種類があります。通常ワードと呼ばれる「ステルスワード」、ピンク・赤ワードとも称される「コントロールワード」、トリンケット・黄トリと呼ばれる「ワードトーテム」の3種類です。
ちなみにトリンケットと呼ばれるアイテム群の中にはワードトーテムの他に、「ファーサイトオルタレーション」「オラクルレンズ」などがあり、ワードとしての使い方とは少し離れますが、それについてもそれぞれの効果や使い道などを解説します。
ステルスワード(通称:ワード)
視界1100を持つステルスワードを指定地点に設置する。オブジェクトは設置から約3秒後にステルス状態になり、150秒間持続する。同時に設置できるステルスワードの数は最大3個までで、4個目を設置すると最初に置いたステルスワードが破壊される。
ステルスワードは視界を確保出来るアイテムで相手の位置情報が重要なLoLにおいては特に重要なアイテムになります。味方のミニオンやチャンピオンがいる場所では視界が照らされていますが、そこから味方がいなくなってしまうと暗くなってしまうので、ワードを置いて居ないときも視界を取るわけです。記事執筆時点では「ステルスワード」というアイテム自体は存在せず、ステルスワードを設置することが出来るアイテムがいくつかあります。
ノマドの瞳
アセンションの瞳
フロストの瞳
ウォッチャーの瞳
セレスティアルの瞳
真髄の瞳
以上がステルスワードを置くことができるアイテムで、どれもサポートロールのチャンピオンが購入するアイテムの派生アイテムです。だからこそ、サポートがワードを置く係というわけです。それぞれのアイテムにより、リコールごとにストックされるワードの数が決まっています。
ちなみにこの他にもルーン:ねこばばにより出現するアイテム「奪ったステルスワード」というものがありますが、通常のステルスワードよりも効果時間が短いことが特徴です。
コントロールワード(通称:ピンク、赤ワード)
視界900視界内のカモフラージュ状態の敵チャンピオン及びステルス状態のワードとトラップを看破し、その間ワードの機能を停止させる。各プレイヤーが同時に設置できるオブジェクトの数は最大1個までで、2個目を設置すると古いオブジェクトが破壊される。2つまで同時に持つことが可能。破壊されるまで永続するが、ステルスにならない。
コントロールワードは相手が置いたワードを無効化・破壊したり、イヴリンやトゥイッチのカモフラージュ状態を看破したり、ニダリーやティーモのトラップを看破するアイテムです。
各チャンピオンが1つずつまでしかマップに置くことが出来ませんが、壊されるまで視界を取り続けられることや、相手の視界が無いということを知るためにとても重要なワードのため、ゲームに参加する全員が定期的に購入するべきアイテムです。
なぜピンクと呼ばれることがあるかについては、遠い昔のLoLでは今のような赤色ではなく文字通りピンク色だった時代があったからです。
トリンケット
トリンケットは6つあるアイテムスロットの他に個別に設けられたスロットに対応す3種類のアイテムで、全員が3種類の中から1つを選択しゲーム内で使用します。3種類のアイテムは自由に入れ替えることが出来、必要に応じて変更が可能です。
ワードトーテム(通称:黄トリ)
1チャージ消費してステルスワードを指定地点に設置する。購入時のチャージ数は1で最大チャージ数は2。
持続時間:90秒~120秒(全チャンピオンの平均レベルに応じて増加)
チャージ増加時間:240秒~120秒(全チャンピオンの平均レベルに応じて減少)
ステルスワードよりも効果時間が短いステルスワードを設置するアイテムです。用途はステルスワードと変わりません。
ファーサイトオルタレーション(通称:青トリ)
視界500を持つオブジェクトを指定地点に設置する。味方はこのワードをターゲットできない。
クールダウン:148秒~99秒(自身のレベルに応じて減少)
発動範囲:4000
ステルスワードよりも狭い範囲の視界を確保するオブジェクトを設置するアイテムです。遠くから指定の場所の視界を取ることが出来るため安全に視界確保がおこなえます。
しかし置いた後にステルス状態にならないためすぐに壊されてしまうことが多く、継続して視界を取るためではなくその瞬間にその場所の視界が欲しい時(ドラゴンやバロンをやっているかどうか見る時など)に使用します。
オラクルレンズ(通称:赤トリ)
10秒間自身のチャンピオンの周囲を照射してステルス状態のワードとトラップを看破し、その間ワードの機能を停止させる。
また、ステルス状態の敵チャンピオン及び可視状態だが自身には見えていないユニットを赤い影で表示する。
クールダウン:90秒~60秒(自身のレベルに応じて減少)
効果範囲:750
相手のワードやステルス状態のトラップを破壊するのに使われます。その他、ステルス状態の敵チャンピオンや自身の視界がないブッシュなどにいる敵チャンピオンを赤い影で表示し、危険を察知します(攻撃は不可)。
ワードが重要ということは相手にとっても同じことが言えるので、相手のワードを壊すことも同じくらい重要です。サポートアイテムが完成してステルスワードを置けるようになったサポートや、ジャングラーがファーストリコール後にワードトーテムから買い替えるケースが多く、多くの場合は相手のワードを破壊してのガンクや、ドラゴンやバロンなどのオブジェクト取得に繋げます。
目的別!ワードを置く場所とタイミング
ワードにどんな種類があるのか、どういった用途で使用するかはご説明したとおりです。実際のゲーム中の画像と一緒に、ここからは目的別にどんな場面でどこに置くと効果的か、代表的な位置を紹介します。ファーサイトオルタレーションはサポートで持つケースはほとんどありません。味方のADCに任せましょう。
画像内にでてくる赤い丸印がおおよその見える範囲、黄色い矢印は相手のチャンピオンの動くパターンです。
相手のジャングルの位置を把握する
相手のジャングルの位置が分かれば、そこから相手のジャングラーがどこに動くのか、どういったルートで動くのかを予測しやすくなります。見えた場所から遠いレーンなら強気に仕掛けることが出来たり、味方のジャングラーが多少無理やりなタワーダイブを選択してもリスクがありません。
画像の場所はブルーサイドでプレイする時に強いワード。敵ジャングラーがグロンプや青バフを狩っているのが分かり、そこからどのように動いたかを見ることが出来ます。レーンから少し離れる必要があるためレーンが安全な時(主に押し込めている時)に、相手のミッドがレーンに見えている時(キャッチされてしまう可能性があるため)に設置を狙ってみましょう。
自分がレッドサイドなら、相手のゴーレムに置きに行くこともありますが、マップの関係上相当リスクが高いため置きに行かないほうが無難です。
相手のガンクを警戒する
ワードが全く無いと、ガンクに気づいたときには時既に遅く、デスしてしまう場面が多くあります。相手のガンクに来るルートをワードで押さえておくことで、レーンでの死亡率を大幅に下げることが可能です。
画像の場所はブルーサイド側で相手のボットガンクを早めに察知することが出来るワードです。歩いてくる場合もブラストコーンを使用する場合も1つのワードで見えるため、一石二鳥と言えます。レッドサイドであれば、ドラゴンの前や相手のジャングルの入り口のブッシュに置くことで、ガンクを早めに察知できます。
レーン戦で有利を広げる
トップレーンとミッドレーンでは、レーン上にブッシュ(茂み)があります。レーンが押されている時にブッシュが見えていないと、そのブッシュからのスキルや攻撃に対応出来ずにやられてしまうことがあります。逆に、レーンを押せている時はブッシュにコントロールワードを置き相手の視界を奪うことで、戦闘後すぐにブッシュに入りミニオンからのダメージを減らしたり、相手からのフォーカスを受けないなどの強みがあります。
画像のように押し込んでいる時にコントロールワードを置くことで、相手はそのブッシュの中を常に警戒しなければなりません。ボットレーンでは、このブッシュの視界の取り合いが勝負の鍵にもなり得ます。ジャングルのガンクルートとしても、レーンをまっすぐ歩いてくるルートとしてここを通りますからさらに重要です。
味方のガンクを決まりやすくする
こちらはコントロールワードやオラクルレンズの役割です。相手が警戒しているルートのワードを破壊することにより、味方のガンクが決まりやすくなりますよね。味方のジャングラーがボットレーンにガンクしたがっている時はすかさず実践しましょう。
コントロールワードを置いても良いですがそれぞれのブッシュに1つずつ、合計で2つ必要です。オラクルレンズを持っていれば画像のように移動することで、ジャングルが通るであろうルートの相手ワードを全て確認することが出来ます。
テレポートしてもらう
ボットレーンではトップやミッドからのテレポートによる援護があり、集団戦になるケースが多くあります。その際に相手の後ろにワードがあったら、挟み撃ちに出来るため相当強い戦術です。味方のトップレーナーと連携して、テレポートできそうな30秒前~1分前くらいに置けるとベストです。
1枚目の画像はブッシュの中も確認しつつテレポートも狙えるワード、2枚目の画像はテレポートガンクの際に、相手をレーン側にもリバー側にも逃げにくくする位置のワードです。
まとめ
何のためにワードを置くのか、ということを意識するにあたっての5つのポイントと、それぞれの置くタイミング、使用アイテムは下記!
目的 | 置くタイミング | 使うワード・トリンケット |
---|---|---|
相手のジャングルの位置の把握 | レーンが押せている時 | ワードトーテム ステルスワード |
相手のガンクを警戒 | いつでも | ワードトーテム ステルスワード |
レーン戦での有利 | レーンが押し込まれている時 レーンを押し込んでいる時 |
ワードトーテム ステルスワード コントロールワード オラクルレンズ |
味方のガンクを援護 | 味方が近い時 ガンクして欲しい時 |
コントロールワード オラクルレンズ |
テレポート用 | トップが有利な時 押し込まれる前 |
ワードトーテム ステルスワード |
今回は、レーン戦にフォーカスを当ててワードを置く目的、タイミング、場所を解説しました。これがゲームを通してとなると、さらに多くの効果的な場所やタイミングなどを覚える必要があります。上記の表も、一概にはこの通り動けばいいというわけではなく状況によりけりなので、最初のうちはこれにならってワードを使い、今後成長とともに自分でタイミングや場所を見つけてみてください!
ゲーム全体を通してのワードや、トップ・ミッドのワーディングなどの記事も執筆予定。続編をお待ち下さい!
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