【2022】シャドバのローテーションとは?ルールやおすすめデッキを紹介

シャドバのローテーション

シャドバのフォーマットは、ローテーションとアンリミテッドの2種類あります。そこで、ローテーションはどんなルールなのか?どのデッキが強いのか?気になる人も多いですよね。

今回は、ローテーションのルールやスタン落ちの仕組みおすすめのデッキなどを詳しく解説します。初心者でも楽しめるフォーマットなので、ぜひチェックしてみてください。

ローテーションとは?

ローテーション(ローテ)は、限られたカードプールで戦うフォーマットです。そのルールについて詳しく見ていきましょう。

最新5パック+ベーシックカードが使える

最新5パック+ベーシックカードが使える

ローテのデッキを組むときは、最新5パックのカードと、最初から持っているベーシックカードが使えます。

2022年2月現在は、「十天覚醒」「暗黒のウェルサ」「リナセント・クロニクル」「災禍を超えし者」「十禍闘争」の5パックが対象です。1クラスあたりのカード枚数は、絵違いカードを除いてニュートラルも含めると、117枚あります。

ベーシックカードは、フォーマットに関わらず全プレイヤーが使えるカードで、1クラスあたり19枚です。アンリミよりも覚えるべきカードが圧倒的に少ないので、初心者でも楽しみやすいでしょう。

3ヶ月ごとにローテ落ち(スタン落ち)する

12月27日のメンテナンス後ローテンションで使用できるカード

ローテーションという名前の通り、使えるカードパックは1パックずつ入れ替わっていきます。新パックが実装されると、5パックの中で一番古いパックがローテ落ち(スタン落ち)して、新環境が始まるという仕組みです。

新パックは3ヶ月ごとに実装されるので、ローテ落ちの周期も3ヶ月と考えましょう。定期的に環境が変わることで、マンネリ化せずにゲームを楽しめますが、いずれ使えないカードが出てくるのはデメリットです。

アンリミテッドとはルールやランクも違う

ローテーションとアンリミテッド

使えるカードが限られるローテーションに対して、第1弾パックからの全カードが使えるアンリミテッド(アンリミ)。1クラスあたりのカードは500枚を超え、デッキ構築の幅も広いのが特徴です。カードをあまり持っていない無課金の人や、初心者にとっては遊びにくいフォーマットかもしれません。

ローテとアンリミはまったく別物なので、ランクマッチでのポイントも個別に計算されます。もし、ローテとアンリミでグラマスを目指すなら、それぞれで10,000MP稼がないといけません。また、ローテとアンリミのMPランキングに入ったら、報酬も2倍になります。

ローテとアンリミの違い

ここからは、ローテとアンリミはどう違うのか、より詳しく解説していきます。シャドバをやり込んでいる筆者の感想として、一つの参考にしてみてください。

ローテ:比較的デッキが多様な環境

カードの制作について

アンリミに比べると、ローテではゲームバランスが保たれていて、さまざまなデッキを見かけられるのが特徴です。シャドバの公式生放送「しゃどばすチャンネル」でも、新カードの能力はローテを基準に決めていると明かされました。

1月6日メンテナンス時のカード能力の変更

それでも、一時期の「進化ネクロ」のように、1強状態になることもあります。そこで、強いカードがナーフされたり、不遇なクラスがアッパー(強化)されたりすることも多いです。そのため、ローテ環境は整備されているといえるでしょう。

また、ゲーム内で手に入るカードパックチケットも、ほとんどがローテ向けです。初心者でもカードを揃えやすいですが、デッキの必要エーテルが高額になりやすいのはデメリットといえます。とはいえ、今からシャドバを始めるならローテのほうがおすすめです。

アンリミ:トップとの差が激しい環境

アンリミ:トップとの差が激しい環境

アンリミでは、強いデッキが限られていて、あまり多様性がありません。最近は「狂乱ヴァンプ・骸ネクロ・AFネメシス・超越ウィッチ」が強く、そこに「回復ビショップ」も割って入ろうとしています。それ以外のデッキでは、勝つのが難しい現状です。

もちろん、構築やプレイング次第では、上記のデッキ以外で勝てる可能性もあります。ただし、早いターンにOTK(ワンターンキル)されたり、大型のフォロワーを並べられたり、理不尽な負け方ばかりです。また、アンリミ向けのナーフも行われますが、環境はほとんど変わっていません。

ヴァンパイア

アンリミのメリットは、一度組んだデッキをずっと使い続けられること。ローテ落ちを気にする必要はなく、使えそうな新カードがあればデッキ構築を変えていくイメージです。それでも、アンリミで色々なデッキを1から組みたい場合は、無課金では厳しいと考えられます。

【2022年2月】クラス別のおすすめデッキ・立ち回り

2022年2月1日より、第23弾パック「十禍闘争」のアディショナルカードが実装されました。いつもよりカードの枚数が多く、以前登場した絶傑のリメイクでなので、ローテ環境も盛り上がっています。

ここからは、現環境でおすすめのデッキをクラス別にご紹介します。立ち回りも解説しているので、ぜひ自分の手に合うデッキを探してみてください。

ラティカエルフ

ラティカエルフ

  • プレイ難易度:高
  • 必要エーテル:71,300

万緑の回帰・ラティカ宿命の狐火・セッカ、2枚のフィニッシャーを両立させたデッキ。瘴気の妖精姫・アリアを進化させて、フェアリーで突進+バーンダメージを行いつつ、ラティカの疾走条件である「1ターンで12枚プレイ」も狙います。

主な立ち回り

リバースブレイダー・アマツ

アリアを進化させれば、リバースブレイダー・アマツフォレストフェアリーなど、フェアリーを場に出すカードが大幅に強化されます。特に、アマツの効果でセッカやラティカを手札に戻せれば、スペルを回収しつつフェアリーを展開できるのが強力です。

宿命の狐火・セッカ

場を離れたエルフフォロワーが20体に達すると、九尾の決意でセッカを疾走させられます。九尾の決意1枚で+4/+4されるので、ダメージ計算は次のように考えましょう。

  • セッカ+九尾の決意×1:7ダメージ
  • セッカ+九尾の決意×2:11ダメージ
  • セッカ+九尾の決意×3:15ダメージ
  • セッカ+九尾の決意×4:19ダメージ
  • セッカバウンス×1:12ダメージ(7+5)
  • セッカバウンス×2:17ダメージ(7+5+5)

妖花の捕食者閃光のエルフ・アルバータなど、他の疾走フォロワーも出せれば、さらにダメージが伸びます。

エルフ:万緑の回帰・ラティカ

1ターンで12枚カードをプレイできれば、8/8疾走のラティカで2回攻撃できます。ラティカのプレイングで意識すべき点は次の2つです。

  • 1~3枚目にラティカを出す
  • 0コストの枚数を数える

4枚目のPP回復効果は、ラティカを4枚目に出すと発動しないので注意しましょう。

また、0コストの枚数は自分のPPに対して何枚あるか数えると、ダメージ計算が簡単です。たとえば、自分がPP7でラティカを持っていたら、0コスト5枚+1コスト7枚で12枚に達します。0コストのフェアリーウィスプラティカの抱擁はもちろん、バウンスカードも活用してOTKを狙いましょう。

進化ロイヤル

進化ロイヤル

  • プレイ難易度:低
  • 必要エーテル:67,700

フォロワーを並べて連携数を稼ぎつつ、アサルトナイトモノクロのエンドゲームで進化回数を稼ぐデッキです。進化回数が5~7回に達したら、ロストサムライ・カゲミツなどを活かして体力を削り切ります。また、空絶の簒奪・オクトリスを軸に、財宝カードを活用することもポイントです。

主な立ち回り

撲滅の兵団長

中盤までは、連携数と進化回数を稼ぎましょう。連携8でオクトリスが無償進化できたり、連携10で撲滅の兵団長が直接召喚されたり、立ち回りが大きく強化されます。進化回数を稼げれば、コストが下がるクレイモアマスターや、全体ダメージを与えるカゲミツなどでフィニッシュを狙えます。

空絶の簒奪

オクトリスの進化時に加わる空絶の残光は、財宝カードを融合することで1枚ドローできるスペルです。融合するだけでドローできるので、安定して立ち回るには欠かせません。4枚融合していれば、コスト2で8ダメージ与えるフィニッシャーとなります。

進化ウィッチ

進化ウィッチ

  • プレイ難易度:中
  • 必要エーテル:57,600

フラワリングマジシャン・マリー叡智の結実などで、進化回数を稼ぎながら戦うデッキ。ユピテルギルド会議などで回復しつつ、魔導の申し子・フュンフで盤面を制圧するのが狙いです。

主な立ち回り

叡智の結実

中盤までは進化回数を稼ぎつつ、盤面を処理していきましょう。機械カードは叡智の結実に融合したり、清澄の蒼・テトラの無償進化に使ったりします。進化5回に達したら、ユピテルやギルド会議、アンブレラウィッチなど回復手段が豊富です。

進化回数を稼いでフュンフの解放奥義を発動できれば、コスト6以上のフォロワーを並べつつ、全体を+5/+5できます。黄昏の神槍・オーディンが破壊されていれば、8/8の疾走として場に出せるのが強力です。また、アンブレラウィッチと同時に出して、8/8の疾走にすることもできます。

バフドラゴン

バフドラゴン

  • プレイ難易度:低
  • 必要エーテル:53,750

デッキや手札のフォロワーにバフをかけて、積極的に攻めるデッキです。コーラルシャークウィンディドラゴニュートなど、体力をバフされることで効果を発揮するカードが多いです。PPブーストを進めつつ、焦熱の竜翼・ドラークなどで体力バフを行いましょう。

主な立ち回り

バフドラのフォロワーは、体力+2で効果を持つカードが多いので、デッキを2回バフすることを優先しましょう。序盤で竜の目覚め原初の炎熱などを引ければ、スムーズに2回バフできます。また、竜の託宣オラクルドラゴンでPPブーストもできれば理想的です。

焦熱の竜翼・ドラーク

2回バフできれば、ウィンディドラゴニュートが疾走を持ったり、メルヘンマーメイドが2枚ドローできたりします。ドラークのみ4回バフが必要ですが、2回バフ+進化でも効果を持つことは覚えておきましょう。バフ以外でも、ブルータルドラゴニュート竜槍の戦士・ローウェンなどでダメージを稼げます。

進化ネクロ

進化ネクロ

  • プレイ難易度:中
  • 必要エーテル:47,450

「自分がネクロマンスした値」を稼いで、カースメーカー・スージーの直接召喚を軸に戦うデッキです。妖しき薬師・シャオ霊体の侵入などをネクロマンスでプレイしつつ、コストを下げたスケルトンレイダーでフィニッシュを狙います。

主な立ち回り

カースメーカー・スージー

スージーを直接召喚させるために、ネクロマンスの合計10を目指しましょう。静謐の墓守でネクロマンス4、何らかのカードでネクロマンス6できれば、早々に達成できます。ネクロマンス6を持つカードは、霊体の侵入、シャオ、友魂の少女・ルナの3枚です。

スケルトンレイダー

手札にスケルトンレイダーがあれば、自分が進化するたびにコスト-1されます。1体破壊+全体1ダメージも兼ねているので、フォロワーを処理しつつリーダーの体力を削れるでしょう。また、ネクロマンスが合計20に達していれば、ケルヌンノスでスケルトンレイダーを復活させることもできます。

狂乱ヴァンプ

狂乱ヴァンプ

  • プレイ難易度:低
  • 必要エーテル:48,650

自分のリーダーにダメージ(自傷)を与えて、自傷7回の狂乱状態で戦うデッキです。終幕の吸血鬼・ユリアスによって立ち回りを強化し、愛絶の姦淫・ヴァーナレク百獣の大悪鬼など、攻撃的なカードで体力を削っていきます。

主な立ち回り

終幕の吸血鬼・ユリアス

序盤は、デコレーションデビル愛絶の崇拝者など、低コストのカードで自傷回数を稼ぎます。また、ユリアスに進化を切って、テラーナイトから3枚のスペルをプレイしましょう。ナイトメア・タイムで毎ターンドロー、ブラッディネイルで破壊するたびに1ダメージ、ドレッドオーラで自傷ダメージを無効化できます。

愛絶の姦淫・ヴァーナレク

相手のリーダーの体力を削るには、ヴァーナレクが有効です。エンハンス2で愛絶の飛翔を付与すれば、進化込みで合計7ダメージ与えられます。さらに、ラストワードで7枚のヴァーナレクがデッキに入るので、ヴァーナレクだけで押し切れることもしばしば。

回復ビショップ

回復ビショップ

  • プレイ難易度:低
  • 必要エーテル:60,350

ベレロフォンを進化させ、回復するたびに全体1ダメージを与えて戦うデッキ。回復だけでなく、贖罪の司祭・イリスからレリックゴッデスを出して、場に残し続けるのもプランの一つです。ホーリーセイバー干絶の飢餓・ギルネリーゼなど、長期戦を終わらせるカードもあります。

主な立ち回り

ベレロフォン

ベレロフォンがないと戦えないので、最優先で進化させましょう。回復によってフォロワーを処理しつつ、リーダーの体力もジワジワと削っていけます。また、イリスも進化させて、レリックゴッデスを場に出せれば理想的です。

レリックゴッデス

イリスを進化させて4種類のアミュレットが場に並ぶと、レリックゴッデスが出てきます。破壊・消滅などを受けずに場に残り続けるので、相手にとっては厄介な存在です。さらに、ホーリーセイバーで能力ダメージを無効化すれば、勝利が見えてくるでしょう。

アーティファクト(AF)ネメシス

アーティファクト(AF)ネメシス

  • プレイ難易度:高
  • 必要エーテル:60,200

アーティファクトを使って盤面を処理しつつ、疾走やバーンダメージで攻めるデッキです。結晶:ギガスファクトリーを出すことで、アーティファクトを最大限に活かせます。アストロウィング・ララミアアーティファクトインパルスがあれば、OTKも狙えるでしょう。

主な立ち回り

ギガスファクトリー

ギガスファクトリーは5ターン目に出すのが理想ですが、相手によっては注意する必要があります。特に、ネクロやビショップはアミュレットを簡単に処理してくるので、無警戒でポンと置くのは控えたいところ。5ターン目が厳しければ、フィニッシュのターンまで温存することも視野に入れましょう。

序盤は、コイルデバーサーアーティファクトシップなどで、フォロワーを並べつつパラダイムシフトを手札に加えます。

アストロウィング・ララミア

破壊されたアーティファクトが6種類に達すると、フィニッシュが一気に近づきます。ララミアでフォロワー全体を処理しつつ、アーティファクトインパルスで6ダメージ飛ばすのが強力です。また、キャノンアーティファクトブリッツアーティファクトも、かなりのダメージを稼げます。

奏絶の破壊・リーシェナ

奏絶の破壊・リーシェナの使い道は、進化時のフォロワー展開です。エンシェントアーティファクトなどが破壊されていれば、リアニメイト1・2で場に出せます。また、ファンファーレでは奏絶の独唱をチョイスし、アーティファクトの破壊数を稼ぐのに活かしてみましょう。

ローテーションで格安デッキは組める?

「必要エーテルが高すぎて組めない!」「もっと格安なデッキはないのか…」と考える人も多いですよね。筆者もシャドバをやってきて、デッキが高すぎて組めないのは何度も経験しました。そこで、無課金でも組める格安デッキはあるのでしょうか?

強いカードはレジェンドばかり

ブリザードハート・フィルレイン

ブロンズ・シルバーで優秀なカードもありますが、やはりゴールド・レジェンドには強いカードが集まります。デッキのフィニッシャーだけでなく、ドローソースや除去カードもレジェンドというクラスが多く、必要エーテルが5~6万にもなってしまいます。

アンリミで全体を見ると、シルバー以下のカードで代わりが務まることもありますが、ローテではレジェンドに頼らざるを得ません。それでも、必要エーテルが5万を下回るなら、比較的安いと言えるでしょう。

アディショナルカードも含めて高額

烈絶の侮蔑・ガルミーユ

新パック実装から約1ヶ月後には、アディショナルカードも実装され、デッキに入れたいカードが増えてきます。しかし、基本的にはゴールド・レジェンドの追加なので、さらに高額なデッキになりやすいです。その分、デッキパワーも上がりますが、やはり手を出しにくいですよね。

テンポラリーカード・テンポラリーデッキがおすすめ

テンポラリーカード交換

無課金で頑張りたい人は、テンポラリーカードやテンポラリーデッキにも目を向けてみましょう。テンポラリーカードは、テンポラリージェムを3,500個貯めると、無料でレジェンド1枚と交換できるシステムです。期限は今のところ決まっていません。

テンポラリーデッキは新パックが出るごとに3つ登場し、好きなデッキを一つ選べます。こちらは期限付きですが、レジェンドも4枚ほど入っているので、デッキを組むのに役立つでしょう。十禍闘争では「連携ロイヤル・守護ビショップ・アーティファクトネメシス」の3つから選べます。

まとめ

シャドバのローテーションのルールや、おすすめデッキについて詳しく紹介しました。

必要エーテルは高いですが、どれもランクマッチで十分戦えるデッキなので、ぜひ使いたいデッキを選んでみてください。最初は勝てなくても、実戦を重ねることで強い立ち回りが分かるようになります。

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