【パッチ9.19】パッチノート解説 Worldsで活躍するチャンピオンは?

2019年9月25日(水)にパッチ9.19が実装されパッチノートが更新されました。本パッチは日本時間10月2日から11月10日まで行われる「Worlds 2019」のパッチとして実装されるため、普段のパッチに比べて競技シーン向けの変更が多く行われています。

かなり大胆な強化が行われたチャンピオンも多く、Worldsでピックしてくれ!というRiotからの期待を感じますね。下記のパッチ情報における文章、数値、画像などはLoL公式サイト パッチノートを参照し必要に応じて引用していますので、詳細な数値などはそちらをご覧下さい。

それでは見ていきましょう。

パッチハイライト

バフ

エイトロックス

Q – ダーキンブレード

ミニオンに対するダメージ:40% ⇒ 55%

ミニオンに対するダメージ量にバフが入りました。パッチ9.18で50%~100%(チャンピオンレベルによってスケーリング)を、40%に弱体化された点からみるとバフされたように見えますが、それ以前ではレベル3の時点で55%に到達していましたので、どれだけ壊れていたのかが分かると思います。

エイトロックスはここ数パッチの競技シーンにおいて、Presence率(Pick率+BAN率)が非常に高いチャンピオンでした。9.18の変更後のプロシーンにおける評価はわかりませんが、Worldsでピックされる機会は少ないかなという印象です。

アカリ

R – 完遂

Rの2発目の最大ダメージ:195/420/645 ⇒ 225/450/645

エイトロックスと同じようにアカリも、競技シーンにおいてPresence率(Pick率+BAN率)が非常に高いチャンピオンです。パッチ9.18にて1発目のミニスタンが削除、2発目のダメージも減少されスキルレベル1時のクールダウンが40秒増加と強烈な弱体化をもらいました。

今回の変更でスキルレベル2時点のダメージは元に戻りましたが、以前ほど優先されるピックにはならないでしょう。

アニー

E – モルテンシールド

増加移動速度:25%~50.5%(チャンピオンレベル1~18) ⇒ 30%~60%(チャンピオンレベル1~18)
クールダウン:15秒 ⇒ 14/13/12/11/10秒

はい。Eはもういいので、QとWの基礎ダメージの方何とかしてあげて下さい。カルマのマントラQが爆発ダメージまで当たった場合、アニーのQWより基礎ダメ高いです。

アッシュ

固有スキル – フロストショット

スロウ効果:15%~30%(チャンピオンレベル1~18) ⇒ 20%~30%(チャンピオンレベル1~18)

Q – レンジャーフォーカス

通常攻撃タイマーを完全にリセットするようにスロウが5%底上げされ、QにAAリセットが入るように。ちょっとした使用感の改善が目的です。以前では、固有スキルのスロウが20%なるのはレベル7に到達する必要がありましたが、同じスロウ量がレベル1から付与できると聞くと、大きな変更だと分かるかと思います。

パッチ9.18にてザヤとカイ=サに弱体化が入り、ジンクスとケイトリンが多くピックされている中で、アッシュの強化影響は大きいでしょう。

ブリッツクランク

Q – ロケットグラブ

射程:1050 ⇒ 1150

R – イナズマフィールド

自動効果の最大スタック数:マーク2つ ⇒ マーク3つ

このグラブの強化、結構ヤバイです。他のフック系チャンピオンの射程と比較してみましょう。

フック射程
ノーチラス:1050
スレッシュ:1075
パイク:540-1100

パイクの最大射程より50長いフック、Rにはパッチ9.14でアンチシールド効果が付与されました。パッチノートどおり、フック系チャンピオンの代名詞に返り咲いたと言ってもいいでしょう。

カウンターであるノーチラスやレオナが強い環境ではありますが、ピックするチームがあってもおかしくありません。

フィオラ

Q – ファント

タワーディフェンスタワーとワードを攻撃できるようになりました(対象選択時の優先順位はチャンピオンの急所、アルティメットスキルの対象、チャンピオン、体力の低下したミニオン、タワー、ワードという順番です)

E – ブレードワーク

ストーンヘンジ2回目の通常攻撃が、タワーに追加ダメージを与えるようになりました。

有利を取った時にタワーを割る速度が激増しました。エイトロックスやモルデカイザー、サイラスなどTopレーンメタにカウンターできるチャンピオンとしてLJLでも複数回ピックされていましたが、今回の変更でTopにスプリットプッシュをさせたいチームは、ピックしやすくなったでしょう。

放置してくるならバキバキタワーを折れます。

ハイマーディンガー

Q – H-28G革新砲

通常砲撃の反映率:魔力×0.3 ⇒ 魔力×0.35

E – CH-2超電磁グレネード

スタン効果時間:1.25秒 ⇒ 1.5秒

R – H-28Q超絶砲

通常砲撃の反映率:魔力×0.3 ⇒ 魔力×0.35

これは微々たる変更ですが、Ceros選手にハイマーディンガーピックして欲しいっていうRiotからの、メッセージでしょうか。

セイマー、よろしくお願いします。

グレイブス

基本ステータス

基本攻撃力:66 ⇒ 68
体力:551.1 ⇒ 555
マナ:322.2 ⇒ 325
マナ自動回復:7.9 ⇒ 8

基礎ステータスのみの変更ですが基本攻撃力68は結構な値で、全チャンピオン中3番目に高い値です。ケインやタロン、カミール、ジャックスなどと同じ値になります。

セジュアニやグラガスなどが弱体化されていく中、数パッチにおいて強化を受けているこのチャンピオンに、活躍の機会はあるのでしょうか。

モルデカイザー

W – 不滅の鎧

与ダメージによる貯蓄シールド増加割合:与えたダメージの30% ⇒ 与えたダメージの35%

R – 死の国

観戦モードで冥界内の対戦者、が亡霊として見えるようになりましたシールドの増加割合が5%増加しました。コラプトポーションなどドットダメージ持ち相手はこの5%の有無が勝敗を分ける場合もあります。今までよりもピック(またはBAN)される機会は増えるでしょう。

オリアナ

R – オーダー:ショックウェーブ

ダメージ:150/225/300(+魔力×0.7) ⇒ 200/275/350(+魔力×0.8)

本パッチにおいて一番大きな強化だと思います。基礎ダメージが50、魔力反映率が0.1増加はやりすぎです。まず、間違いなくピックしてくるチームは出てくるでしょう。2年前、EDGvsSKTで見せたビッグウルトをもう一度。

オーン

固有スキル – 歩く鍛冶場
「名匠」の無料アップグレードはチャンピオンレベル 13 ⇒ 12で利用可能

変更だけで見るとかなり大きなバフなんですが、オーンが生き残れる環境のTopではないというところが残念なところです。チームにかなりのゴールドを供給できるアップグレードなんですが、そこまで試合がもたないんですよね…

レク=サイ

基本ステータス

基本物理防御:33 ⇒ 36

Q – 女王の怒り

非潜伏時のQがタワーに対しても有効になりました。物理防御が上昇し、Qの物理ダメージがタワーに対して有効になりました。フィオラの変更やアッシュのAAリセット、そしてレクサイとタワーを破壊やすくするから、こいつらピックして欲しいなーというメッセージでしょう。

サイオン

W – 魂の炉心

基本シールド量:30/55/80/105/130 ⇒ 50/75/100/125/150

シールドの基礎値が20増加。微々たる変更ですが序盤は、この20が大きな差になります。このシールドは再使用した場合に、対象のHPに比例する魔法ダメージを与えるので、序盤の殴り合いが少し強くなった印象です。

ツイステッド・フェイト

E – スタックデッキ

増加攻撃速度:10/15/20/25/30% ⇒ 20/25/30/35/40%
基本ダメージ:55/80/105/130/155 ⇒ 65/90/115/140/165

こちらも微調整ですが、増加攻撃速度が+10%は少し大きすぎるかなと思います。ADねこばばTFにとっては非常に大きな強化です。

ヴェイン

R – ファイナルアワー

増加攻撃力20/30/40 ⇒ 25/40/55今回の個人的に大きな変更その2です。この増加攻撃力はウルトを使用時、レベル6時点でピッケル1本、レベル11の時点でB.F.ソードが1本追加されることと同等です。

今の環境で強いジンクス、ケイトリンに対して弱いというのがネックですが、ADCだけではなくソロレーンで出してくるところもあるかもしれません(ガリオに対して当てたCaps再び)。

ベイガー

E – イベントホライズン

クールダウン:18/17/16/15/14秒 ⇒ 18/16.5/15/13.5/12秒

高レベルにおけるEのクールダウンが短縮されました。これがベイガーをピックする機会に繋がるとは考えにくいですが…。

シン・ジャオ

固有スキル – 不退転

基本体力回復量:8~59(チャンピオンレベル1~18) ⇒ 10~78(チャンピオンレベル1~18)

Q – 三槍撃

基本ダメージ:20/25/30/35/40 ⇒ 20/28/36/44/52

固有スキルのスタック消費時の、通常攻撃による回復量とQの高レベル時における基本ダメージが増加しました。Qの基本ダメージは、3回分の通常攻撃に追加物理ダメージとして付与されるため、スキルレベルが5の場合36ダメージ増加する計算になります。

ザック

R – レッツバウンス!

緑のポーションスライムが最大体力の、1/2/3%を追加で回復するようになりました。今回の変更により、ウルトのレベルが上昇するとパッシブの回復量が増加するようになりました。

ウルトのスキルレベルが3で、HPが3000の場合の回復量は210になります。ソラカのWによる基礎回復量がレベル5時に200なので、それより多い回復量です。しかし、メタに食い込んでくるほどの影響力はないでしょう。

ナーフ

グラガス

W – 飲みすぎ注意

クールダウン:5秒 ⇒ 6秒
ダメージ反映率:対象の最大体力の8% ⇒ 対象の最大体力の7%

HPが高い相手に対するダメージとクールダウンが弱体化されました。これくらいのナーフでは競技シーンから消えることはないです。

カルマ

Q – 心炎

ダメージ反映率:魔力×0.6 ⇒ 魔力×0.4

Qの魔力反映率が大幅に下げられました。カルマはここ数パッチにわたり弱体化が続いていましたが、まだQが許されていたのでMidでピックしたりする機会がありました。しかし、今回の弱体化でピックされる機会は激減するでしょう。

パンテオン

基本ステータス

魔法防御:32.1 ⇒ 28

W – 跳撃の盾

強化時ダメージ:3回の攻撃で合計攻撃力の150%のダメージを与える ⇒ 3回の攻撃で合計攻撃力の135%~165%(チャンピオンレベル1~18)のダメージを与えるAPダメージに対して弱くなり、序盤の強化Wが弱体化されました。合計攻撃力が150%を超えるレベル10以降は、ダメージが高くなります。

魔法防御28というのはかなり低い値で、全チャンピオン中3番目に低い値です。序盤からポークしてくるメイジに対して非常に弱くなりました。

Wのダメージもスケールは良くなっていますが、パンテオンが最も強い序盤の弱体化の影響は大きいでしょう。

リヴェン

Q – 折れた翼

クールダウン:12秒 ⇒ 13秒

E – 勇躍

クールダウン:14/13/12/11/10秒 ⇒ 12/11/10/9/8秒

リヴェンの変更は9.10から積極的に行われていましたが、バランスを取るのが難しいようです。パッチ9.9以前の状態に巻戻した上で、Eのクールダウンが2秒短くなりました。

パッチノートの数値だけで見るとQの弱体化とEの強化に見えますが、前パッチまでのリヴェンと比較してみると

Q – 折れた翼

クールダウン:12/11.5/11/10.5/10秒 ⇒ 13秒

E – 勇躍

クールダウン: 10/9/8/7/6秒 ⇒ 12/11/10/9/8秒

という変更なので弱体化に入るわけです。

セジュアニ

固有スキル – 極北の激憤

「砕氷」のダメージ反映率:対象の最大体力の10/15/20%(チャンピオンレベル1/7/14) ⇒ 対象の最大体力の10%砕氷によるダメージがスケールしなくなりました。非常に大きな弱体化です。

セジュアニのダメージ源と言っても過言ではなかったため、序盤のガンクダメージやタンクに対する影響力は、激減してしまいました。

サイラス

基本ステータス

基本物理防御:32 ⇒ 28
レベルアップごとの基本物理防御:3 ⇒ 2.5

固有スキル – ペトリサイトバースト

ダメージ反映率:9~60(チャンピオンレベル1~18) (+合計攻撃力×1.0)(+魔力×0.2)、メイン対象以外のミニオンに対しては50%低下 ⇒ 9~60(+合計攻撃力×1.1)(+魔力×0.2)、それ以外の対象に対しては(+合計攻撃力×0.4)(+魔力×0.2)物理防御の値がかなり低く調整されました。

物理チャンピオンに対して弱かったのがさらに加速しています。もうADチャンピオン相手にピックする事は難しいでしょう。固有スキルのダメージも弱体化され、ジャングルを周回するのも以前より難しそうです。

タム・ケンチ

E – ゆるゆる皮膜

灰色の体力に応じた体力回復量スキルレベルにかかわらず灰色の体力の75% ⇒ 灰色の体力の30%~100%(チャンピオンレベル1~18)ポークに対して弱くなりました。特に序盤のレーン戦におけるやわらかさが目立つ調整です。

Wのセーブがある限り出番はあると思いますが、ADCを救った上で自分も助かるというシーンは間違いなく減るでしょう。

ユーミ

Q – きまぐれミサイル

スロウ効果:20/32/44/56/68/80% ⇒ スキルレベルにかかわらず20%

スロウ効果時間:1.5秒 ⇒ 1秒

ねこのうたたね:スロウ効果が時間経過で減衰しなくなりました遂にダメージだけではなく、スロウの部分まで弱体化されてしまいました。

以前ほど逃げる相手をチェイスする性能に長けているわけではなくなりましたが、Qのダメージ、スロウ効果、クールダウンが全て弱体化されたパッチ9.16の競技シーンにおいてすら、最もBANされたチャンピオンですのでWorldsでピックされなくなる、ということはないでしょう。

システム面の変更

アイテム

一部のアイテムの説明文から「The」が削除されました。(※英語名のみの変更で、日本語名への影響はありません)

  • ブラック・クリーバー
  • 復讐の黒槍
  • ブラッドサースター
  • ダークシール
  • ヘクスコアMK-1、MK-2
  • ライトブリンガー
  • オブシディアン・クリーバー

バグ修正

  • 「至極の賞金首狩り」がケイルのR – 聖なる審判のクールダウンを短縮しない不具合を修正しました
  • ラカン自身にしか表示されないはずのRのマーカーが観戦モードでも表示されてしまう不具合を修正しました
  • 一部のピンのデフォルトのキーバインドを調整しました(「敵のワード」がHに、「その場で待機」がJに)
  • 「ティバーズ」がタワー下の敵チャンピオンにダメージを与えた際にタワーが正しくアニーを狙うようになりました
  • イラオイが釘付け状態の間W – 過酷なる教訓を発動できなくなる不具合を修正しました
  • シヴァーナが W – バーンアウトから得ている増加移動速度をR – 龍族の血統で形態変化した際に失ってしまう不具合を修正しました
  • ヤスオのR – 鬼哭啾々を、オーンのR – 鍛冶神の呼び声が命中しただけでノックアップされていない対象に発動できてしまう不具合を修正しました
  • タウントまたはサイレンス状態時に、シヴァーナのQ – ツインバイトの強化攻撃が対象に適用される前に解消されてしまう不具合を修正しました
  • パンテオンのE – イージスの猛攻の再発動コマンド入力不可時間を延長し、キーを連打しても意図せずスキルがキャンセルされないよう調整しました

近日公開のスキンとクロマ

スキン

ヘクステック アムム
崇高の女帝モルガナ
壮麗の杖ナミ
勇猛の剣リヴェン
王者ライズ
勇猛の剣リヴェン プレステージエディション

クロマ

崇高の女帝モルガナ
壮麗の杖ナミ
王者ライズ

Worlds 2019 注目のチャンピオンは?

では本パッチを踏まえて、Worlds 2019で活躍してくるであろう注目のチャンピオンについてまとめていきましょう。

オリアナ

パッチ9.19において、最も大きな強化を受けたチャンピオンと言ってもいいでしょう。ソロキルはもちろんのこと、集団戦のバーストも凄まじいです。

カウンターであるサイラスやアカリの弱体化や、シンドラが競技シーンに現れ始めたこともあり、間違いなくピックされる機会が出てくるチャンピオンです。

ヴェイン

ヴェインもパッチ9.19で大きな強化を受けました。このパッチのヴェインは、ケイトリンやルシアンなどレーン戦で圧倒してくる相手に対しても、ウルトがレベル2になった瞬間にひっくり返すだけのパワーを持っています。

『Mid-Season Invitational 2019』ではTeam LiquidのDoublelift選手と、Invictus GamingのJackeyLove選手がカイ=サに対して1度ずつピックしていましたが『Worlds 2019』では、ADCだけでなくソロレーンで見る機会があるかもしれませんね(WunderとかCapsとか)。

レク=サイ

セジュアニやグラガスが弱体化され、タワーへの影響力も強くなったので『Worlds 2019』においてPresence率が一番高いジャングラーになると思います。競技シーンで人気のあるリーシンや、ジャーヴァンⅣに対しても有利を取れるのでなおさらですね。

まとめ

遂に実装されたWorldsパッチ。その内容とWorlds注目チャンピオンについてまとめました。

LJLの代表である『DetonatioN ForcsMe』が出場するプレイインステージは10月2日(水)20時から行われます。放送スケジュールはLoL Esportsから確認できます。皆でWorldsを楽し観ましょう!

 

画像引用:leagueoflegends

この記事の著者

ばるたん

ばるたん

Mid/Jungleメイン 最高レートはPlatinum1。

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