優勝チームDFMへの勝利インタビュー!LJL 2019 Summer Split Finalsをどう戦った?

とりあえず本気でおすすめする、今回のOP。めちゃくちゃかっこいいのでインタビュー関係なしに是非。【LoL】かっこいいOP

ということで、終わりましたLJL 2019 Summer Split Finals。DFMが見事90%win予想に答え3連覇を果たしましたね。今回は、そんなDFMの試合直後のインタビューになります。Gaeng選手の通訳はおなじみスイニャンさんです。インタビュアーはシンガポールの国営放送など、幅広く来ていました。

―― 優勝おめでとうございます。試合内容については予想通りだったでしょうか? 

Kazuコーチ:  3-1という結果自体は予想通りでしたが、1戦目の自分たちが取った戦略に関しては、自分たちが想定していなかったミスもあって3-1だったのかなと思います。

Evi選手: 相手のピックに関しては予想通りでしたが、そうですね・・・。実践と練習はやはり違うので、練習通りの動きが出来ていなかったのは予想外でした。

Steal選手: Evi選手とほとんど一緒ですね。

Ceros選手: 3-1という結果自体は予想通りでしたが、1戦目の自分たちのパフォーマンスが予想外に悪かった。ただ修正できる自信はあったので、その辺りは予想通りだった。

Yutapon選手: 同じく1戦目は予想外に悪かったですが、それを修正できたところはよかったです。

Gaeng選手: 1戦目は予想外でした。ただ練習した通りにやれば勝てると思っていました。

Ramune選手: 出場はしていませんでしたが、普段の練習を見ていて、1戦目はいつものパフォーマンスが出ていなかったように感じました。

―― 今年に入ってからリーグ戦の試合形式がBO3からBO1に変更されました。良かった点と、辛かった点を教えて下さい。 

Evi選手: BO3からBO1への試合形式の違いは大きかったです。BO1では奇策と言うか、奇襲のような1回限りの戦術が有効に活用されるので、適応力の戦いになります。一方でBO3ではチーム力の戦い、修正力の戦いになると思っています。BO1はジャイアントキリングが起こりやすく、見て楽しいリーグになったとは思いますが、やる僕らにとってはBO3の方が良かったですね。でも仕方ないと思います。

Ceros選手: Evi選手とかぶりますが、BO1はBO3と比べ、ワンミスが起きると、そのまま試合が負けということになります。シーズンを通して1位を狙っている僕らとしては、辛い戦いを強いられるなという印象でした。僕らはやはりチーズや奇策のような戦略、戦術を警戒しないと行けない立場となるので、どうしてもBO3をやらせてほしいなという気持ちはあります。でも逆に、負けてもなんとかなるBO3と違って、リーグで負けるかもしれないという緊張感をもって戦えたことは、良かったと思います。

Yutapon選手: 僕らはBO5という事もあって、シーズン通して全勝したこともあるのですが、今回はBO1ということでどうしても負ける試合があるし、最終的にシーズン1位で終わればいいわけだから、何度か負けても気にならなかったし、負けたほうが緊張感とかもあるので面白いと思えました。そういう気持ちでシーズン戦えたのは良かったと思います。

―― Kazuコーチの国内BO5無敗記録が伸びました。その感想と、世界戦のBO5に向かっての意気込みをお願いします。 

Kazuコーチ: 素直に嬉しいです。その記録に関しては、よく選手たちには冗談で自慢はするんですが、そこまで意識はしていません。その場その場のBO5をコーチ視点から選手を勝たせたいなという気持ちでやっています。世界戦のBO5に関してはどこのチームと戦うかわからないので、ドラフト等なんとも言えません。

ですが予選を勝ち抜くために、しばらく休んでから準備していきたいと思います。もちろん予選では、LJLでのBO1を戦い抜いて練習したことを活かして予選を勝ち抜きたいです。今のメンバーならその後のBO5も自信があるので、頑張っていきたいと思います。

―― 先程は格下からの奇策や奇襲を受けて立つような立場だとおっしゃいましたが、世界戦では格上との対決になります。戦い方等の部分を変えたりはしますか? 

Kazuコーチ: 前回のMSIでは試合テンポが速かったことも記憶に新しいですが、ドラフトや取る戦略がどんどん変わる世界戦では、取っていくべき選択は変わっていくと思います。しかしV3とのBO5のために、普段から練習していただいているワイルドカード枠とのチームとのスクリムでも、割と「自分たちのやるべきことをやる」ということを重点的に考えて練習しています。世界戦でも相手に合わせるとかではなく、自分たちのやるべきことをしっかりやりたいと思っています。

Steal選手: 今日の決勝もそうだったが、自分たちのやるべきことをやれば負けることは無いと思っている。世界戦でも自信を持って挑みたい。

Yutapon選手: チームとしての方針は話してもらったので、個人的な気持ちとしては気楽にやりたいと思っています。相手が格上とか格下とか関係なく、いつも通り気を抜いて・・・。気は抜いちゃいけないな(笑)力を抜いてやっていけば、いつも通りのパフォーマンスが出せると思っているので、そうやって頑張っていきたいと思っています。

―― 今シーズンMSIでいい結果を出した後も、それよりも良い結果を出すためにチャレンジしていくと今シーズンチームでも言っていましたが、言える範囲で構わないので、その内容とその結果をお願いします。 

Kazuコーチ: チームとして夏に取り組んだのは、Ceros StealのMID JGラインの強化を目指しました。よくDFMはサイドレーンが強いと言われていましたが、サイドレーンだけではなく、今日の3戦目のシンドラ、4戦目のエコーのようなMID JGのラインから試合を作れるような形を意識しました。

Ceros選手: Kazuコーチが言ったように、僕らは今までMID周辺で戦うことが少なかった。それはスタイルと言えばスタイルでしたが、今シーズンからはMID周りからも作れるようにしました。MIDを助けてもらいつつ、MIDがサイドを助けるという形を練習してきて、それがこのファイナルで体現出来たかなと。これで1つ僕たちの新しい強みができたと思います。

Yutapon選手: お話にあったようにMID JGから作ることを練習してきて、元々BOT TOPから作ることはあったので、そこに今シーズンMID JGのラインを加えることによって、弱点がなくなったかなと思っています。

―― 昨年と比べて、今年パワーアップした点を教えてください。 

Kazuコーチ: 先程のMID JGラインもそうですが、まずソロQのレートがみんなグランドマスター以上・・・(ここでDFMメンバーがセロスを指差す)セロス以外(笑)レートが上がったり、個人での力が上がりました。あとは去年チームとして入ったときよりも、特にGaengが加入して1年通したことによって、チーム力も上げられたのかなと思います。

―― 日本は世界的にゲーム大国ですが、Eスポーツに関してはまだまだです。WCS予選を突破する自信はありますか? 

Evi選手: 日本にとってWCSやMSIは日本全体の、全員が目指す目標であって、僕らはそれに向かって取り組んでいます。

Ceros選手: 僕は常々言っていますが、僕らが世界大会で勝つことによって日本全体のEスポーツの発展につながると思っています。特に今回僕たちは、世界的にみても高いレベルだという自信があるので、WCSでいい結果をだして日本のEスポーツの発展に貢献したいと思っています。

Gaeng選手: 僕は世界大会で上手くやる自信があります。チームメイトも上手くやってくれると信じています。私は韓国人ですが、DFMに加入して日本のチームに入ったわけですから、日本のEスポーツの発展に寄与していきたいと思っています。

―― これから中国や韓国のように、日本のEスポーツは発展すると思いますか? 

Ceros選手: 今回のようなファイナルの規模は昔なら考えられませんでした。LJLが始まってからそこまで月日が経っていませんが、その中で目まぐるしく成長してきたと僕は思います。
法律関係の話でも動いてきていますし、選手をやっている身としても、ゲームに関係ない場でも「Eスポーツ」や「プロゲーマー」という単語が通じるようになっていますし、成長しているように思います。
選手として貢献できることは、国際大会で活躍することだと思っているので、責任の重さは感じています。

―― 今回LJLが終わって、WCSのチームが全て決まりましたが、率直に戦いたいチームや選手を教えていただきたいです。 

Evi選手: GIGABYTE MarinesのZeros選手です。スクリムで何度かやっていますが、勝ったり負けたりで(ここでDFMメンバーが勝ったことあったっけ?みたいにEvi選手をいじりだす)僕が5連勝することもあるし!相手が5連勝することもあるので、本番でどちらが上かわからせたいと思います。

Steal選手: 僕もGIGABYTE MarinesのJG(Levi選手)です。スクリムをしていても上手いと感じるので、本番ではどちらが上か確かめてみたいです。

Ceros選手: 僕としてはワイルドカード地域のMIDは知っている人が多くて、実力も知っていて新鮮味がないです。なのでメジャーリーグの韓国のようなチームと戦う可能性もあるので、そういうところと戦うのを楽しみにしています。

Yutapon選手: DWGのNucler選手です。昔からめちゃくちゃうまいなと思っていて尊敬しているので、当たったら是非戦いたいなと思っています。

Gaeng選手: 僕はブラジルのFlamengo eSportsと戦いたいです。理由は特に無いのですが・・・なんとなくブラジルには勝ちたいと思っています。

Ramune選手: いつも見ているので、DWGと戦いたいです。

―― 皆さんにとってDFMとはどういうチームですか? 

Evi選手: 一言で言うなら自由な所。MIDのヘイマーやジグスのようなピックもそうなんですけど、昔ならカーサスやグレイブスでスマイトを持ってADCをしたりもしましたよね。(Yutapon選手すっとぼけた態度を取る)JGならノクターンのような、今ではあまりメタではないチャンピオンもピックしますし、今日も僕はそこまでメタではないナーをずっと「ナー!ナー!ナー!」って言っていました。そういう風にメタとか関係なく、自分たちが強いと思っているピックをする自由なチームだと思っています。

Steal選手: DFMは自由でやりたいことがやれます。それが自分たちの強みだと思っています。そういうことをしてきて自分たちは強くなりました。それでいいなと思っています。

Ceros選手: DFMはオーナーが僕たちのことをとても好いてくれています。かわいがってくれますし色々してくれて、いい環境を用意してくれます。そんな環境でのびのびとやれています。また、みんな仲良くやれているので、みんなの意見が尊重されているし、そういう雰囲気がいいのかなと思います。

Yutapon選手: チーム全体の強さもありますが、組織としての良さもあると思います。オーナー コーチ マネージャーもすごく僕たちにいい環境を用意してくれているので「ここでなら頑張れるな」と思っています。いつもありがとうございます。

Gaeng選手: 僕も同じですが、チームが自由な所です。ピックのところでも何をするかわからないところは、強みだと思っています。オーナー コーチ マネージャーなにかあるとすぐに面倒を見てくれたり、助けてくれるので、助かっています。

Ramune選手: チームの強みはレーンがめちゃくちゃ強い所。あとやはり自由で、データー的にどうとかではなくて、自分が強いと思うピックができるところが強みだと思っています。

インタビューの感想

試合直後のインタビューにも関わらず彼らは本当にリラックスしていた。もちろん王者として、このようなインタビューも慣れているだろうが、質問の受け答えにはすでに世界戦に向いているように感じた。

世界で結果を出すのが目標の彼らにとって、ここは通過点なのかもしれない。そんな彼らに「今年こそはBO5突破を!」という期待をかけるのは、求め過ぎではないと信じている。

 

クレジット:(c) 2019 Riot Games, Inc. All Rights Reserved

この記事の著者

syouko

syouko

学生時代はスポーツでプロを目指し、その後スポーツのコーチへ。
CIV4マルチという闇のゲームを4年したあとLOLにハマり、アマチュアチームの代表兼コーチとして1年半運営。
LOLを競技として捉えている人達を応援しています。

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