<ハレっち選手インタビュー>28歳、限界はまだ先

「League of Legends Japan league」(以下、LJL)からいなくなって半年、現在なにをやっているのか気になっている人がたくさんいると思うので、「League of Legends」(以下LoL)のプロゲーマーとして活躍し、現在FA中の選手”ハレっち”に自分の原点や現在の状況、プロを目指した理由、これから目指す人に向けていろいろなお話を聞いてみました。

――ハレっちさんお久しぶりです。知らない人はあまりいないと思うんですが、簡単に自己紹介をしてもらってもいいですか?

ハレっち:28歳、無職です(笑)。(※)

※編注 過去に2015/10~2017/12 Unsold Stuff Gaming、2018/1~2018/6 7th heven、2018/6~2018/11 Burning Coreに所属していた選手で、メインロールはADC。得意チャンプはヴァルス。守りが堅いのが特徴。

――無職(笑)。ハレっちさんっていつからゲームをはじめたんですか?

ハレっち:三人兄弟で兄がいて、小学生のときに家にスーパーファミコンとかがたくさんあってそこからゲームをやりはじめたかなあ。
――PCゲームを始めたのはいつなんですか?

ハレっち:小学5年生のときに、たまたま家にPCがきて俺がおもちゃにして遊んでたんだよね。そしたらたまたま個人の人が作ってるオンラインゲームをみつけてそこから俺のオンラインゲーム人生が始まったんだよね。
――小学5年生!はやいですね。LoLはいつはじめたんですか?

ハレっち:season1の終わりごろかな。はじめたときはLoLメインじゃなくて他ゲーメインでやってたんだよね。息抜きみたいな感じ。season2くらいからLoLがメインになったんだよね。前やってたゲームの仲間内でみんなでやってたね。もうみんないなくなっちゃったけど(笑)。

――プロを意識し始めたのいつごろからですか?

ハレっち:DetonatioN FocusMeが日本で始めてのLoLのプロチーム給料制で選手を募集してたのをみてやってみようかなって思ったのがきっかけかな。もともと身内でチーム組んでたけどそれじゃプロになれないし、俺が一番うまくて抜けるってなったら解散になっちゃうし。

――当時は今よりプロゲーマーの認知度は低かったと思うんでが、ご両親から反対はされなかったんですか?

ハレっち:全然反対されなかったね。もともと社会人ってわけじゃなかったし。まあプロゲーマーってなんなのって感じだったけど(笑)。バイトより夢あるじゃん?みたいな?兄もミュージシャンで夢追ってるし。

――みんな夢追い人なんですね(笑)。2015年にUnsold Stuff Gamingでプロデビューしましたが、ゲームに対しての向き合い方って変わったりしましたか?

ハレっち:考え方が変わったかな。LoLが仕事になったからやりたくないときもやらないといけないし、LoLに飽きちゃだめじゃん。アマチュアなら、飽きた!他のゲームいこってできたけどプロは許されないよね。そういうのを自分の中でゆるしちゃったら終わりじゃん。自分が怠けたら自分に帰ってくるんだよね。LoLをプレイしながら仕事としてのプレッシャーを感じるようになったね。

――やっぱりプロって大変なんですね。大変なことも多かったと思いますが、よかったことを聞いてもいいですか?

ハレっち:やっぱりゲームが好きでそれを仕事にできたことかな。後は仕事として海外に行けたことかな。All Starでスペイン、Rift Rivalsでベトナム行けたし。こういう経験ができたのはよかったよね。

Rift Rivalsでのハレっちさんと当時チームメイトだったGariaru選手とEnty選手

――現在はFAという形ですけど、選手としてのキャリアは諦めていないんですよね?

ハレっち:引退はまだ考えてなくて、選手として復帰したいね。俺がいないLJLを見るのは不思議で新鮮な感じだったね。後、俺のほうが上手いのに!って感じで見てたね。

――LJLの裏解説みたいなことを配信でやってるときに結構いってますもんね(笑)。配信で解説とかをやっていますけど、プロゲーマー専門学校の講師やキャスターなどはやってみようとは思わないんですか?

ハレっち:そういうのはあんまりないね。解説とか教えたりするのあんまり得意じゃないんで。自分の範囲内だったらいいんだけどね。

――仕事としてはあんまりって感じなんですね。ところでハレっちさんってADCをメインでやっていますけど、ADCをやるようになったきっかけってなんなんですか?

ハレっち:もともとはMIDだったんだけど、身内にADCがいなくて消去法でADCになったんだよね。ADCが得意だからなったとかじゃなくてADCをやっていたらADCしかできなくなったのだ。

――面白い理由ですね。ちなみに、ADCをプレイする際のコツとかってあったりしますか?

ハレっち:それはねえ、俺のyoutubeチャンネルをみるといいよ。後は配信ね。丁寧に教えるよ。

個性的なサムネイル画像が特徴。

――後でYouTube見てみたいと思います。最後にプロを目指すプレイヤーに向けて何かお願いします。

ハレっち:何か(笑)。そうだね、自分はNA時代にチャレンジャーになって、沢山の人に自分の名前を売ることができてプロになれたと思うので、 やっぱりソロランクでランキング上位を目指すのがプロになる近道になると思う。 あとeスポーツ業界、特にLoLは年齢にマイナスなイメージを持っている人が多いと思っていて、今プロ選手を目指しているような人も24歳前後がプロゲーマーとしての限界みたいな考えを持っている人が多いと思うのだ。

これから自分がプロ選手を目指している業界なのに24歳前後で現役引退を考えないといけないなんて、悲しい話でしかないと思うのだよね。 LoLは5人以上で行うチームゲームだから、一人じゃプロとして活動できないし、戦う舞台すらなくて、今の俺みたいに、選手としてやる気があっても実力や受け入れてくれるチームが無ければ選手として何も出来ない業界だから プロ選手になるのだったら、相当気合入れてこないと君も28歳無職になっちゃうから、頑張ってね。今プロを目指す人として一番頑張らないといけないのは俺なのだけどね(笑)

 

最年長プレイヤーとして活躍してきたハレっちさんならではの年齢に対する考え方を話していただけました。また、ゲームが好きなら年齢で限界を感じないでほしいという思いが伝わってきました。ハレっちさんにとっての「限界」はまだまだ先のようです。

この記事の著者

nerunerumina

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