【LJL2019レポート】怒涛のWeek8 先週に引き続き下剋上を果たす戦国の侍たち

LJL Week8 SG

2019年3月10日におこなわれたLoLのプロリーグ「LJL 2019 Spring Split Week8」の模様をお届けします。Sengoku Gamingが先週に引き続きCrest Gaming Actに対して下剋上を果たし、V3Esportsは新しい体制で2連勝、Burning Coreも手堅く2連勝と、下位チームによる怒涛の追い上げが始まっています。

WEEK7 MVP

まずは先週のMVPプレイヤーの発表からです。先週DFMに勝利したSGから3名が選出されるという快挙。それだけ全員が活躍した試合を繰り広げたということですね。No1 MVPに抜擢されたOdduGi選手も、DFMのYutapon選手-Gaeng選手の強力な選手2名に対し、レーン戦から集団戦に至るまで完璧と言える戦いを披露してみせただけに納得の選出です。

各レーン

LJL W8 MVP
トップ:AXZ uinyan
ジャングル:SG Smile
ミッド:USG Dasher
ADC:SG OdduGi
サポート:SG Raina

No.1 MVP

LJL W8 MVP OddGi
SG OdduGi選手

これまでの順位

LJL W7 STANDINGS
Week8開始前の順位はこの通りです。
1位:(13-1)DetonatioN FocusMe
2位:(10-4)Crest Gaming Act
3位:(8-5)Unsold Stuff Gaming
4位:(7-7)Burning Core
5位:(5-8)Rascal Jester
6位:(5-9)Sengoku Gaming
7位:(3-9)V3 Esports
8位:(3-11)AXIZ

V3 vs USG

ピック/バン

LJL W8 V3vsUSG
V3 Esports(ブルー)★サイド選択
バン
ライズ、ゾーイ、ブラッドミア、シヴィア、スウェイン
ピック
トップ:Paz/ジェイス
ジャングル:Savage/エリス
ミッド:Ace/リサンドラ
ADC:Zerost/アッシュ
サポート:viviD/ブラウム

Unsold Stuff Gaming(レッド)
バン
カリスタ、ルシアン、リヴェン、タム・ケンチ、スレッシュ
ピック
トップ:apaMEN/サイオン
ジャングル:Tussle/エイトロックス
ミッド:Dasher/シンドラ
ADC:Keymaker/カイ=サ
サポート:Enty/ガリオ

チームストーリー

先週からジャングルのSavage選手が出場しているV3は、masyo選手に代わり元々のメインロースターであるZerost選手がADCというロースター。現在7位からどこまで這い上がることができるか。超攻撃的なSavage選手・Zerost選手・viviD選手のラインがどこまで上手く機能できるか注目です。

対する3位のUSGはLJL前半のいい流れから一転して最近は負けが多いこともあり、4位以下との差が少しづつ縮まっています。プレーオフ進出に向けてなんとか負の流れを断ち切りたいところです。

試合の流れ

LJL W8 V3 FB
序盤に重きをおいた構成にしたV3はその強みを遺憾なく発揮します。Tussle選手がいないことを確認したSavage選手はすかさずトップへタワーダイブを選択し、ファーストブラッドを獲得します。

LJL W8 USG ENGAGE
しかし中盤の集団戦ではDasher選手がスイープレンズを使用して、相手の視界外からV3のキャリーに対してスタンを当てる動きを繰り返し徐々に有利を作っていきます。それでもV3は少しでもキルを返し、圧倒的差は広がること無く試合が進みます。

LJL W8 V3 TEAMFIGHT
迎えた32分、USGがV3の一瞬の隙を突きEnty選手のフラッシュインタウントからviviD選手を落とします。しかしviviD選手を落とすために多くのスキルを使い、立ち位置が乱れてしまったところをV3は見逃しませんでした。残った4人が絶妙な立ち位置でカウンターしエースを獲得、そのままネクサスを破壊しました。

V3 vs RJ

ピック/バン

LJL W8 V3vsRJ
V3 Esports(ブルー)
バン
ヤスオ、ゾーイ、ライズ、オラフ、エリス
ピック
トップ:Paz/ジェイス
ジャングル:Savage/レク=サイ
ミッド:Ace/リサンドラ
ADC:Zerost/シヴィア
サポート:viviD/ラカン

Rascal Jester(レッド)
バン
ルシアン、カリスタ、ブラッドミア、アッシュ、スレッシュ
ピック
トップ:Alleycat/サイオン
ジャングル:Wyvern/キンドレッド
ミッド:Hollis/ルブラン
ADC:Scottlyk/カイ=サ
サポート:Yuki/ブラウム

チームストーリー

RJ Alleycat
先程の試合で流れを掴んだであろう新しいチーム編成のV3とここまで4連敗中のRJの対戦です。

流れで言えば完全にV3に分があるように見えますが、RJも歴史あるチームとしてなんとか食い止めたいところ。

試合の流れ

LJL W8 RJ FB
試合が動いたのはソロレーナーがレベル6になった頃、RJ Wyvern選手によるトップガンクでファーストブラッドを獲得。Alleycat選手がアルティメットから完璧に仕掛けてみせました。

LJL W8 V3 catch
中盤、RJがAlleycat選手を基点に持ち直しをしようと食らいついていたタイミングでV3は先手を打ち、RJ側のジャングル内でキャッチを成功させ2キルを獲得。そこからV3はRJ側のジャングルを狩り尽くし有利を広げます。

LJL W8 V3 GAMEEND
そこからは一方的な展開でした。RJはタンクのAlleycat選手を先頭に視界を取りに行きますが、タンクであるはずのAlleycat選手すらも瞬間的に落とされてしまい前線を維持出来ず、V3の超攻撃的な構成に飲み込まれてそのままゲームを決められてしまいました。

DFM vs RJ

ピック/バン

LJL W8 DFMvsRJ
DetonatioN FocusMe(ブルー)★サイド選択
バン
ヤスオ、ライズ、ゼド、リサンドラ、ゾーイ
ピック
トップ:Evi/ジェイス
ジャングル:Steal/シン・ジャオ
ミッド:Ramune/ルブラン
ADC:Yutapon/シヴィア
サポート:Gaeng/ブラウム

Rascal Jester(レッド)
バン
ルシアン、カリスタ、ブラッドミア、スレッシュ、エズリアル
ピック
トップ:Alleycat/サイオン
ジャングル:Wyvern/オラフ
ミッド:Hollis/アジール
ADC:Scottlyk/カイ=サ
サポート:Yuki/ガリオ

チームストーリー

DFM Gaeng
先程の試合で5連敗目を喫したRJと圧倒的王者DFMの対戦です。

2013年のLJL最初期から出場している両チームによる因縁の対決です。

試合の流れ

LJL W8 RJ FB2
Wyvern選手によるトップへのガンクが刺さりファーストブラッドはRJ。Steal選手がトップ付近に居て、Evi選手が仕掛けてくることを予想した完璧なセットアップでした。そしてその有利を活かしてAlleycat選手はボットへのガンクでYutapon選手を仕留めます。

LJL W8 RJ teamfight
しかしそこは王者DFM。いつものごとくキルは負けているのにゴールド差では勝っている状況下で、RJはWyvern選手がSteal選手に対し、Alleycat選手がYutapon選手とEvi選手に対してそれぞれ仕掛けます。一瞬DFMによるカウンターが刺さったかと思いきや、RJはHollis選手の完璧なアルティメットにより集団戦をひっくり返し試合の流れを引き寄せます。

CGA vs USG

ピック/バン

LJL W8 CGAvsUSG
Crest Gaming Act(ブルー)
バン
スウェイン、マルザハール、ジェイス、ヨリック、イレリア
ピック
トップ:Nap/ジャーヴァンⅣ
ジャングル:hachamecha/スカーナー
ミッド:Luna/アジール
ADC:Art/カイ=サ
サポート:Grendel/ブラウム

Unsold Stuff Gaming(レッド)
バン
ルシアン、カリスタ、ブラッドミア、ルブラン、ゾーイ
ピック
トップ:apaMEN/アーゴット
ジャングル:Tussle/エイトロックス
ミッド:Dasher/ビクター
ADC:Keymaker/ハイマーディンガー
サポート:Enty/ガリオ

チームストーリー

CGA Art
現在2位CGAと3位USGの対戦です。USGは4位との差も縮まっており、プレーオフ出場のためになんとしても勝っておきたい1戦です。

CGAも3位のUSGとの直接対決に勝利することはもちろんプレーオフ進出の可能性がぐんと高まるので、両チームにとって正念場となります。

試合の流れ

LJL W8 CGAsolokill
USGはトップのapaMEN選手とミッドのDasher選手をスワップさせる戦略。しかし、Nap選手がトップでDasher選手を2回ソロキル。さらにhachamecha選手も執拗にDasher選手を狙います。それに対しTussle選手はドラゴンを獲得していきます。

LJL W8 USG sneakbaron
20分を過ぎた頃、相手の視界の合間を縫って隠れてバロンを始めたのはUSG。Keymaker選手のタレットや、Tussle選手のアルティメットなどを使いバロンを獲得ゲームの流れをもう一度引き戻します。

LJL W8 CGAult
しかし、その後の集団戦ではNap選手のアルティメットスキルが綺麗に決まるシーンが多く、Art選手とLuna選手がダメージを出し切り勝利しました。試合後のインタビューでGrendel選手は、「今の僕たちなら負ける気がしない」と自信満々の様子でした。

SG vs CGA

ピック/バン

LJL W8 SGvsCGA
Sengoku Gaming(ブルー)
バン
ルブラン、ノクターン、ブラッドミア、フィオラ、スカーナー
ピック
トップ:Reiya/エイトロックス
ジャングル:Smile/グラガス
ミッド:Taka/コーキ
ADC:OdduGi/トリスターナ
サポート:Raina/ブラウム

Crest Gaming Act(レッド)★サイド選択
バン
ジェイス、カリスタ、ルシアン、ヨリック、エズリアル
ピック
トップ:Nap/ジャーヴァンⅣ
ジャングル:hachamecha/リー・シン
ミッド:Luna/タロン
ADC:Art/ビクター
サポート:Grendel/ガリオ

チームストーリー

SG Reiya
Week7ではDFMに今シーズン初の黒星をつけた新星SGと、先程の試合で3位USG相手に圧倒的試合を見せた2位CGAの対戦です。

今週も下剋上が果たされるのか、それともLJL先輩チームの貫禄を見せつけるのか注目です。

試合の流れ

LJL W8 SG ADCkill
OdduGi選手が序盤ファーストブラッドを含めて2キルを獲得し、SGはボットレーンで大きな有利を獲得します。CGAはhachamecha選手やLuna選手のトップガンクでReiya選手を集中狙いと、お互いのチームが別のサイドでゲームを動かすというテンポが早いゲームとなりました。

LJL W8 SG herald
リフトヘラルドの戦いでは、OdduGi選手がhachamecha選手のエンゲージに対してしっかりとフラッシュアウトしてインセクの脅威を回避し、そのままSGが3キル獲得。ヘラルドまで繋げます。

LJL W8 SG Baron
SGは相手のUSGの一瞬の隙をついてバロンを狩り始めます。それに気づいて近づいたhachamecha選手でしたが、OdduGi選手がバスターショットで弾き出してバロンスティールを許さないナイスプレイ! SGはバロンを使ってタワーを獲得していき、最後はReiya選手のテレポートの仕掛けから集団戦を制し2週連続で上位チームに対し勝利しました!

SG vs BC

ピック/バン

LJL W8 SGvsBC
Sengoku Gaming(ブルー)
バン
ルブラン、イレリア、ヤスオ、ブラウム、リヴェン
ピック
トップ:Reiya/ブラットミア
ジャングル:Smile/グラガス
ミッド:Taka/コーキ
ADC:OdduGi/カリスタ
サポート:Raina/ガリオ

Burning Core(レッド)★サイド選択
バン
ジェイス、レク=サイ、ヨリック、シン・ジャオ、エイトロックス
ピック
トップ:Cogcog/ジャーヴァンⅣ
ジャングル:Once/リー・シン
ミッド:Roki/ライズ
ADC:Yutorimoyashi/ルシアン
サポート:Mocha/アリスター

チームストーリー

BC Mocha
この試合に勝てば今シーズン勝ち越しになるBCと先ほどの試合でまたしても快挙を成し遂げたSGの対戦です。

直接対決は3回目で、これが今シーズン最後の対戦になります。これまではBCが2勝していますが、SGは一矢報いることができるでしょうか。

試合の流れ

LJL W8 SG Counter
10分、ボットのタワーダイブを選択したBCはしっかりとファーストブラッドを獲得。しかし奥まで行き過ぎたか、カバーにきたTaka選手とSmile選手により3キルを取り返されてしまいます。

LJL W8 BC Baron
しかしOnce選手を中心に少しづつ差を詰めていったBCは先にバロンを触ります。それに対して仕掛けようとしたSGでしたがBCが先にSmile選手に仕掛けてバーストダウンさせ、バロンと3キルを獲得します。OdduGi選手も無理にバロンを取りに行く選択をして、ダメージが出せていませんでした。

LJL W8 BC outplay
ボットレーンのタワー下での集団戦では、Once選手の完璧なリー・シンパフォーマンスによりエースを獲得したBC。アウトプレイの連続により会場も熱狂に包まれます。

LJL W8 BCRokicarry
試合が決まったのは2回目のバロンが湧いてしばらく経ったタイミング。ここまで育ったRoki選手とYutorimoyashi選手を止めることが出来る選手はSGにいませんでした。Cogcog選手のテレポートからTaka選手をバーストダウンさせてから始まった、広範囲に渡る集団戦では0-5エースでBCが勝利し、そのまま試合を締めました。

AXZ vs BC

ピック/バン

LJL W8 AXZvsBC
AXIZ(ブルー)
バン
スレッシュ、ルシアン、カリスタ、リサンドラ、ルブラン
ピック
トップ:uinyan/ケネン
ジャングル:iSeNN/ジャーヴァンⅣ
ミッド:Gariaru/ライズ
ADC:Day1/エズリアル
サポート:ThintoN/タム・ケンチ

Burning Core(レッド)★サイド選択
バン
ジェイス、レク=サイ、イレリア、ゾーイ、エイトロックス
ピック
トップ:Cogcog/オーン
ジャングル:Once/エリス
ミッド:Roki/ヤスオ
ADC:Yutorimoyashi/カイ=サ
サポート:Mocha/ガリオ

チームストーリー

AXZ iSeNN
先程の試合では圧倒的なパフォーマンスを見せたBCと、未だ最下位から抜けられないAXIZの対戦です。
この試合も直接対決は3回目で、同時期LJLに参入したSGは三連敗を喫したBCに対してAXZは勝てるのでしょうか。別チームながらに弔い合戦です。

そして、BCはこの試合に勝つと2位に浮上するという大事な1戦でもあります。

試合の流れ

LJL W8 BC FB
ファーストブラッドを獲得したのはBCでした。ミッドでRoki選手が仕掛けてそれにOnce選手が合わせる形で完璧なCCチェインが決まり、Gariaru選手は溜まらずフラッシュアウト。逃げ切れたかと思いましたが、Once選手が蜘蛛の糸からフラッシュインタワーダイブで追い打ちをかけキルまで繋げます。

LJL W8 BC teamfight
タム=ケンチのアルティメットスキルやライズのアルティメットを駆使して揺さぶりをかけるAXZでしたが、Day1選手がどちらにも乗り遅れてしまい集団戦前に落とされてしまう事故が発生。バロンをとられてしまい、そのままのペースで押し切ったBCが勝利しました。

DFM vs AXZ

ピック/バン

LJL W8 DFM vs AXZ
DetonatioN FocusMe(ブルー)★サイド選択
バン
ヤスオ、ライズ、ニーコ、ジャーヴァンⅣ、ゾーイ
ピック
トップ:Evi/ブラッドミア
ジャングル:Steal/シン・ジャオ
ミッド:Ramune/ルブラン
ADC:Yutapon/ケイトリン
サポート:Gaeng/モルガナ

AXIZ(レッド)
バン
ジェイス、エズリアル、ガリオ、カミール、シェン
ピック
トップ:uinyan/ジェイス
ジャングル:iSeNN/カジックス
ミッド:Gariaru/リサンドラ
ADC:NoA/エズリアル
サポート:ThintoN/ガリオ

チームストーリー

DFM Yutapon
王者DFMに対して、現在最下位のAXZですが、今期同時に参入したSGがDFMに一敗をつけたことで、可能性は見いだせたかもしれません。

この試合も直接対決3試合目かつDFMが2連勝中なので、AXZはなんとか1勝を上げたい試合です。

試合の流れ

LJL W8 AXZ cover
iSeNN選手はSteal選手のガンクルートを予測しミッドでカウンターガンクを決めるなど、AXZはやりたいことがやれているという印象から始まったこのゲーム。

LJL W8 DFM teamfight
途中まではゴールドでも有利を取っていたAXZですが、Ramune選手の動きに釣られてしまい集団戦ではDFMに軍配が上がります。この集団戦でバロンまで繋げたDFMはさすが王者といったところです。そしてバロンを持ったDFMはそのまま各レーンを押し付け、30分でゲームを決めました。

現在の順位

LJL W8 Standings
かっこ内はWeek8開始前の順位です。
1位:(15-1)DetonatioN FocusMe(1位 -)
2位:(11-5)Crest Gaming Act(2位 -)
3位:(9-7)Burning Core(4位 ↑)
4位:(8-7)Unsold Stuff Gaming(3位 ↓)
5位:(6-10)Sengoku Gaming(6位 ↑)
6位:(5-9)V3 Esports(7位 ↑)
7位:(5-10)Rascal Jester(5位 ↓)
8位:(3-13)AXIZ(8位 -)

まとめ

先週のWeek7に続き、SGがまたしてもジャイアントキリングを達成しました。LJL上位2チームにBo1とは言え勝つことはとても大変だと思います。それでもしっかりと勝ってみせたSGの実力は、間違いなく本物でしょう。

そして、新しいチーム編成をおこなって2連勝中のV3の今後についてや、USGはプレーオフ出場圏内である3位以内にまた戻ることができるのかも注目です。

前週/Week7のLJL記事:【LJL2019レポート】波乱のWeek7 王者DFMにシーズン初黒星をつけたのは福岡の侍たち
次週/Week8のLJL記事:【LJL2019レポート】悲願のWeek9 7連敗のRJがついに勝ち星を挙げDFMは1位通過確定!

参考リンク

LJL Week8 – Twitch
LJL公式サイト

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