- 2018-11-11
- ESJ編集部トピックス
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LoLにおける世界最高峰の大会、Wolds。先日ついにFINALを迎えましたね。皆さんはオープニングセレモニーをご覧になられたでしょうか。
彼女たちは、世界的アーティスト Madison Beer(米国)、(G)I-DLE(韓国)のミヨンとソヨン、Jaira Burns(米国)の 4 名。そして、我らがLoLの誇るチャンピオン、アーリ、アカリ、イブリン、カイ=サ。どうやらこの4人はアイドルグループとしてデビューしていたようで、セレモニーに駆け付けた模様。黒を基調とした衣装がかっこいいですね。
それにしても、煙幕やら妖魔の影やら、会場でもパッシブ、スキル発動。ファンサービスがさすがすぎます。アーリ、チャーム発動すればみんなイチコロなのでは、、?
そんな突如現れた未知の4人グループ、「K/DA」について詳しく調べてみました。
「K/DA」とは?
K/DA—ヒットソング「POP/STARS」でミュージックシーンに旋風を巻き起こした。トレードマークの尻尾(ファンは本物ではないかと疑っている)から異世界のようなスタジオの装飾まで、ファンはK/DAの型破りなセンスに夢中だ。「私たちの歌は、いつも自分に正直でいることを忘れないで欲しいというメッセージなの」とリードシンガーのアーリは言う。K/DAは世界ツアーで自分たちの音楽を世界中人々に届けたいと願っている。
めちゃくちゃ調べたのですが、グループ名については記載がありませんでした。ので、私の推測で。
まず、発音だけで連想すると、LoLの「KDA(キルデスアシスタント)」が一番早く思い浮かびます。しかし、計算式上はKDA=Kill+Assist/Deathなので、K/DAの数式ではありません。完全にここからきているわけではなさそうです。LoLでの個人のパフォーマンスが数値化されたものなので、“パフォーマンス”という意味合いだけいただきましょう。
次に文字から見てみると、KとDAで分かれていますね。こちらをアイドルや楽曲に関係ありそうな意味で考えてみましょう。
Kは、キング (King) が有力だと思います。ヒット曲のサビにも、“王冠”や、“勝利”という単語が使われていることから、彼女たちの想いが強い言葉かと思います。合わせて、アーリがメインボーカルのようですが彼女は韓国語を喋っていますね。朝鮮または韓国(Korea)も意味合いにあるのでしょうか。
DAはゲームで「ダンス」のパラメータを意味する略語になる場合があります。また、断定、指定の意を表わす日本語の助動詞「だ」を、特定のニュアンスを表現するためにローマ字で表記することもありますね。
これらをまとめると、“韓国の、パフォーマンスが最も優れているグループは私たちだ”というような意味が込められた名前ではないでしょうか。女性アイドルグループの強気の志。かっこいいですね。
こちらのグループ名もヒット曲中に登場しますが、自分たちのことを指しているんだと思います。それか、「いつも自分に正直でいることを忘れないで欲しいというメッセージ」の意味が込められているでしょう。
ヒットソング「POP/STARS」
どうやら今回のWoldsで披露してくれた「POP/STARS」が、K/DAの中での人気の曲のようですね。会場でもバックモニターでMVが流れていました。
“ファンタジーと現実の中間に、どんなことでも起こる場所があるの。誰にでもなれるし、どんなことだってできる、夢のような世界が。この中間の世界でK/DAは力強く、自信にあふれている。私たちは何だってできるの。あなただってできるわ”—そんな想いが込められているとか。
字幕もついていますが、歌詞の途中が韓国語のままなので翻訳して意味ver.をまとめます。
『POP/STARS』by K/DA
- イントロ
戻ってきたのは 誰だかわかるよね 欲しいんでしょう 今すぐに そう、“私たち”を!- Aメロ 1A
刃を持った女神 “大声を張り上げてみて 私の名前” “忘れないように” 声をあげて トップに行ける “絶対止まることができなくて” “私が最高の” バッド・ガール- Aメロ 1B
私が声をかけただけで あなたの頭は真っ白 完璧なルックス 体に流れるワイルドな血 わかるでしょ 私の声を聴けば- Bメロ 1
私から目を離さないで “何を見ようが好きでしょう” “追いつくことはできない”レベル “怨恨の対決も あなたを確信して出てきて” すべては私たちの手の中 あなたに扱えるかしら? 私たちはとってもタフ 怖いものなんてない アドレナリンがあふれるのを感じる?- サビ
誰にも止められない 最後に王冠を手にするのは私たち 認めたくないかもしれないけど 勝利を掴むのは私たち 全力で それを手に入れるまで 全力で 夢中になって 私たちは“人気歌手” 勝利しか知らない 誰にも止められない- Aメロ 2A
Hey! 準備はいい?レッツゴー! ほら“いつでも私の姿”魔法みたいに “ただ一度に私を捉えても” “絶対しょげないでしょう” Pow Pow “君が何を分かって” “望んでも耐えることができなくて” “望むのが顔に見えて” 欲しがったのはあなたよ 私が不意に 動いただけで あなたの頭はパンク寸前 私こそがリアル- Aメロ 2B
燃えてるの、この刃 私の名前が あなたの頭に鳴り響く- Bメロ 2
私から目を離さないで “何を見ようが好きでしょう” 私たちはとってもタフ 怖いものなんてない アドレナリンがあふれるのを感じる?- サビ
誰にも止められない 最後に王冠を手にするのは私たち 認めたくないかもしれないけど 勝利を掴むのは私たち 全力で 手に入れるまで 全力で 夢中になって 私たちは“人気歌手” 勝利しか知らない 誰にも止められない- Cメロ
Oh… Oh…“私は止まらなくて” Oh 全力で Oh 私たちは“人気歌手”- サビ
誰にも止められない 誰にも止められない… 最後に王冠を手にするのは私たち 認めたくないかもしれないけど 奇跡を祈ってあげるけど 勝利を掴むのは私たち 全力で それを手に入れるまで 全力で 夢中になって 私たちは“人気歌手” 勝利しか知らない 誰にも止められないhttps://universe.leagueoflegends.com/ja_JP/story/popstars-lyrics/
英語特有の掛け声以外、自分なりに翻訳したので、あくまでも自己流なところがあります。。
このようにアイドルとしての曲でもあり、WoldsやLoLのプレイを連想させる歌詞です。「誰にも止められない」、、ノンストップな曲調で勝利へまっしぐらできそうです。
ちなみに、歌詞中にも訳しましたが「POP/STARS」とは、「人気歌手」という意味です。はじける有名人じゃなかった。。
「K/DA」メンバーの生い立ち
先ほど「POP/STARS」について触れましたが、この意味もそのままでいくとスキンにある「ポップスターアーリ」は歌手だったことになりますね。実際もどうやらそのようです。
さて、4人はどういう経緯でメンバーになったのでしょうか。ウィ〇ペディアっぽく端的にまとめました。
アーリ
K/DAのリーダーで、リードシンガーを担当。2013年、ポップシャインアワードで「もっとも才能あふれる新人K-POPアーティスト」に選出されるなど、ティーンエイジ・ポップスターとして名声を得る。しかし、5枚のシングルをリリースしたあと、それまでの自分のイメージを拭い去るために業界を離れた。みんなが大好きになって、自信を持てるような、大胆で美しい曲を作りたかったが、音楽レーベルによるクリエイティビティーへの制約に疑問を感じたのだ。
そんなアーリだが、突如若々しくガーリーなイメージを脱ぎ捨て、最先端のファッションに身を包んだエレガントなセレブという新たな自分と、大ヒットシングルとともに音楽シーンに戻ってきた。挑戦を恐れないチームと一緒にパワフルなアルバムをリリースする方法を探していた彼女の答えだ。この生まれ変わったアーリのスマートでクールなイメージは、トップファッションデザイナーたちの注目を集めた。ファッションウィークにはフィナーレを飾るドレス姿で人々を虜にするほどだ。「もっとも美しいポップスター」の1人に選ばれたこともある。現在では複数のファッションブランドのミューズであり、彼女のために服を作りたいというデザイナーは後を絶たない。
昨年はFOXYコスメティックスの顔となり、フレグランスの独自ブランドを立ち上げるなど、世界中が彼女に魅了された年となった。K/DAのイブリンとは数年来の付き合い。
イブリン
K/DAでは、リードボーカル担当。自分の理想に妥協を許さない姿勢と表現力豊かな歌は、No.1 ディーバという異名と“Deeva”と自称する熱狂的なファン層をもたらす。
しかし、要求の厳しい歌姫として知られている彼女は、ポップシャインに「私はアーティストであって、タレントじゃない。求める水準が高いのは当然」と語る。音楽グループに所属する度にクリエイティブな面で意見の対立を繰り返すことで有名。ライブの演奏に録音した音源を使われたことに納得がいかず、パフォーマンスの最中にステージを降りたこともある。このように業界内では常に物議を醸す存在で、“バッド・ガール”な振る舞いでも知られる。
そんな彼女だが、アーリとの再会を機に再びグループで活動するようになった。“K/DAではすべてがシナジーになるの。リーダーのアーリのおかげで、誰もが平等に才能を発揮できる。だから、ええ、そうね。私にはぴったりのグループだと思う—”。彼女はようやく輝ける居場所を見つけた。
K/DAに加入する前は作曲も含めソロで活動していた。『苦悶の抱擁』と『エクスタシー』の2枚のヒットシングルをリリースしている。影響を受けたアーティストは、カーサス。速い車が好きで、スポーツカーをコレクションしている。それ以外の食生活とトレーニングについて語ることは少なく、謎に包まれてる。インタビューの際など、よく通訳をしている。
カイ=サ
K/DAのリードダンサー担当。カイ=サはアーリから“K/DAのドリーマー”と呼ばれているが、それは彼女がダンスをする理由にも顕著に表れている。“音楽が始まると、私の中でシンフォニーが渦を巻くの。それは暴れまわり、まるでヴォイドの呼び声のように、腹を空かせて解放を求める。私の身体は呼び声に反応し、飛び跳ねて、物語を紡ぎ出す。ヴォイドを去り、人生を生きる物語を—”。このように語る彼女は、2018年に香港の「キャン・ユー・ダンス」で優勝した経歴を持つ。現在はスタジオに何時間もこもってK/DAの振り付けを考えており、すべてのステップはその動きを通して脆さと力強さの両方を表現できなければいけないと主張している。
ポップスターの夢を追うようになる前は、両親が旅ばかりしていたため10ヶ国を転々としている。中国語、アフリカーンス語、韓国語、英語を流暢に話す。色んな国で育ったためか、インターナショナルなアクセント。これはダンスにも影響が出ている。香港生活が一番長い。
ブラックライトのシーンのアートワークはカイ=サがスプレーで描いた。アカリのマスクも作るほど、クリエイティブな才能を持つ。
アカリ
K/DAに一番遅く加入した最年少メンバーで、ラッパー担当。
格闘技道場を営む家に生まれた彼女だが、アーティストとしての夢を追うために道場を離れた。今でも鎌の使い方は忘れていない彼女は、総合格闘技に独自のラップ・リリックのビートを組み合わせている。観客は彼女のリリカルで大胆なラップとパンク・ニンジャスタイルに大いに盛り上がる。既存の型にとらわれたくないと語る彼女は、別名“ヒップホップ・ニンジャ”。
彼女は有名になる前にストリートで経験を積んでおり、訪れた先の街で、現地のストリートパフォーマーたちに混じってパフォーマンスを行っていた。15歳のときに行った伝説的なラップバトルが口コミで話題となり有名になる。その後、アーリがソーシャルメディアを通して彼女を発掘。当初はメインストリームのレーベルには向いていないと言われていたが、ワイルドなヘアスタイルと野性味あふれるスタイルのアカリは、K/DAファンの心を一瞬で掴んだ。彼女自身も、自分を解放できるようにいつも助けてくれるK/DAを愛している。
現在でも、時間があればリリックに磨きをかけるために定期的に路上でラップパフォーマンスを行うなど、自らのルーツに立ち返るようにしている。頻繁に見受けられるようで、ソウルでラップしながらバク転してる動画がネットで話題になるほど。英語、韓国語、日本語を話す。
彼女たちは、それぞれが独自のスタイルを持っていて、それをアーリ中心に存分に発揮できるグループのようです。それぞれ全く違う経歴ですので、逆にここまで歯車がかみ合わさる彼女たちのグループ愛は一生のように感じます。だからこれまでのポップソングとはまったく違う音楽なのに、耳に残ってファンを惹きつけるのでしょう。
それにしてもカーサス。。いつに間にアーティストだったんでしょうか。。デスメタルのイメージが強い。。
「K/DA」の楽しみ方
「POP/STARS」MVに隠されたLoL
MVの中に、LoLを連想させるものが多々出現しています。これは私が見つけたもので1部ですが、特に電車のシーンのポスターはもっと何か隠されているかもしれないです。ぜひ新しい発見をしてみて下さい。
そのころには、この曲を聴きすぎてマスターしているかも?
「POP/STARS」のダンスを覚える
“「POP/STARS」の最後のシーンでみんなで一緒に踊るところが私のお気に入りね。撮影はずっとみんなで一緒だったわけじゃないから、一緒にいられるときは私にとって特別なの。4人が一緒にダンスするとき、K/DAは輝くわ”—とあるインタビューでこのようなコメントをしていたアーリ。彼女の美声からサビにかけてがこの曲の土台のような部分と言えます。が、歌でなくダンスにもご注目。サビの、腕を振るステップから始まる特徴的なダンスは、私たちでも覚えられそうです。
[📽] 미연, 소연이와 함께 POP/STARS 안무 배워보기💃💃#여자아이들 #G_I_DLE #미연 #소연 #KDA #POP_STARS #leagueoflegends pic.twitter.com/mbuH3npwBl
— (G)I-DLE·(여자)아이들 (@G_I_DLE) November 6, 2018
冒頭でも紹介した、(G)I-DLE(韓国)のミヨンとソヨンが振付について詳しくレクチャーしてくれています。
LoLの公式HPにもダンスの紹介動画が上がっているので、フルver.で覚えたい方はこちらもチェックしてみてください!
「K/DA」スキンでゲームをプレイ
個々のスキンの紹介はすでにご存知の方も多いと思うので、私からは違う観点からオススメさせていただきます。それは、K/DAスキンを揃える&タリックの編成でサモナーズリフトに行く、です。違和感ゼロでなじみますし、各レーンちゃんといる、という。。
#KDA Final Form pic.twitter.com/PdUTmhxYHB
— 팬텀크로 (@PT_CROW) November 5, 2018
Twitterでも私と同じような考えの方いらっしゃいました。このメンバーの時だけBGMがPOP/STARSになったら面白いですね。
Woldsトークン限定で金髪のカイ=サがもらえるので皆さん交換はお早めに!
彼女たちに魅せられて
Woldsで大々的に公開されたK/DAの「POP/STARS」ですが、早くもiTunes カテゴリー別ダウンロードランキング全米1位を獲得&公開から48時間でYouTube再生回数が1,300万回を突破したそうです。
おそるべしK/DAパワー、、、かくいう私もそれに魅せられた一人なのですが。
そんな彼女たち、次の予定を尋ねると、“ツアーを続けてファンのために曲をつくり続けるわ。私たちの音楽は自己表現、愛、美しさ、友情、自信を謳ったものだと思ってる。それを世界中に伝えたいの”。“私たちはこれからが本番よ”と自信たっぷりに語っていたようです。今後の彼女たちの活躍からも目が離せないです。
※こちらのユニバースをもとに全文執筆させていただきました。