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シャドウバースの公式大会「RAGE」について、開催情報や歴代の優勝デッキなどを紹介しています。大会に興味がある方や、歴史を振り返りたい方はぜひチェックしてみてください。
RAGE シャドウバースの概要
RAGEとは、シャドバをはじめとした複数タイトルを取り扱う国内最大級のeスポーツイベントのことです。シャドバにおいては、季節ごとに年4回の「RAGE Shadowverse」が開催され、毎回1万人にも及ぶプレイヤーが参加しています。
大会の流れ
【#RAGEシャドウバース 2023 Summer】
🎁豪華参加賞&賞品をご用意🎁
大会参加で、
RAGEエンブレムやカードパックチケット✨プレーオフに進出した方には、
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「ケルヌンノス」を授与👀⚠エントリー締切は4月9日(日) まで⚠https://t.co/oNDQceeBxx pic.twitter.com/mFZ46sXs0y
— RAGE Shadowverse (@ShadowverseRAGE) April 2, 2023
RAGEへのエントリーは誰でも可能で、参加できるかは抽選で決まります。詳しいエントリー方法は公式サイトをご確認ください。参加が決まったら、次の日程で大会が進んでいきます。
- 1次予選(Day1):全6回戦、5勝以上でDay2進出
- 2次予選(Day2):全7回戦、6勝以上でプレーオフ進出
- プレーオフ(Day2):8グループによるトーナメント、勝ち抜いた8名がグランドファイナル進出
- グランドファイナル:8名による決勝トーナメント
なお、こちらはオフライン開催時の流れで、オンラインでは異なる可能性があります。
賞金と賞品
(公式サイトより)2023年現在、RAGEで獲得できる賞金は次の通りです。
- 優勝:10,000,000円
- 準優勝:4,000,000円
- 3位タイ:1,000,000円
- 5位タイ:450,000円
- プレーオフ決勝進出:70,000円
- プレーオフ進出:35,000円
- 2次予選5勝2敗:10,000円
2022年からは大幅に増額し、優勝賞金は400万円→1000万円まで上がりました。また、参加賞としてカードパックチケットや限定エンブレムなどが配布され、プレーオフ進出以上なら次回大会における参加権・不戦勝なども得られます。
RAGEの歴代優勝者
ここでは過去のRAGE優勝者・準優勝者と、ファイナリストの使用デッキをまとめています。
2016年:DRK期(RAGE vol.3)
- 優勝:ま(冥府エルフ・ミッドレンジロイヤル・エイラビショップ)
- 準優勝:roro(冥府エルフ・ミッドレンジロイヤル・エイラビショップ)
シャドウバースは2016年にリリースされ、初の大型大会「RAGE vol.3」の開催に至りました(vol.1/2は別タイトル)。初代優勝者は、ま選手。特に流行していた冥府エルフは、この舞台でも大いに活躍しました。
2017年:TOG~SFL期
◆RAGE vol.4
- 優勝:Enju(ランプドラゴン・アグロネクロ・復讐ヴァンパイア)
- 準優勝:SOS(ランプドラゴン・アグロネクロ・復讐ヴァンパイア)
2回目のRAGEは、ファイナリスト全員がドラゴン&ネクロを持ち込む2強状態でした。優勝を収めたのは、アグレッシブな構築で押し切ったEnju選手(後にプロ契約)。
◆RAGE vol.5
- 優勝:Surre(ランプドラゴン・ミッドレンジネクロ・コントロールヴァンプ)
- 準優勝:tizin(ニュートラルウィッチ・潜伏ロイヤル・アグロヴァンプ)
多くのナーフを経てRAGEを迎えた「ワンドリ」期。Surre選手(後にプロ契約)が優勝を収め、ドラゴン・ネクロ・ヴァンプの持ち込みが連覇を果たしました。
◆2017 Winter
- 優勝:hasu(アグロエルフ・アグロヴァンプ・疾走ビショップ)
- 準優勝:紅茶/PaR(超越ウィッチ・ランプドラゴン・復讐ヴァンプ)
ナーフを受けたロイヤルを除く6クラスが採用され、多様性を見せた環境。攻撃的な3デッキを持ち込んだhasu選手が優勝を収めました。
2018年:CGS~OOT期
◆2018 Spring
- 優勝:みずせ(ギガキマドロシーウィッチ・無謀ドラゴン・ミッドレンジネクロ)
- 準優勝:からあげさん(秘術ウィッチ・峡谷ドラゴン・ミッドレンジネクロ)
2大会連続でグランドファイナルに進んだ、みずせ選手(後にプロ契約)が優勝。ファイナリスト全員がウィッチを持ち込みながらも、8名とも構築に個性が出るウィッチ中心の環境でした。
◆2018 Summer
- 優勝:かさご(コントロールエルフ・ギガキマウィッチ・峡谷ドラゴン)
- 準優勝:ソルト(ミッドレンジロイヤル・教会ビショップ・AFネメシス)
前期に追加されたネメシスも含め、多様なデッキレシピが見られました。最後はかさご選手がストレート勝ちを収めて優勝。
◆2018 Autumn
- 優勝:ああああ(ギガキマウィッチ・アーカスネクロ・人形ネメシス)
- 準優勝:フォレスト/森の家(アグロエルフ・ギガキマウィッチ・人形ネメシス)
ああああ選手がストレート勝ちで優勝。ファイナリスト全員が人形ネメシスを持ち込み、3大会連続でギガントキマイラが輝く結果となりました。
◆2018 Winter
- 優勝:へるん(原初ドラゴン・蝙蝠ヴァンプ・AFネメシス)
- 準優勝:カラクリ/KBS(原初ドラゴン・アーカスネクロ・蝙蝠ヴァンプ)
へるん選手(後にプロ契約)がストレート勝ちで優勝。蝙蝠(自傷)ヴァンプはファイナリスト全員が持ち込み、ネクロやドラゴンの活躍も目立ちました。
2019年:ALT~VEC期
◆2019 Spring
- 優勝:GTT|たばた(マナリアウィッチ・侮蔑ドラゴン・聖獅子ビショップ)
- 準優勝:Qwert | jupi(ミッドレンジロイヤル・侮蔑ドラゴン・AFネメシス)
第5戦にもつれた決勝戦は、たばた選手(後にプロ契約)が勝利。聖獅子ビショップとAFネメシスの使用率が高くなりました。
◆2019 Summer
- 優勝:Zero|灰原きょん(ミッドレンジロイヤル・スペルウィッチ・アーカスネクロ)
- 準優勝:エルガ(ミッドレンジロイヤル・スペルウィッチ・アーカスネクロ)
ファイナリスト全員がロイヤル&ウィッチを使い、3つ目のデッキは上記2名がアーカスネクロ、3位以下の6名が聖獅子ビショップという結果でした。ミラーマッチの決勝戦は、灰原きょん選手が勝利。
◆2019 Autumn
またもミラーマッチの決勝戦は、約束のノノ選手がpazuu選手を撃破(両名とも後にプロ契約)。機械ウィッチは全員が持ち込み、残りはヴァンプかビショップに加えてリーシェナネメシスも採用されました。
◆2019 Winter
ファイナリスト全員が持ち込んだ自然ビショップを筆頭に、新タイプ「自然」が席巻した環境。さらに6名が豪風のリノセウスエルフを持ち込んだものの、最後は自然デッキのみが勝ち上がり、さわちゃん選手が制しました。
2020年:UCL~SOR期
◆2020 Spring
- 優勝:ねぎま(アマツエルフ・リオードロイヤル・妖怪ネクロ)
- 準優勝:Shimon/REV(豪風のリノセウスエルフ・進化ロイヤル・妖怪ネクロ)
無観客となったグランドファイナル、決勝戦は第5戦にもつれ込み、ねぎま選手が勝利。使用率は極端には偏らず、式神ウィッチや自然ドラゴンも健闘しました。
◆2020 Summer(オンライン)
ファイナリスト全員使用のヴァンプと、7名使用のドラゴンを筆頭に、機械&自然のハイブリッドが流行した環境。初のオンラインRAGEは西野選手が優勝を収めました。
◆2020 Autumn(オンライン)
春は準優勝に終わったShimon選手が、リベンジに成功しました。ドラゴンを除く7クラスが持ち込まれ、多彩なバトルが見られた環境。
◆2020 Winter(オンライン)
ファイナリスト全員がエルフ(6名がロキサスエルフ)を持ち込み、ネクロとヴァンプも目立った環境。最後はGale選手が攻撃的なプレイで押し切りました。
2021年:ETA~DOC期
◆2021 Spring(オンライン)
第5戦にもつれた決勝戦の末、山選手が優勝。前回に続いてロキサスエルフの使用率が高く、死期を視るもの・グレモリーを軸とした葬送ネクロも目立ちました。
◆2021 Summer(オンライン)
3度目のRAGE決勝を迎えたShimon選手に対し、見事なプレイングを見せたkendama選手が優勝。ラスワネクロ&AFネメシスが高い使用率を誇りました。
◆2021 Autumn(オンライン)
ファイナリスト全員がラストワードネクロを使用し、アクセラエルフや撤退ロイヤルも目立った今回。きるか選手が優勝を収めました。
◆2021 Winter(オンライン)
ファイナリスト全員が進化ウィッチを持ち込み、全員の構成がエルフ・ウィッチ・ネメシスという3強状態でした。決勝戦は第5戦までもつれ、かきp選手(後にプロ契約)が勝利。
2022年:OOS~CDB期
◆2022 Spring(オンライン)
- 優勝:W’s|sakuya(バーンドラゴン・ラストワード進化ネクロ・AFネメシス)
- 準優勝:ぱらちゃん(連携ロイヤル・バーンドラゴン・ラストワード進化ネクロ)
最後は12ターンに及ぶ死闘の末、sakuya選手が優勝。ファイナリスト全員がネクロを持ち込み、それに対抗できるバーンドラゴンや連携ロイヤルなども高い使用率でした。
◆2022 Summer
2年ぶりに復活したオフライン大会は、第5戦にもつれた決勝戦の結果、ういはら選手が優勝。前回に続いてファイナリスト全員がネクロを使用し、その中でもラストワード軸とフラム=グラス軸で構築が分かれる、ネクロ中心の環境でした。
◆2022 Autumn
決勝戦は第5戦にもつれ込み、テリヤキ選手が勝利。ラティカエルフが頭一つ抜けていましたが、史上初めて8クラスがグランドファイナルに揃い、拮抗した環境だったと言えます。
◆2022 Winter(オンライン)
ファイナリスト全員が秘術ウィッチ&ディスカドラを持ち込んだ2強環境。最後は一文字の強豪・あ選手が、プロプレイヤーのきょうま選手を破りました。
2023年:EAA期~
◆2023 Spring(オンライン)
「レバンガ☆SAPPORO」のRyu選手が、プロ史上初のRAGE制覇。狂乱ヴァンプ&八獄ネメシスの持ち込みが多く、次いでスペルウィッチや財宝ロイヤルなども拮抗していました。
世界大会(World Grand Prix)
年末には世界各国の強豪が集まり、シャドバの世界大会も行われます。日本のRAGEからは、その年の優勝者・準優勝者の計8名が出場し、優勝者には1億円を超える賞金が贈られます。
◆2017年
- 優勝:紅茶/PaR(コントロールエルフ・ランプドラゴン・コントロールヴァンプ)
- 準優勝:Akamarured(ミッドレンジネクロ・復讐ヴァンプ・疾走エイラビショップ)
冬のRAGEでは準優勝に終わった紅茶選手が、見事なデッキ構築とプレイングで初代王者となりました。
◆2018年
- 優勝:ふぇぐ/YL(マナリアウィッチ・原初ドラゴン・蝙蝠ヴァンプ)
- 準優勝:Potwasher/TS(原初ドラゴン・アーカスネクロ・蝙蝠ヴァンプ)
JCGを勝ち上がったプロプレイヤー・ふぇぐ選手が優勝。最後は運も味方し、ポセイドン(ドラゴン)を引き込んだことが勝利につながりました。
◆2019年
- 優勝:sasamumu(自然エルフ・自然ドラゴン・自然ビショップ)
- 準優勝:jupi/Qwert(アマツエルフ・自然ドラゴン・自然ビショップ)
自然ドラゴン/ビショップの2強が目立った今回。最後は台湾のsasamumu選手が、春のRAGE準優勝のjupi選手を下しました。
◆2021年
同年冬のRAGEを制したかきp選手が、世界一にまで上り詰めました。新型コロナウイルスによる延期を経て、2年ぶりに行われた世界大会です。
まとめ
RAGE シャドウバースについて、開催内容や歴代の優勝デッキなどをご紹介しました。プレーオフやグランドファイナルは非常に狭き門ですが、高額賞金が用意され、多くのプロ選手も排出した夢のある大会です。シャドバの腕に自信がある方は、ぜひ参加してみてください。