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シャドウバースのオールスター2Pickについてまとめています。優先して選びたいカードや、おすすめのクラス(リーダー)などを紹介しているので、ぜひグランプリで勝つための参考にしてみてください。
オールスター2Pickとは
オールスター2Pickは、特別なカードプールによる2Pick対戦です。常設ではなく半年に1回ほどのペースで、これまでは6月と12月に開催されています。
期間限定のフォーマット
オールスター2Pickを遊べる期間は、グランプリの開催中(11日間)と、それに伴うルームマッチ開催中のみです。グランプリの前からルームマッチが開催されるので、合計で2週間ほど遊べます。
選ばれたカードプールによる2Pick
オールスター2Pickの最大の特徴は、運営によって選ばれたカードプールが提示される点です。その他のルールは通常の2Pickと同じく、ランダムに提示される3クラスから1つを選び、2枚1組のカードを2択から選んで30枚のデッキを作成します。
カードプールの範囲は無制限で、過去の環境で活躍したカードが揃っています。また、通常の2Pickとは違い、オールスターではカード(レアリティ)の提示順は決まっていません。強力なレジェンド・カードも出やすいので、通常よりも強いデッキを組める仕様です。
オールスター2Pickの攻略情報(2023年6月)
ここでは、前回のオールスター2Pickグランプリ「7th Anniversary Cup」の情報をまとめています。ぜひ次回以降の参考にしてみてください。すべての提示カードは公式サイトから確認できます。
エルフ
エルフは、1ターンにプレイした枚数や、場を離れたエルフ・フォロワーの数を稼ぐのが主流です。デッキ作成やプレイングは難しいですが、使いこなせれば高いパワーを発揮できます。
◆主な提示カード
- 瘴気の妖精姫・アリア
- 黒百合の女王・ノワリス
- 伐採斧のドワーフ
- 妖精の騎士・タムリン
- リノセウス
フェアリーを除去+バーンダメージに活かせるアリアとノワリスは、最優先でピックしたいカードです。伐採斧のドワーフやタムリンは、場を離れたエルフ・フォロワーの数を稼いだ後に使えます。プレイ枚数を稼げればリノセウスも強力です。
◆1ターンにプレイした枚数を意識
フェアリーのような低コストのカードを活かし、1ターンで複数枚をプレイしてカードの効果を発揮させましょう。特にリノセウスは、プレイした枚数と同じだけ攻撃力が上がり、疾走で大ダメージを与えられます。
他にも導きの巫女・コッコロや奮起のベビーフェルパーなどは、1ターンに2枚以上プレイすることで効果を発揮します。
◆場を離れたフォロワー数を活用
場を離れたエルフ・フォロワーが10体以上なら、伐採斧のドワーフの破壊+バーンダメージや、妖精の騎士・タムリンの疾走ダメージなどで体力を削りましょう。場を離れた数を稼ぐために、自動で消滅するフェアリーウィスプや閃光のエルフ・アルバータなども活かせます。
また、20体以上稼げれば宿命の狐火・セッカもフィニッシャーとして強力です。
ロイヤル
ロイヤルは、強力なフォロワー展開で押し切るのが主流です。フォロワーで盤面を取りやすいため、安定して強い立ち回りができます。
◆主な提示カード
- 英傑の学園長・ガルドル
- ビクトリーブレイダー
- 銃士の誓い
- ファントムデュオ・バニー&バロン
- 忠義の剣士・エリカ
ガルドルやビクトリーブレイダーは耐性が高く、処理できない相手も多いです。銃士の誓いやバニー&バロンは、盤面処理+打点として使えます。連携を稼ぐことでエリカのようなフィニッシャーも活かせます。
◆耐性の高いフォロワーで制圧
フォロワー展開で盤面を取りつつ、最後はガルドルやビクトリーブレイダーを出し、盤面とリーダーにダメージカットを付けて制圧します。中盤は銃士の誓い(アラミス&アトス)やモノクロのエンドゲームなど、1枚でフォロワー展開ができるカードを活かしましょう。
◆連携を稼いでフィニッシュ
フォロワーを並べて連携数を稼げれば、忠義の剣士・エリカや飛躍の双剣使いなどの疾走フォロワーで大ダメージを狙えます。他にも出航の咎人・バルバロスや雷滅卿・アルベールに加え、7回以上進化すればロストサムライ・カゲミツなどもフィニッシャーと化します。
ウィッチ
ウィッチは、デッキ20枚以下での効果発動を活かし、スペルによるバーンダメージを与えるのが主流です。デッキ作成や立ち回りは不安定ですが、高い火力を発揮できます。
◆主な提示カード
- マナリアクイーン・アン
- レグニスロード・グレア
- 究明の魔術師・イザベル
- 猫耳の魔法使い・キャル
- マナリアの偉大なる研究
フィニッシャーのスペルを手札に加えるアン、グレア、究明の魔術師・イザベルが特に強力です。リーダーの体力最大値を減らすキャルも役立ちます。マナリアの偉大なる研究は同名のカードを1枚増やせるので、上記のカードを増やすことで打点を伸ばせます。
◆能力による大ダメージ
デッキが20枚以下なら、アンからイクシードブラスト(最大8点)、グレアからフェイタルバーン(最大9点)が手札に加わります。いずれもデッキが5枚以下なら最大火力になるので、ドローやカード消滅でデッキを減らしましょう。
また、8種類以上のスペルをプレイしていれば、イザベルのユニオン・マジックからアルティメット・マジック(10点・10回復)も加わります。
◆カードが揃えばスペルブースト軸も
コンボ性が高く難しいですが、次元の超越やウーシンマスター・クオンなどを採用したスペルブースト軸も組めます。特に、1枚で5回スペルブーストできる水晶の魔剣士を取れれば、超越やクオンなどで上振れを狙えます。
ドラゴン
ドラゴンは、PPブーストから強力なフォロワーを出す、シンプルな戦法が主流です。単体で強いカードやコンボが少なく、他クラスに比べると劣ってしまいます。
◆主な提示カード
- 竜槍の戦士・ローウェン
- キャプテン・ドラグウッド
- ブリザードハート・フィルレイン
- 禁牙の執行者・ドラズエル
- 竜の託宣
攻撃面では、継続的にダメージを与えるローウェンや、PPブーストもできるドラグウッドが強力です。耐久面では、相手の手札のコスト+1を行うフィルレインや、回復と除去を兼ねたドラズエルが役立ちます。これらを使うため、竜の託宣や竜の真恵などのPPブーストも欠かせません。
◆PPブーストを進めて攻撃
PPブーストを進めて覚醒状態に入ったら、ローウェンの黒龍の呪い(自分のターン終了時に3点)を軸にダメージを与えましょう。PP10に達すれば、ドラグウッドやゲオルギウス、独眼竜・伊達政宗などの火力も伸びます。
◆回復やコスト上昇などで耐久
逆に攻め込まれているなら、ドラズエルやティアマト・マグナなどで回復しつつ、全体除去で有利な展開を作りましょう。また、コンボ性の高い相手も多いので、ブリザードハート・フィルレインによる手札のコスト+1も有効です。
ネクロマンサー
ネクロマンサーは、単体で強いカードを活かしつつ、ラストワードの効果で立ち回るのが主流です。安定感はありますが、爆発力は高くありません。
◆主な提示カード
- トート
- 忌まわしき再誕
- 死期を視るもの・グレモリー
- ネクロインパルス
- マスカレードゴースト
破壊された「ラストワードを持つカード」の枚数を稼ぎ、トートや忌まわしき再誕などを使えれば強力です。死期を視るもの・グレモリーは、墓場+PP回復による強力な立ち回りを狙えます。また、マスカレードゴーストは単体で押し切れる1枚です。
◆ラストワード持ちのカードを破壊
ラストワードを持つカードが10枚以上破壊されれば、トートや人外魔境・クリストフの盤面でプレッシャーをかけたり、鎖杖のネクロマンサーでダメージを与えたりできます。できる限りラストワードを軸として、忌まわしき再誕による除去+ドローも活かして立ち回りましょう。
◆グレモリーでネクロマンスを活用
墓場の数がデッキの枚数を超えたら、死期を視るもの・グレモリーの効果で、ネクロマンスの値と同じだけ墓場とPPを回復できるようになります(ターンごとに1回)。これを活かしてネクロインパルスや禁絶の一撃(禁絶の腕・ニコラ)など、強力なネクロマンスをメリット付きで使いましょう。
ヴァンパイア
ヴァンパイアは、狂乱を軸にデッキを組むのが主流です。デッキを組みやすく、立ち回りの安定感・爆発力も備えています。
◆主な提示カード
- 終幕の吸血鬼・ユリアス
- 紅き血の女王・ヴァンピィ
- ハウリングデーモン
- ダークエンペラー
- 神狼・シス
狂乱ヴァンプの軸となるユリアスをはじめ、狂乱状態で強化されるヴァンピィやハウリングデーモンなどが主力です。単体で強いダークエンペラーやシスなども入れつつ、できる限り狂乱寄せのデッキを組みましょう。
◆自傷カードで狂乱状態へ
序盤から低コストで自分のリーダーにダメージを与え、自傷7回で狂乱状態に入りましょう。バイオレントスクリームやダークオーダーなどでドローしつつ、憤激の副総長やサードニックデーモンなどで除去もできれば強力です。
◆ダメージを与えつつ回復
狂乱状態では、紅き血の女王・ヴァンピィや愛絶の姦淫・ヴァーナレクなどで相手の体力を削ります。ドレインを持つハウリングデーモンや悪魔の笛吹きなどで、自傷で減らした体力を回復することも意識しましょう。
ビショップ
ビショップは、リーダー回復によるダメージや盤面強化で攻めつつ、単体で強いカードを出すのが主流です。爆発力は低いですが、軸となるカードを取れれば安定してパワーを発揮できます。
◆主な提示カード
- ベレロフォン
- 華麗なる淑女・エルヴィーラ
- ホーリーセイバー
- 贖罪の司祭・イリス
- 絶望の安息・マーウィン
回復時のリーダー付与効果として、全体ダメージを与えるベレロフォンと、フォロワー+1/+1を行うエルヴィーラがデッキの軸です。ホーリーセイバーと贖罪の司祭・イリス(レリックゴッデス)は、高い耐性と攻撃力でフィニッシュに貢献します。
◆回復を活かして制圧
エルヴィーラや清純なる祈り・エイラを進化させれば、回復するたびにフォロワー全体を+1/+1できます。ユニコーンウォーリアーや小型のフォロワーを並べて、相手が処理できない盤面を作りましょう。ベレロフォンによる全体ダメージも合わせれば、さらに制圧力が増します。
◆耐久力と攻撃力でフィニッシュ
終盤はホーリーセイバー(聖女の号令)や聖なる守り手・ユカリで能力ダメージを無効化し、耐久しつつ勝利を目指しましょう。また、イリスからレリックゴッデスを出せれば、一切のダメージを受けない耐性で押し切ることもできます。
ネメシス
ネメシスは、高コストの機械フォロワーで押し切るのが主流です。単体で強いカードが揃っており、安定して高いパワーを発揮できます。
◆主な提示カード
- 弾哭の執行者・キルザエル
- 極地の創造主・ベルフォメット
- 神器鳴動
- 機鋒の咎人・カットスロート
- アブソリュート・モデスト
制圧力に長けたキルザエルとベルフォメットを軸に、機械カードを多めに採用しましょう。他にも、ダメージカットが優秀な神器鳴動や、大ダメージを与えるカットスロートなどが強力です。アーティファクトに寄せられれば、アブソリュート・モデストも軸になり得ます。
◆大型の機械フォロワーで制圧
極地の創造主・ベルフォメットは、機械カードを2枚融合することで、強力なトークンを3体出すフォロワーです。ベルフォメットを使う際は融合用の機械カードを確保し、終盤まで耐えることを優先しましょう。また、キルザエル1枚で有利な展開にするのも強力です。
◆単体のカードパワーを活用
AFや人形などのコンボよりも、単体のパワーを活かした構築を組むのがおすすめです。神器鳴動は、エンハンスで盤面を処理しつつ、ギルティ・シールドでダメージカットも付けられます。5コスト以上のフォロワーが破壊されれば、カラミティ・モードや万識を超えたものも強く使えます。
ニュートラル
- 箱庭の追憶・オリヴィエ&シルヴィア
- ワンダードリーム・アリス
- ウーラノス
全クラス共通で、採用しやすいニュートラルは上記の3枚です。特に、進化回数を稼ぐデッキや長期戦が多いデッキなら、オリヴィエ&シルヴィアやアリスの出番が多くなります。デッキを減らしやすいウィッチは、ウーラノスとの相性も良好です。
おすすめリーダー(クラス)ランキング
- ヴァンパイア:狂乱状態での安定した火力
- ロイヤル:フォロワー展開の安定感
- エルフ:使いこなせれば高い爆発力
- ウィッチ:扱いにくいが爆発力は高め
- ネメシス:終盤まで耐えるか、AFに寄せれば強力
- ビショップ:決定力は低いが耐久力は上位
- ネクロマンサー:安定感はあるが決定力不足
- ドラゴン:不安定なPPブーストや決定力の低さが課題
まとめ
オールスター2Pickは半年に1回、6月と12月に開催されています。直近のおすすめクラスはヴァンパイア、ロイヤル、エルフの3つです。開催されたらぜひ強力なデッキを組み、グランプリで優勝を目指してみましょう。