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シャドウバースの2Pick(ツーピック/アリーナ)について、おすすめのリーダーやカードをまとめています。カードの選び方や立ち回りのコツなども紹介しているので、ぜひ2Pickで勝つための参考にしてみてください。
2Pickで強いカード例
- 単体で完結しているカード
- フォロワー展開・除去に優れたカード
- 耐性が高いフォロワー
2Pickで活躍するカードのタイプは、大きく分けて上記の3つです。
単体で完結しているカード
それ1枚でフィニッシャーの役割を果たしたり、複数の能力を発揮したりできるカードは、2Pickでかなり重宝します。2Pickではコンボ性の高いデッキを組みにくいため、単体で仕事できるカードのほうが扱いやすいです。
フィニッシャーとしては、極致の創造主・ベルフォメットや光輝の顕現・ラーなど、緩い条件で最大限の力を発揮できるカードが活躍できます。複数の役割を持つカードとしては、ランダムなコストによって能力が増える時空の掌握者が代表的です。
フォロワー展開・除去に優れたカード
複数の役割でなくとも、フォロワー展開や除去に長けているカードは強力です。2Pickでの対戦はフォロワー同士の盤面勝負になりやすいので、一度に3~5体のフォロワーを並べたり、フォロワーを出しながら除去したりすることで有利に戦えます。
過去に活躍したカードとしては、2/2を3体並べる老いたる先導者や、場に残ればフォロワーを出し続ける重力の柔術士などが挙げられます。通常の構築戦では見かけないカードが2Pickで輝くことも珍しくありません。
耐性が高いフォロワー
フォロワー同士の盤面勝負となれば、除去されにくい高耐久のフォロワーも活躍します。受けるダメージを軽減したり、「破壊されない・選択されない」などの耐性を持つフォロワーは、2Pickでは除去されずに押し切れる可能性が高いです。
代表的なフォロワーは、レジェンドソードコマンダーやレリックゴッデス(贖罪の司祭・イリスのトークン)など。いずれも他のカードの能力を受けないカードで、長引く対戦を終わらせるフィニッシャーと言えるため、最優先で採用したい1枚です。
デッキを組むコツ
実際にカードを選ぶにあたって、意識したいポイントは次の5つです。
- 提示カードの順番を知っておく
- マナカーブを意識する
- 適度にドローソースを採用する
- コンボに寄せられれば寄せる
- ピックの終盤にかけてバランスを整える
1.提示カードの順番を知っておく
2枚1組で提示されるカードの順番は、次のように決まっています。
- クラスのレジェンド/ゴールド、ニュートラルのレジェンド
- クラスのブロンズ
- クラスのシルバー
- クラスのブロンズ
- ニュートラルのゴールド/シルバー/ブロンズ
- クラスのシルバー
- クラスのブロンズ
- クラスのレジェンド/ゴールド、ニュートラルのレジェンド
- クラスのブロンズ
- ニュートラルのゴールド/シルバー/ブロンズ
- クラスのブロンズ
- クラスのシルバー
- クラスのブロンズ
- クラスのシルバー
- クラスのレジェンド/ゴールド、ニュートラルのレジェンド
レジェンドは1・8・15回目に提示されます。特に1・8回目の選択カードはデッキの軸となり、その後のピックを決める基盤にもなるので、強いカードを引きたいところです。また提示回数の多いブロンズ・シルバーでも、優秀なカードを集められれば理想的です。
2.マナカーブを意識する
マナカーブとは、デッキのコスト帯を1から順に並べ、それぞれの枚数をグラフ化したときに見える曲線のことです。基本は低コストをやや多めに、高コストは少なめにして右肩下がりの曲線を目指します。
高コストのカードが多くなると手札事故が起き、序盤に動きにくくなる可能性が高いです。かと言って、低コストの小粒なフォロワーが多くなるとデッキパワーが落ちるため、バランスを見ながらカードを選びましょう。
◆基本はカードパワーを優先
マナカーブはあくまで目安であり、最優先で採用したいのはパワーの高いカードです。低コストで優秀なカードは多く、高コストを積極的に採用したいケースもあるので、マナカーブは極端に偏らなければ問題ありません。
◆アクセラレート・エンハンスも考慮
マナカーブは元のコストしか参照しないので、アクセラレートやエンハンスで使う予定のカードを採用するなら、頭の中でマナカーブを計算する必要があります。もし高コストに偏ってもアクセラレート(コスト1~3程度)で使えるカードが含まれていれば、マナカーブ的には問題ありません。
3.適度にドローソースを採用する
序盤に攻めることができても、手札が切れると中盤以降に逆転されてしまいます。手札切れを避けるにはドローソースが最適ですが、ドローソースばかりではデッキパワーが落ちる可能性もあるため、あくまでもバランスを重視しましょう。
理想的なのは、フォロワー除去+ドローのように複数の能力を持つカードです。メインの能力に1枚ドローが付随する、いわゆる「キャントリップ」を重視しましょう。
◆1コストのフォロワーは優先度低め
手札切れに関連して、1コストの軽量フォロワーは2Pickで活躍しにくいと言えます。1ターン目に出せないと弱いうえに、中盤以降に引いても勝敗にほぼ関わってきません。よほど優秀な能力や、コンボパーツの1つになるものでなければ、1コストのフォロワーは避けるのが基本です。
4.コンボに寄せられれば寄せる
ランダムにカードが提示される2Pickでは、全体の相性を考えたコンボデッキは基本的に組めません。ただし、ウィッチの土の秘術やヴァンパイアの狂乱など、無理なくデッキの軸にできるコンセプトもあります。コンボデッキを組めるかは、選んだクラスやカードプールによって考えましょう。
5.ピックの終盤にかけてバランスを整える
どのように考えながらカード選択を進めるべきか、前半(1~8回目)と後半(9~15回目)に分けて見ていきましょう。カードの提示順については、「提示カードの順番を知っておく」の項目をご参照ください。
◆1~8回目
前半はレジェンド2回を含む16枚をピックするため、デッキの軸がほぼ決まります。あまりマナカーブを気にせず、カードパワーの高さを重視して選んでいきましょう。どちらも同程度の強さで迷った場合は、コストの低いほうを選んだほうが後で修正が利きます。
◆9~15回目
後半はマナカーブの調整をメインに考え、低コスト(2~3コスト)が少なければ採用しましょう。基本的には最後のレジェンド枠に備え、14回目までにはマナカーブを確立させます。それでも高コストのパワーカードが来たら、多少マナカーブが崩れても採用できれば理想的です。
ピック時は「デッキ確認」をこまめに押し、現時点でのバランスを見ながら適切なカードを選んでいきましょう。
立ち回りのコツ
2Pickの立ち回りにおいては、次の2つが特に意識したいポイントです。
- 進化権の使い所を考える
- 相手のフォロワーを取るべきか判断する
1.進化権の使い所を考える
2Pickはフォロワー同士の勝負が中心なので、フォロワーを進化させるEPを切るタイミングは勝敗に大きく関わります。基本的には受け身に回るよりも攻める意識で、EPは積極的に切りましょう。ただし、どうしても進化させたほうが強いカードが手札に控えていれば、EPを温存する選択肢もあります。
またEP回復や無償進化を持つフォロワーがいれば、遠慮なくEPを切って攻められます。そのため、EPに関わるカードは2Pick全体で見ても評価が高めです。
2.相手のフォロワーを取るべきか判断する
フォロワーの処理も大事ですが、当然ながら最後は相手リーダーの体力を0にしたいので、放置しても問題ないフォロワーには触れずにリーダーの体力を詰める判断も必要です。先にリーダーへの攻撃を仕掛けることで、相手はこちらのフォロワーを処理せざるを得なくなり、有利な状況が生まれます。
【2023年4月】おすすめクラス・カード一覧
- ロイヤル
- ネクロマンサー
- ドラゴン
- エルフ
- ヴァンパイア
「遥かなる学園」環境における2Pickのおすすめクラス(リーダー)は上記の5つです。
ロイヤル
ロイヤルは、フォロワー展開から盤面で押し切る動きが安定しています。連携によって能力を発揮するカードも多いです。
【レジェンド/ゴールド】
- 英傑の学園長・ガルドル
- レジェンドソードコマンダー
- 出航の咎人・バルバロス
- 学び舎の黄昏・リーシャ&ナノ
- 飛躍の双剣使い
【シルバー】
- 快進撃
- 必中の訓練生
- 才気の戦略家
- 光灯すルミナスメイジ
- マギウィッパー
【ブロンズ】
- 忍具の放出
- 愚直なる研磨・トニー
- フレイムソルジャー
- ヘヴィーウォーリアー
- 望遠の船長
ガルドルとレジェンドソードコマンダー、2枚の耐性持ちフォロワーによって高い制圧力を誇ります。また飛躍の双剣使いや必中の訓練生など、連携を稼いだ後のダメージ源があるのも優秀です。
ネクロマンサー
ネクロマンサーは、単体で制圧力の高いフォロワーに恵まれています。葬送ギミックは無理なく採用でき、盤面の取り合いに貢献させられます。
【レジェンド/ゴールド】
- マスカレードゴースト
- 屍術王・コルネリウス
- 滅屍の執行者・ミロエル
- デスサイズハウンド
- 形骸の看守
【シルバー】
- 冥府の中尉
- 霊魂の統率
- フギン&ムニン
- カースドソーサラー・リーズ
- 屍肉のハイドラ
【ブロンズ】
- スケルトンブレイカー
- 忠犬のゴースト
- 弔魂の幽霊船
- 枕元の不吉
- デッドバイヤー
中盤以降は、マスカレードゴーストやコルネリウスなどが1枚あれば大幅に有利を取れます。シルバー以下でも冥府の中尉やスケルトンブレイカーなど、単体で強いフォロワーの確保を狙いましょう。
ドラゴン
ドラゴンは、PPブーストから大型フォロワーを出す定番の動きが強力です。体力バフを活かし、盤面の取り合いに強くなることもできます。
【レジェンド/ゴールド】
- 禁牙の執行者・ドラズエル
- 熱血の竜教師・ジョー
- キャプテン・ドラグウッド
- 焦土の無頼漢
- 剛爪の看守
【シルバー】
- 竜の真恵
- 貫禄のドラゴニュート・ガンベイン
- オルカサーファー
- 双竜の導き手
- リバイバルドラグーン
【ブロンズ】
- 竜の託宣
- ダンスクラブ
- 荒天のドラゴン
- ヘイルドラゴン
- トカゲの騎兵
攻撃面ではドラグウッドや焦土の無頼漢、防御面ではドラズエルやガンベインなど、それぞれに頭一つ抜けた存在があります。PPブーストの面でも、竜の真恵と竜の託宣の2枚が大いに貢献してくれます。
エルフ
エルフは、1ターンにプレイした枚数や場を離れたエルフ・フォロワーの数を意識した、ややテクニカルな立ち回りができれば強力です。単体で強いカードにも恵まれています。
【レジェンド/ゴールド】
- コスモスファング
- シャイニングヴァルキリー
- 黒百合の女王・ノワリス
- ベネディクションエルフ
- 妖精の騎士・タムリン
【シルバー】
- 旋律のダークエルフ・アルバ
- 農作のエルフ
- 迷林の大梟
- ナチュラルテイマー
- 野生の目覚め
【ブロンズ】
- ホーネットユーザー
- 宿り木のモモンガ
- 森越えの商人
- ビーストランサー
- マチェットエルフ
手札に加わるフェアリーはプレイ枚数稼ぎに使い、アルバや農作のエルフなどの効果発動に活かしましょう。単体で強いフォロワーとして、コスモスファングやベネディクションエルフもあると安定感が増します。
ヴァンパイア
ヴァンパイアは、狂乱に寄せたデッキを組むのが理想的です。単体で強い大型フォロワーも何枚かあります。
【レジェンド/ゴールド】
- 蛇殿の執行者・ゲノムエル
- 紅き血の女王・ヴァンピィ
- 羅刹の咎人・ガロダート
- ハウリングデーモン
- 人狼の女王・ルーナ
【シルバー】
- 魅惑の狂想曲
- デモンビーター
- 致命の毒蛇
- トロンボーンデビル
- フュリオスウルフ
【ブロンズ】
- 狂騒の悪鬼
- ハーモニックウルフ
- 狡痴の悪魔
- バイオレントスクリーム
- 血の取引
ルーナや魅惑の狂想曲など、優秀な自傷カードが多くあります。ガロダートやヴァンピィもなど採用できれば、ランクマッチと遜色ない狂乱ヴァンプを組めるでしょう。
ニュートラル
以下のニュートラル・カードは、どのクラスでも活躍の機会があると言えます。
【レジェンド】
- 箱庭の追憶・オリヴィエ&シルヴィア
- ウーラノス
- カオティックエンジェル
- レジェンドティーチャー・ルシウス
- メタトロン
【ゴールド】
- フレイア
- 大いなる意志
- アズヴォルト
- 大いなる学び舎
- ジャイアントハッピーピッグ
【シルバー】
- 絆の証明
- 御言葉の大天使
- ナチュラルペインター
- ダンジョンサーチャー
- エンジェルパニッシャー
【ブロンズ】
- 串刺しの罠
- フォーリンショット
- 福音の天使
- ジャーニーゴブリン
- 天球の天使
まとめ
シャドバの2Pickについて、カードの選び方や立ち回りなどを紹介してきました。2Pickでは盤面勝負が基本となり、カード単体の性能が重視されやすいため、普段のランクマッチとは違った知識や立ち回りが求められます。
勝利を重ねるとカードパックチケットやルピなどを獲得できるので、ぜひピックや立ち回りのコツを理解し、2Pickでの連勝を目指してみてください。