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シャドウバースのドラゴン(ローテーション/アンリミテッド)について、ランクマッチで連勝を挙げているデッキを基に、構築や立ち回りを紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
天示す竜剣(CDB)ローテ環境の変化
- ディスカードドラゴン
- アルバハドラゴン
現環境で特に使われている、上記のデッキについて紹介していきます。
ディスカードデッキが台頭
「天示す竜剣」アディショナル実装後は、ディスカードドラゴンが急浮上しています。これまでも手札を捨てるカードは追加されていましたが、金色の威信・リュミオールと銀色の清純・アルジャンテの登場で、本格的にデッキとして成立しました。
アルバハデッキも有力
コントロール寄せのデッキとしては、アルバハドラゴンも有力です。PPブーストを活かして消費したPPを稼ぎ、早いターンにアルティメットバハムートの直接召喚を目指せます。また、今期は新カードタイプ「武装」も追加されましたが、現状ではパワー不足です。
ディスカードドラゴンのデッキレシピ
配信中に20連勝達成しました!!
1枚3種のディスカードドラゴン。
配信で質問してくれればわかる範囲でプレイなど答えますのでぜひ遊びに来てくださいー!#シャドバ#ドラゴン #シャドバ連勝 pic.twitter.com/9g7aebNSeO— tome/トメゾー (@tome_div) December 4, 2022
ディスカードドラゴンは、手札を捨てること(ディスカード)で立ち回るデッキです。PPブーストとドローを進め、金色の威信・リュミオールにつなげて勝利を狙います。
主な採用カード
◆金色の威信・リュミオール
自分のターン中、自分が手札を捨てるたび、相手のリーダーと相手のフォロワーすべてにXダメージ。Xは「捨てた枚数の2倍」である。
ファンファーレ 自分のPPを3回復。このバトル中に「自分の手札を捨てる」自分の能力が4回以上働いていたなら、自分の手札2枚を捨てる。カードを3枚引く。
手札を捨てることで全体ダメージを与えられる、ディスカドラの軸となるフォロワーです。手札を4回以上捨てていれば、自身でも2枚ディスカしてダメージを与えられます。
◆銀色の清純・アルジャンテ
守護
ファンファーレ 自分の手札2枚を捨てる。自分のPP最大値を+1する。このバトル中に「自分の手札を捨てる」自分の能力が(これを含めず)2回以上働いていたなら、カードを3枚引く。
手札を捨ててPPブーストもできるので、こちらもディスカドラには欠かせません。手札を2回捨てていれば3枚ドローでき、手札を枯渇させずに立ち回れます。
◆黒白の乱舞・ノール&ブラン
これが能力によって手札から捨てられたなら、進化前が攻撃力1/体力1の黒白の乱舞・ノール&ブラン1体を出す。
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EPによる進化ができない。(能力による進化はできる)
疾走
自分のターン終了時、自分のPP最大値が10なら、進化する。(進化後)守護
能力によって受けるダメージを0にする。能力によって破壊されない。(攻撃によるダメージでは破壊される)
手札から捨てられると、スタッツ1/1で場に出るフォロワーです。10PPなら進化して元のスタッツに戻り、能力破壊・能力ダメージを無効化する守護フォロワーとなります。そのまま出しても4/4疾走で使えますが、手札から捨てて使うのが基本です。
◆ウーラノス
EPによる進化ができない。(能力による進化はできる)
ファンファーレ 体力3以下の相手のフォロワー1体を消滅させる。自分のデッキが20枚以下なら、自分のリーダーを3回復。進化する。(進化後)攻撃時 相手のリーダーに3ダメージ。自分のデッキが5枚以下なら、3ダメージではなく9ダメージ。
手札が20枚以下なら自動進化でき、攻撃時にダメージを与えられるフォロワーです。デッキが5枚以下なら9ダメージ与えられるので、フィニッシャーとして活用できます。
◆キャプテン・ドラグウッド
ファンファーレ 自分のPP最大値を+1する。
エンハンス 7; 突風のドラゴン1体を出す。進化時 ヘルフレイムドラゴン1体を出す。自分のPP最大値が10なら、ヘルフレイムドラゴンではなく突風のドラゴンを出す。
PPブーストしつつ、ヘルフレイムドラゴン(4/3突進)や突風のドラゴン(5/5疾走)を出せるフォロワーです。10PPなら進化で突風のドラゴンを2体出せるため、合計10ダメージ与えられます。
マリガンと立ち回り
◆マリガンでキープするカード
- 竜の託宣
- 流浪の指揮者
- ドラゴニュートの怪力
- 砕石竜
- オーブキャンサー
- 銀色の清純・アルジャンテ
- 独尊竜・スーロン(後攻時)
PPブーストができる竜の託宣や、手札を捨てるカードを幅広くキープしましょう。アルジャンテは、他の手札を捨てるカードとセットで引くのが理想的です。後攻なら、進化でPPブーストできるスーロンもキープ候補です。
◆手札を捨てた回数とPPブーストを意識
序盤はディスカードしつつ、竜の託宣やアルジャンテなどでPPブーストを進めます。序盤にフォロワーを並べてくる相手なら、ドラゴニュートの怪力は直接プレイして除去しましょう。フォロワーを並べてこなければ、捨てる対象にしてドローを回すのがおすすめです。
◆リュミオールやノール&ブランで制圧
4回ディスカードできていれば、リュミオールで一気にダメージを稼げます。ファンファーレのPP3回復を活かし、さらに手札を捨ててダメージを与えましょう。10PPなら、ノール&ブランを捨てることで耐性持ちの守護フォロワーが立ち、盤面を強化できます。
◆ウーラノスやドラグウッドでフィニッシュ
デッキが5枚以下で攻撃対象がいるなら、ウーラノスの9点バーンダメージも狙えます。他にもドラグウッドやインフニットフレイムドラゴンなど、ディスカ以外でダメージを出せる手段はあるので、最後の一押しに活かしましょう。
採用候補のカード
- ブリザードハート・フィルレイン:2コスト・覚醒状態なら相手の手札のコストを+1するフォロワー。ディスカドラのミラーや、秘術ウィッチなどの対策として1~2枚採用。
- 火炎の竜闘士:2コスト・デッキのドラゴンフォロワーを+0/+1して、1枚ディスカ、1枚ドローできるフォロワー。安定感を高めるために2~3枚採用できるが、優先度はやや低い。
- 紅炎の竜爪・エチカ:3コスト・攻撃時に全体ダメージ、覚醒状態ならEPを1回復できるフォロワー。アグロ対策やEP回復要員として、1~2枚採用。
アルバハドラゴンのデッキレシピ
バハドラ16連勝。グランス外したディスカを主食にしてる感じです。ギルネゲー。 pic.twitter.com/etc6oHnrhT
— バンカノホウオー (@FeniceCaleid) December 2, 2022
アルバハドラゴンは、アルティメットバハムートや干絶の飢餓・ギルネリーゼの直接召喚で勝つコントロールデッキです。リーダー回復やEP温存などで、終盤まで粘りながら勝利を目指します。
主な採用カード
◆アルティメットバハムート
アクセラレート 5; ランダムな相手のフォロワー1体に3ダメージ。アルティメットバハムート1枚をデッキに加える。自分のPPを4回復。
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直接召喚 自分のターン終了時、「このバトル中に消費した自分のPP」が50以上なら、これを1枚、自分のデッキから場に出す。その後、相手のデッキが5枚になるように消滅させる。
50PP消費することで、デッキから直接召喚されるフォロワーです。13/13のスタッツとともに、相手のデッキを残り5枚まで消滅させてリタイアを狙えます。
◆ユピテル
守護
ファンファーレ 相手のフォロワー1体を消滅させる。カードを1枚引く。自分のPPを2回復。「このバトル中、自分のフォロワーが進化した回数」が5回以上なら、2回復ではなく4回復。自分のリーダーを4回復。
5回以上進化していれば、実質2コストで消滅・ドロー・リーダー回復ができるフォロワーです。消費したPPを稼げるので、アルバハの直接召喚に活かせます。
◆独眼竜・伊達政宗
必殺
ファンファーレ 覚醒状態なら、「次に受けるダメージを0にする」を持つ。進化する。自分のPP最大値が10なら、このバトル中、自分のリーダーは「自分のターン中、自分のフォロワーが相手のフォロワーに攻撃するとき、相手のリーダーに2ダメージ」を持つ。リーダーはこの能力を重複して持たない。
覚醒状態なら自動進化し、10PPなら追加効果も発生するフォロワーです。主にユピテルを強く使うため、進化回数を稼ぐ要員として活躍します。
◆箱庭の追憶・オリヴィエ&シルヴィア
守護
ファンファーレ 自分のEPを上限まで回復。進化時 相手のフォロワーすべてにXダメージ。自分のPPをX回復。Xは「このバトル中に消費した自分のEP」である。
EP回復と全体除去を兼ねたフォロワーです。進化権に余裕が出ることで長期戦に強くなり、進化時のPP回復でアルバハの直接召喚にも貢献できます。
◆干絶の飢餓・ギルネリーゼ
直接召喚 自分のターン開始時、自分と相手のPP最大値が10なら、これを1枚、自分のデッキから場に出す。その後、干絶の甘露1枚を手札に加える。
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ドレイン進化時 場のフォロワー1体を+2/-2する。
進化時効果を自分に付与することで、6点ドレインを狙えるフォロワーです。直接召喚で手札に加わる干絶の甘露は、0コストで5ダメージ与えて5回復し、相手の手札を5枚捨てるスペルです。
マリガンと立ち回り
◆マリガンでキープするカード
- 竜の託宣
- イグニスドラゴン
- 導く鐘・ベルエンジェル
- フレイア
- 天使の恩寵
- 独尊竜・スーロン(後攻時)
PPブーストできる竜の託宣と、イグニスドラゴンを最優先でキープしましょう。ベルエンジェルや天使の恩寵など、ドローソースもキープ対象です。フレイアは、宴楽タイプのスーロンを確定サーチできる1枚です。
◆ドローとPPブーストを優先
序盤はPPブーストを進めて、いち早く覚醒状態に入りましょう。覚醒状態で、伊達政宗やフィルレインなどを強く使うのが理想です。ユピテルやジャイアントハッピーピッグなど、高コストのフォロワーも出しやすくなります。
◆PPを消費してアルバハ召喚
7~8ターン目には50PP消費を達成し、アルバハを直接召喚させましょう。消費したPPを稼ぐには、ユピテルやオリヴィエ&シルヴィアなどのPP回復できるカードが有効です。ギルネリーゼや三相の女神・バイヴカハなどで、リーダー回復もできると粘りやすくなります。
◆ギルネリーゼやウーラノスを活用
10PPが近づいてきたら、ギルネリーゼの直接召喚も視野に入れましょう。干絶の甘露で相手の手札を捨てられれば、そのまま決着がつく可能性が高いです。相手の直接召喚を封じるグランスエンジェルや、デッキ5枚以下で真価を発揮するウーラノスも勝敗につながります。
採用候補のカード
- 終焉の地:7コスト・コスト9以上のフォロワーを確定サーチしてPPを6回復し、条件を満たせば相手の場のカードを全破壊できるアミュレット。アルバハ召喚を安定させるため2~3枚採用。
- 大いなる意志:2コスト・相手のリーダーかフォロワー1体を「与えるダメージ0」にするアミュレット。相手への妨害として2~3枚採用。
- 紅炎の竜爪・エチカ:3コスト・攻撃時に全体ダメージ、覚醒状態ならEPを1回復できるフォロワー。オリヴィエ&シルヴィアと役割が被るので、主にアグロ対策で1~2枚採用。
【アンリミ】ディスカードドラゴンのデッキレシピ
CDBアディショナル後にドラゴン単騎でグランドマスター登頂しました!
あまりにもアンリミドラゴン弱過ぎてずっと放置してたんですが
リュミオールのおかげで戦えるようになったので、1年半ぶりにグラマスなれました!グラマス直前に10連勝も出来たのでそこそこやれるレシピだと思います。 pic.twitter.com/AOIIa7jfcL
— 遠藤羽十六(えんどうはとりく) (@patricia188188) December 2, 2022
リュミオールやアルジャンテなどの追加で、アンリミでもディスカドラが浮上しています。こちらはディスカードを軸として、環境メタも意識された構築です。
主な採用カード
◆金色の威信・リュミオール
自分のターン中、自分が手札を捨てるたび、相手のリーダーと相手のフォロワーすべてにXダメージ。Xは「捨てた枚数の2倍」である。
ファンファーレ 自分のPPを3回復。このバトル中に「自分の手札を捨てる」自分の能力が4回以上働いていたなら、自分の手札2枚を捨てる。カードを3枚引く。
アンリミでも、ディスカドラの軸となるのはリュミオールです。手札を捨てる他のカードと併用して、相手に全体ダメージを飛ばします。
◆銀色の清純・アルジャンテ
守護
ファンファーレ 自分の手札2枚を捨てる。自分のPP最大値を+1する。このバトル中に「自分の手札を捨てる」自分の能力が(これを含めず)2回以上働いていたなら、カードを3枚引く。
こちらもディスカドラには欠かせない1枚です。手札を2回捨て、3枚ドローが働く状態で使いましょう。
◆大逆のドラゴサモナー
これが能力によって手札から捨てられたなら、悲哀の赤竜1枚を手札に加える。
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守護
ファンファーレ 自分の手札1枚を捨てる。憤怒の碧竜1枚を手札に加える。
悲哀の赤龍は1枚ディスカ・2枚ドローできる5コスト4/4の守護フォロワーで、憤怒の碧竜は7コスト4/4の疾走フォロワーです。どちらも手札を捨てるたびに枚数分のコストが下がり、特に憤怒の碧竜は低コストの打点として優秀です。
◆新たなる運命
手札をすべて捨て、「捨てた枚数」と同じだけカードを引く。
手札をすべて入れ替えるシンプルなカードです。最大で8枚捨てられるので、リュミオールで最大16ダメージを出せます。
◆ワールドブレイク
コスト5以上のお互いのフォロワーすべてを破壊する。
10ターン目かそれ以降なら、コスト5以上のお互いのフォロワーすべてではなく(コストにかかわらず)相手のフォロワーすべて。
コスト5以上に限定して、お互いの全フォロワーを破壊するスペルです。こちらがリュミオールを出す前に大型フォロワーを並べてくる、骸ネクロやホズミエルフ対策として使えます。
マリガンと立ち回り
◆マリガンでキープするカード
- 竜の託宣
- ドラゴニックレイジ
- 大逆のドラゴサモナー
- 蛇竜の契り
- 流浪の指揮者
- ドラゴニュートの怪力
- 砕石竜
- 銀色の清純・アルジャンテ
- マスターコック、グランスエンジェル、ワールドブレイク(対面次第)
PPブーストできる竜の託宣とドラゴニックレイジを中心に、手札を捨てるカードを幅広くキープします。マスターコックはホズミエルフ、グランスエンジェルはハンドレスヴァンプ、ワールドブレイクはホズミエルフや骸ネクロ対面で活躍します。
◆手札を捨てながらPPブースト
序盤は手札を捨てた回数を稼ぎ、リュミオールやアルジャンテを強く使えるようにします。竜人の吐息やドラゴニュートの怪力など、手札から捨てられることでドローするカードも活かし、キーカードを揃えましょう。
◆リュミオールや憤怒の碧竜でフィニッシュ
手札を4回捨てて8PPに達したら、リュミオールで大ダメージを狙います。特に、一度に大量の手札を捨てられる新たなる運命は、リュミオールとあわせて使いましょう。
新たなる運命との相性は悪いですが、大逆のドラゴサモナーから加わる憤怒の碧竜も打点として使えます。手札に残してコストを下げ、リュミオールで削り切れない分を
採用候補のカード
- 鳳凰の庭園:5コスト・お互いの手札のコストを半減させるアミュレット。相手にもアドバンテージは行くが、リュミオールでの上振れを狙えるので2~3枚採用。万華の鳳凰もあり。
- 波濤のプレシオサウルス:6コスト・手札を捨てるたびにフォロワー1体とリーダーに2点与えられるフォロワー。打点の補助として1~2枚採用。
- 光の道筋:2コスト・手札から捨てられたときに1枚ドローするスペル。デッキの安定感を高めるために2~3枚採用。
まとめ
シャドバのドラゴンについて、連勝デッキを参考に構築や立ち回りをご紹介しました。デッキは一例ですので、環境の流れやプレイヤーの好みによって変わる可能性は十分あります。ぜひ環境に合ったデッキを練習し、ランクマッチで連勝を目指してみましょう。