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シャドウバースのロイヤルについて、おすすめのデッキや立ち回りを紹介しています。フォロワーのタイプや「連携」についても解説しているので、初心者の方もぜひ参考にしてみてください。
【2023年6月】ロイヤルのデッキレシピ解説
- ヒーローロイヤル
- 連携ロイヤル
- コントロールロイヤル
- 指揮官ロイヤル
上記のデッキに関するマリガン・立ち回り・採用候補のカードをまとめています。
ヒーローロイヤル
- 総エーテル:30,700
- デッキコード発行
ヒーローロイヤルは、ブレイズフレア・マーズを軸に、ヒーロータイプのフォロワーを活かして戦うデッキです。マーズの効果を発動させるため、デッキの大半を兵士・フォロワーで固めています。
◆マリガンでキープするカード
- ブレイズフレア・マーズ
- 愚直なる研磨・トニー
- 辺境の騎士見習い
キーカードのマーズと、それをサーチできる愚直なる研磨・トニーを最優先で引きましょう。また、1コストでドローができる辺境の騎士見習いもキープ候補です。
◆炎将の二槍を出して速攻
マーズを進化させて炎将の二槍を出し、フォロワーへのバフを活かして攻めましょう。突進で相手のフォロワーを処理しつつ、交戦時能力でリーダーにも1ダメージを与えられます。また神速のクイックブレーダーやスピアナイト・アミロスなど、疾走で攻めるのもシンプルに強力です。
自分のフォロワーがダメージを受けた状態で残れば、フレイムソルジャーやマッハナイトも強く使えます。
◆ヴァリアントフェンサーを活用
エンハンスでヴァリアントフェンサーを出すと、手札が7枚になるまでカードを引き、手札のヒーロー・フォロワーを0コストにできます。これを活かして、疾走を持つアミロスやマッハナイトを出し、ウィンドスラッシャーで2回攻撃させて大ダメージを狙いましょう。
ヴァリアントフェンサーを入れることで、愚直なる研磨・トニーのサーチがマーズ確定ではなくなりますが、それでも採用したい強力な1枚です。また、ジャスティスシーフ・カッツェでヴァリアントフェンサーは確定サーチできます。
◆その他の採用候補
- バトルメイド:自身に2ダメージを与え、連携10で相手のフォロワーすべてに2ダメージを与える。ヒーローとの相性重視で採用。
- 鉄壁のガードナー:自身が受ける2以上のダメージを1にする1/3守護。守りを固めるために採用。
連携ロイヤル
- 総エーテル:65,200
- デッキコード発行
連携ロイヤルは、その名の通りに連携を稼ぎながら攻めるデッキです。フォロワーを展開して攻め込み、最後は約束の栄光・ガウェインや飛躍の双剣使いなどの疾走で勝利します。
◆マリガンでキープするカード
- ジャーニーゴブリン
- 辺境の騎士見習い
- 放浪の騎士
- 愚直なる研磨・トニー
- 快進撃(対面次第)
1ターン目にドローができるジャーニーゴブリンと、辺境の騎士見習いを最優先でキープしましょう。また、序盤に使いやすい放浪の騎士と愚直なる研磨・トニーに加え、フォロワーを出してくる相手なら快進撃も有用です。
◆連携を稼いで効果発動
まずは連携10を目安に、序盤からフォロワーを並べましょう。複数のフォロワーを出せるアドバンスロードや、マキシマムジェネラルなどが有用です。連携10に達すると、ミカエルの直接召喚や、華の大将・タケツミのEP回復などが働きます。
◆疾走フォロワーでフィニッシュ
連携15を超えたら、疾走2回攻撃を持って進化する飛躍の双剣使いや、1枚ドロー・進化・疾走を持つ約束の栄光・ガウェインを軸にダメージを与えましょう。フォロワーにバフをかける武装強化やバイヴカハの福音(三相の女神・バイヴカハ)があれば、より高いダメージを狙えます。
◆その他の採用候補
- メタトロン:相手のリーダーに1点、自分のリーダーを1回復する1/4守護。進化後 相手よりEPが多ければPP最大値を+1する。後攻はもちろん先攻でも強いので、好みによって採用。
- クイックブレーダー:1/1疾走。アグロに寄せるなら採用。
コントロールロイヤル
- 総エーテル:90,350
- デッキコード発行
コントロールロイヤルは、連携を稼ぎつつ、回復やダメージカットなどで耐久するデッキです。通常の連携ロイヤルに比べて、英傑の学園長・ガルドルのように
◆マリガンでキープするカード
- 辺境の騎士見習い
- 放浪の騎士
- 愚直なる研磨・トニー
- メタトロン(後攻時)
1コストでドローする辺境の騎士見習いを中心に、序盤に使いやすい放浪の騎士や愚直なる研磨・トニーをキープしましょう。後攻ならメタトロンをキープし、進化させてPPブーストを狙います。
◆リーダー回復とダメージカットで耐久
序盤からフォロワーを出して連携を稼ぎつつ、リーダーの体力を高く保ちましょう。ルミナスヒーラー・リララは、自分のリーダーを2回復し、指揮官・カードが出ていれば「次に受けるダメージは0」も付与できます。
連携を稼げば、千金武装の大参謀やミカエル(直接召喚)などの回復も活かせます。また、華の大将・タケツミのEP回復や、伊達の大見得による「能力ダメージ-1」も有用です。
◆ガルドルやレーディエルで勝利
英傑の学園長・ガルドルは、自身を含めて3体のフォロワーを出し、自分のリーダーとフォロワーに「受けるダメージ-2」を付与できます。相手によっては処理されず場に残りやすいので、そのまま攻撃して勝利を狙いましょう。
また連携20に達していれば、武皇の執行者・レーディエル(4/8疾走)の3回攻撃でも勝負を決められます。7回以上進化していれば、相手のフォロワーすべてを消滅させられるので、守護も難なく突破できます。
◆その他の採用候補
- 約束の栄光・ガウェイン:連携5,10,15,20で複数の効果を持つ。汎用性を重視して採用。
- 選別の教員・ヴァイス:進化後は場にいる限り、相手のファンファーレが働かなくなる。特定のデッキ対策に採用。
指揮官ロイヤル
- 総エーテル:65,950
- デッキコード発行
指揮官ロイヤルは、自分の場に出た指揮官・カードの数を稼ぐデッキです。10枚以上の指揮官が場に出たら、直接召喚されるカイザーフォートレスで勝利を狙います。
◆マリガンでキープするカード
- 尽忠の看守
- 清白の騎士
- サージェントキャット
- プリンセス・メルベイユ
- 華の大将・タケツミ
- ルミナスランサー
- 剣戟のルミナスナイト
- マキシマムジェネラル
ドローソースとして、尽忠の看守と清白の騎士を最優先でキープしましょう。低コストの指揮官・フォロワーや、指揮官を並べられるマキシマムジェネラルもキープ対象です。
◆指揮官を出し続ける立ち回り
カイザーフォートレスを直接召喚させるため、場に出た指揮官の数を10枚まで稼ぎましょう。マキシマムジェネラルや光灯すルミナスメイジなどで、複数のフォロワーを出せれば早く達成できます。手札に来たカイザーフォートレスは、清白の騎士でデッキに戻しましょう。
また、学び舎の黄昏・リーシャ&ナノで援護射撃を出せれば、指揮官を出すたびにダメージも与えられます。戦場の記録で2枚ドロー・2回復ができるのも強力です。
◆カイザーフォートレスで大ダメージ
10枚以上の指揮官が出ていれば、自分のターン開始時にカイザーフォートレスが直接召喚されて進化します。指揮官・フォロワーに操縦させてから、疾走2回攻撃を活かして大ダメージを与えましょう。
操縦するのは剣戟のルミナスナイトや華の大将・タケツミ(伊達の大見得)など、守護を突破できるフォロワーが理想です。さらに武装強化で+4/+4すれば、より確実にフィニッシュを狙えます。
◆その他の採用候補
- ダンジョンサーチャー:味方のフォロワー1体を+1/+1して「守護を無視して攻撃できる」を付与する。カイザーフォートレスで守護を突破するために採用。
- 天使の恩寵:カードを2枚引き、相手よりEPが多ければリーダーとPPを2回復。ドローソースを補うために採用。
連携ロイヤル(アンリミテッド)
- 総エーテル:83,250
- デッキコード発行
アンリミの連携ロイヤルは、環境メタや守護・回復を重視したコントロールデッキです。最後は英傑の学園長・ガルドルやビクトリーブレイダーでの制圧を狙います。
◆マリガンでキープするカード
- 辺境の騎士見習い
- 尽忠の看守
- 君臨する猛虎
- ビクトリーブレイダー
- グランスエンジェル(対面次第)
1コストでドローができる辺境の騎士見習いと尽忠の看守を最優先でキープします。アクセラレートでフォロワーを並べる君臨する猛虎や、ビクトリーブレイダーも優先度が高いです。グランスエンジェルは、ハンドレスヴァンプのように直接召喚が強い対面でキープします。
◆選択不可の守護やメタ能力で耐久
主に疾走フォロワーからの攻撃を防ぐため、曙の乙女・セラを進化させたり、グロリアスセイバー・オーレリアを出したりして選択不可の守護を立てましょう。また、直接召喚を封じるグランスエンジェルや、ファンファーレを封じる選別の教員・ヴァイスなども使い分けて相手の攻撃を凌ぎます。
◆高耐久のフォロワーで制圧
7ターン目を迎えたら、ビクトリーブレイダー本体や英傑の学園長・ガルドルを出して決着を狙いましょう。アンリミでは処理される対面が少ないので、場に残ったフォロワーで押し切れることが多いです。また、10ターン目まで長引くことがあれば、干絶の飢餓・ギルネリーゼの直接召喚も狙えます。
◆その他の採用候補
- ミカエル:連携10で直接召喚され、リーダーを2回復する3/1突進。メタカードとの選択で、余裕があれば採用。
- 天覇風神・フェイラン:連携10で直接召喚され、自分のターン終了時にフォロワー全体を+1/+1する。こちらもメタカードとの選択で採用。
- シールドフォーメーション:シールドガーディアン(連携15ならフロントガードジェネラル)と、ナイトを1体ずつ出すスペル。終盤に強くするため採用。
ロイヤルの特徴
ロイヤルの特徴としては、次の3つが主に挙げられます。
- フォロワーすべてにタイプがある
- 「連携」によって効果を発揮する
- フォロワー展開にメリット/デメリットがある
フォロワーすべてにタイプがある
ロイヤルの全フォロワーと一部のアミュレットには、指揮官または兵士というタイプが付いています。兵士によって指揮官・カードをサーチしたり、指揮官によって兵士・フォロワーをバフしたり、お互いに作用する能力が多いです。
また、指揮官/兵士との複合で、2つのタイプを持つカードもあります。全クラス共通の機械・自然や、ほぼロイヤル特有のレヴィオンやヒーローなど、タイプの種類は豊富です。
◆タイプ関連のカード例(能力抜粋)
- ルミナスランサー(指揮官):自分の場に兵士・フォロワーが出るたび、それは突進を持つ。
- 愚直なる研磨・トニー(兵士):指揮官・カードをランダムに1枚引く。
- 終撃の鉄腕・ガルヴァン(指揮官):「このバトル中に破壊された自分のフォロワーのタイプの種類」と同じだけ、攻撃力を+する。
「連携」によって効果を発揮する
「連携」とは、そのバトル中に自分の場に出たフォロワーの数を指すキーワードのことです。全クラス共通のキーワードですが、特にロイヤルには連携に関するカードが多くあります。例えば「ファンファーレ 連携 7;突進を持つ」という能力なら、そのフォロワーを含めずに7体のフォロワーが出ていれば発動します。
◆連携関連のカード例(能力抜粋)
- 武装強化:自分のフォロワー1体を+2/+2する。連携 10;+2/+2ではなく+4/+4する。
- 撲滅の兵団長:直接召喚 連携 10;自分のターン終了時、自分の場に1枚出る。
- ラディカルガンスリンガー:このバトル中、自分のリーダーは「自分の場にアミュレットが出るたび、自分の連携を+1する」を持つ。
フォロワー展開にメリット/デメリットがある
基本的にロイヤルは「連携」を軸として、序盤からフォロワーを並べて攻めることが得意です。低コストのフォロワーはもちろん、君臨する猛虎(アクセラレート)やシールドガーディアン(スペル)などで、複数のフォロワーを出すこともできます。
◆強力かつ簡単に攻めやすい
シャドバの基礎と言えるフォロワー同士の交戦を軸とした戦術なので、判断が難しいときもありますが、全体的に扱いやすいのがメリットです。相手の処理が追いつかなければ、並べたフォロワーで押し切って勝利を狙えます。
◆フォロワー展開を逆利用される
上記のメリットに対し、自分のフォロワーを並べることが相手にとって有利に働く場合もあります。その代表格がスケルトンレイダーで、相手のフォロワーを破壊するたびに全体1ダメージを与えるため、小粒のフォロワーが並んでいると破壊が連鎖して大ダメージを受けてしまいます。
また、対象を選択することで効果を発揮するカードもロイヤルの天敵です。例えばハンドレスヴァンプで見られる銀釘の射手や、ルームサービスデビルなどが該当します。ロイヤル側はフォロワーを出さなければ対策できますが、連携を稼げなくなるので、結局は不利になってしまいます。
まとめ
シャドバのロイヤルは、フォロワーを並べることで堅実に戦い、安定した強さを発揮しやすいクラスです。経験が浅くても使いやすいデッキが多いので、ぜひ構築を考えて立ち回りを練習してみてください。