シャドウバースのおすすめデッキレシピ(構築)をまとめています。ローテーションとアンリミテッドに分け、各デッキのマリガンや立ち回りについても紹介しているので、ぜひランクマッチの参考にしてみてください。
ローテーションのデッキ構築
- 八獄ウィッチ
- 財宝ロイヤル
- ラストワードネクロ
- 武装ドラゴン
上記のデッキについて、構築や立ち回りなどを解説していきます。
八獄ウィッチ
八獄ウィッチは、没頭の実験体を出し続けて攻めるデッキです。実験体のラストワード(1枚ドロー)でデッキを回しつつ、最後は耽溺の咎人・セフィーや真理の大文豪・ユキシマでフィニッシュを狙います。
◆マリガンでキープするカード
- ジャーニーゴブリン
- 没頭の実験体
- 熱中の研究者
- 忘我の才媛
- 耽溺の咎人・セフィー
- メタトロン(後攻時)
1ターン目にドローできるジャーニーゴブリンと、キーカードである没頭の実験体は最優先でキープします。耽溺の咎人・セフィーや忘我の才媛など、実験体を出せるフォロワーもキープ対象です。後攻なら、PPを+1できるメタトロンをキープしましょう。
◆没頭の実験体を展開
実験体は3体以上出ていれば突進を持ち、5体以上出ていればさらに+3/+3されるため、盤面処理+ドローソースとして活用できます。忘我の才媛やセフィーに融合したり、熱中の研究者のエンハンスで並べたりして、場に出た実験体の数を稼ぎましょう。
◆セフィーやユキシマでフィニッシュ
実験体を5体以上出したら、セフィーによる疾走付与で一気にダメージを与えましょう。セフィーと八獄フォロワーが手札に揃っていれば、融合で実験体を並べてOTKを狙えます。EPを3以上消費していれば、三相の女神・バイヴカハから加わるバイヴカハの福音で+3/+3するのも有効です。
また、ドローした枚数を稼げていれば、真理の大文豪・ユキシマのエンハンスでもフィニッシュを狙えます。10ターン目が近づいたら、干絶の飢餓・ギルネリーゼの直接召喚も視野に入れましょう。
◆その他の採用候補
- 天球の天使:フォロワーを手札に加える1コストのフォロワー。手札を減らさずに攻められるので、アグロに寄せるなら2~3枚採用。
- フレイア:「タイプを持つフォロワー」を1枚引くフォロワー。八獄・フォロワーをサーチできるが、宴楽・フォロワーのユキシマもサーチ対象なので要注意。
- セラフィックレオ・ガルエル:手札のニュートラル・フォロワー1枚のコストを-2するフォロワー。高コストのジャイアントハッピーピッグや、オリヴィエ&シルヴィアなどと好相性。
財宝ロイヤル
財宝ロイヤルは、財宝・カードの融合やプレイによって立ち回るデッキです。空絶の残光と出航の咎人・バルバロスへの融合で効果を活かしつつ、7枚以上の財宝・カードをプレイまたは融合してフィニッシュを狙います。
◆マリガンでキープするカード
- 辺境の騎士見習い
- 海原の斥候
- アルセーヌ・ルパン
- グレートシーフ
- 潮流の砲手
- 空絶の簒奪・オクトリス
- メタトロン(後攻時)
1コストでドローできる辺境の騎士見習いや、財宝・カードを手札に加えるフォロワーは幅広くキープしましょう。オクトリスもセットでキープし、早めに進化させて空絶の残光を手札に加えるのが理想的です。後攻なら、PPブーストできるメタトロンの優先度が高くなります。
◆フォロワーを並べつつ財宝を確保
序盤はフォロワーを並べて連携数を稼ぎつつ、財宝・カードを蓄えましょう。連携を稼ぐと、オクトリスや千金武装の大参謀などを強く使えます。中盤は、荒波の副船長やマキシマムジェネラルなどで盤面を取りつつ、財宝をプレイしながら連携を稼ぎましょう。
◆空絶の残光やバルバロスなどで大ダメージ
最後は、4枚融合で8ダメージ与えられる空絶の残光や、エンハンス7で疾走を持つバルバロスで削り切りましょう。財宝を7枚以上プレイか融合していれば、バルバロスがPP3回復を持ち、その他の八獄フォロワーは戦慄の海賊旗(1コスト3点)を加えられるため、デッキパワーが上昇します。
◆その他の採用候補
- ロストサムライ・カゲミツ:進化後に疾走を持ち、進化回数を稼げていれば全体ダメージを与えるフォロワー。無くても打点が足りることは多いが、勝ち筋を増やすなら1枚採用。
- 簒奪の隠者:連携7なら、実質1コストで財宝を2枚入手するフォロワー。デッキの安定感を高めるために1~2枚採用。
ラストワードネクロ
ラストワードネクロは、「ラストワードを持つカード」の破壊枚数を稼ぐデッキです。破壊枚数を10枚まで稼ぎ、勅令の咎人・イステンデッドや冥焔の獄犬・ケルベロスの効果を活かしてフィニッシュを狙います。
◆マリガンでキープするカード
- 荒天の雷神
- アズヴォルト
- フギン&ムニン
- 忠犬のゴースト
- 空想する死神・ミーノ
- 霊魂の統率(フォロワーとセット)
ドローソースになる荒天の雷神、アズヴォルト、フギン&ムニンを優先的にキープしましょう。2枚ドローできる霊魂の統率は、1コストの忠犬のゴーストや空想する死神・ミーノとセットでキープします。
◆ラストワード持ちのカードを展開
序盤はラストワードによるドローを優先し、フォロワーやアミュレットを並べていきます。逆にフォロワーを展開されたら、デスキャットリーパーや干絶の飢餓・ギルネリーゼなどで処理しましょう。ラストワード持ちが5枚以上破壊されたら、ミーノやフギン&ムニンなどの突進も活かせます。
◆深淵の大佐や死竜の暴食などでフィニッシュ
ラストワード持ちが10枚以上破壊されたら、結晶で出した深淵の大佐をイステンデッドで破壊し、疾走を持つ本体で攻撃しましょう。冥焔の獄犬・ケルベロスも疾走として使えます。墓場が20以上溜まっていれば、死竜の暴食で+10/+10してOTKも狙えます。
◆その他の採用候補
- 奈落の軍曹:ラストワードで八獄・フォロワーを1枚引けるが、自身も対象に含むので採用するなら1~2枚。基本的には、1枚ドローも付随するアズヴォルトが優先。
- 霊体の侵入:ネクロマンス6でゴーストを出し、進化させるスペル。1コスト3点で使えるが、できればネクロマンスは死竜の暴食に使いたい。
武装ドラゴン
武装ドラゴンは、武装・フォロワーを並べて攻めるデッキです。場を離れた武装・フォロワーが4枚に達したら、レーヴァテインドラゴンやハンマードラゴニュートなどで一気にダメージを与えられます。
◆マリガンでキープするカード
- ハンマードラゴニュート
- ナックルドラゴン・ドラグニル
- 瞬刃のドラゴニュート
- ドラゴニックアーマー
- 烈絶の崇拝者
- フレイア
- メタトロン(後攻時)
低コストの武装・カードを幅広くキープしましょう。また、1コストの烈絶の崇拝者や武装・フォロワーをサーチできるフレイアなど、序盤から使えるカードもキープします。後攻なら、PPブーストができるメタトロンを優先しましょう。
◆武装・フォロワーを展開
場を離れた武装・フォロワーを4体稼ぐため、序盤からフォロワーを出しましょう。ハンマードラゴニュートやナックルドラゴン・ドラグニルなどを出しつつ、フォロワーを武装タイプにするドラゴウェポンも回収します。特に堅殻のドラゴスネークは、ドラゴウェポンと相性抜群です。
◆レーヴァテインドラゴンを活用
4体以上の武装・フォロワーが場を離れたら、レーヴァテインドラゴンで攻めましょう。守りで制圧するならディフェンスモードを選ぶこともありますが、基本はブラストモードで大ダメージを狙います。ブラストモードはPP2回復を持つので、瞬刃のドラゴニュートやドラゴンブリーダーなどの打点を加えましょう。
また、ドラゴウェポンを溜め込んで黒翼の覇者・フォルテを出すのも有効です。進化も含めてスタッツを+していけば、直接攻撃と能力ダメージを受けない疾走フォロワーと化します。
◆その他の採用候補
- 竜壊の剣士:スタッツを+したときにカードを1枚引くフォロワー。ドラゴウェポンと好相性のドローソースとして、1~2枚採用。
- 禁牙の執行者・ドラズエル:アクセラレート1で1枚ドロー、本体は耐久性の高い7コスト守護フォロワー。デッキの安定感を高めるために2~3枚採用。
- 干絶の飢餓・ギルネリーゼ:進化で6点ドレインができるフォロワー。回復力を補うために1~2枚採用。
アンリミテッドのデッキ構築
- ホズミエルフ
- 狂乱ヴァンプ
- 回復ビショップ
- 秘術ウィッチ
上記のデッキについて、構築や立ち回りなどを解説していきます。
ホズミエルフ
ホズミエルフは、フォロワーを4体並べて化かし女将・ホズミで別のフォロワーに化かすデッキです。疾走フォロワーを出し、幻獣の遣いによるPP回復も活かしてOTKを狙います。
◆マリガンでキープするカード
- 化かし女将・ホズミ
- フレイア
- セラフィックレオ・ガルエル
- 妖精花
キーカードの化かし女将・ホズミや、ホズミを確定サーチするフレイアは最優先でキープしましょう。コンボパーツになるガルエルや、フェアリーウィスプを手札に加える妖精花も引ければ理想的です。
◆ホズミOTKのパーツを確保
序盤はホズミを中心に、OTKに必要なカードを揃えていきます。ガルエルやフェアリーウィスプなどを揃えつつ、ホズミから出す幻獣の遣いや森の遊撃者などを引いた場合は、大望のミニゴブリンメイジでデッキに戻しましょう。
◆4~5ターン目にフィニッシュ
手札が揃えば、最速4ターン目にフォロワーを4体並べ、ホズミでのOTKを狙えます。この構築で出せるのは幻獣の遣い、森の遊撃者、森林の狼、ウィンドフェアリーの4体です。主な勝ち筋は次の2つですので、これを意識して勝利を目指しましょう。
- 幻獣の遣いを進化(PP4回復)→エレメントスラッシュ(全体+2/+1)→疾走3体で攻撃
- 疾走3体で攻撃→幻獣の遣いを進化→ホズミをバウンスして再利用→疾走3体で攻撃
狂乱ヴァンプ
狂乱ヴァンプは、自分のリーダーに7回以上ダメージを与え、狂乱状態で戦うデッキです。フラウロスと煉獄のダークナイトの直接召喚で制圧し、最後は疾走やバーンダメージで相手の体力を削り切ります。
◆マリガンでキープするカード
- 眷属への贈り物
- 不穏なる闇の街
- 禍々しき侵食
- バイオレントスクリーム
- 鮮血の首飾り
- 鮮血の花園
- ダークオーダー
- 蹂躙のデーモン
0コストの眷属への贈り物と不穏なる闇の街を中心に、自傷できるドローソースを幅広くキープしましょう。また、4ターンの間自傷できる鮮血の花園もキープ対象です。
◆3ターン目に4回自傷&狂乱状態
フラウロスは1ターンで4回自傷、煉獄のダークナイトは狂乱状態なら直接召喚されるフォロワーです。フラウロスを出せるのは3ターン目以降なので、3ターン目に合わせて自傷4回と狂乱状態を達成し、2体を同時召喚して盤面を作りましょう。
◆疾走やバーンダメージで速攻
強力な盤面を押し付けつつ、最後は疾走やバーンダメージで体力を削り切ります。主なダメージ源は、フォレストバットを打点に換える紅き血の女王・ヴァンピィと夜天の吸血鬼です。どちらかが場にいれば、バットノイズを1コスト3点として使えます。
回復ビショップ
回復ビショップは、ベレロフォンを軸に回復しながら全体ダメージを与えるデッキです。高い回復力とダメージカットで耐久し、最後は聖なる弓使い・クルトのダメージも活かしてフィニッシュを狙います。
◆マリガンでキープするカード
- ベレロフォン
- 宝石の輝き
- 星導の天球儀
- 悠久の絶望
- 安息の領域(対ホズミ)
キーカードのベレロフォンを最優先に、宝石の輝きや星導の天球儀といったドローソースがキープ対象です。ホズミエルフ対面では、OTKを防ぐために安息の領域もキープします。
◆安息の領域と回復力で耐久
ベレロフォンを進化させたら、セトやルナールプリーストなどで回復しつつ、相手の体力を削っていきます。また、リーダーへのダメージを3以下に抑える安息の領域も、中盤を耐えるのに有効です。
◆ベレロフォンとクルトでダメージ
最後はベレロフォンと聖なる弓使い・クルトの効果を合わせて、OTKを狙いましょう。クルトは、回復するたびにリーダーへ2ダメージ飛ばせるので、回復1回につき3ダメージ与えられます。
秘術ウィッチ
秘術ウィッチは、スタックを溜めて土の秘術による効果で戦うデッキです。土の秘術でスタックを7以上消費すると、スペリオルコントラクターやアストラルシャーマン・ライリーなどが強化され、強気に立ち回れます。
◆マリガンでキープするカード
- 星見の望遠鏡
- 禁書庫の番人
- 群青の魔女
- ルインソーサラー
- 禁約の黒魔術師
- 工房の錬金術師・ノノ
結晶で土の印になるフォロワーや、融合で土の印を出す工房の錬金術師・ノノをキープしましょう。実質0コストでスタックを1消費し、1枚ドローできる星見の望遠鏡もキープ対象です。
◆スタック補充と土の秘術
序盤は結晶で土の印を出したり、アダマンタイトゴーレムを引いたりしてスタックを溜めていきます。溜めたスタックは、オリハルコンゴーレムやエクステンドマジックなどの土の秘術に利用し、スタック7消費を目指しましょう。
◆スタック7消費でデッキパワー上昇
スタックを7消費すると、スペリオルコントラクターで大ダメージを与えたり、アストラルシャーマン・ライリーで守りを固めたりできます。アストロジカルソーサラーは、自分のリーダーに攻撃するフォロワーを-2/-0するため、ホズミエルフに有効な1枚です。
まとめ
ローテーションとアンリミテッドに分けて、シャドウバースのおすすめデッキを詳しくご紹介しました。デッキレシピは一例であり、能力変更や新カードによって変わる可能性もあるので、ぜひ納得のいく構築で連勝を目指してみてください。