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シャドバのローテーション・アンリミテッド環境において、おすすめのデッキレシピや立ち回りを紹介しています。ぜひランクマッチで勝つための参考にしてみてください。
ローテーションの構築と立ち回り
- 狂乱ヴァンプ
- 八獄ネメシス
- 財宝ロイヤル
現在のローテ環境では、上記3つのデッキが最強格です。ここからは、それぞれの構築や立ち回りを紹介していきます。
狂乱ヴァンプ
- 総エーテル:55,100
- デッキコード発行
狂乱ヴァンプは、自分のリーダーにダメージを与えること(自傷)で立ち回るデッキです。自傷7回で狂乱状態に突入し、愛絶の姦淫・ヴァーナレクや紅き血の女王・ヴァンピィなどでダメージを与えていきます。最後は羅刹の咎人・ガロダートでフィニッシュを狙いましょう。
◆その他の採用候補
- 愛絶の崇拝者:1コスト1/1、自分のリーダーに1ダメージ与え、渇望状態なら+1/+1する。アグロ(ハンドレス)に寄せるなら3枚採用。
- 美装の悪魔:7コスト4/4、アクセラレート1で自分のリーダーに1ダメージ与え、フォレストバット1体を出す。こちらもアグロに寄せるなら2~3枚採用。
- 血の取引:2コスト、自分のリーダーに2ダメージ与え、2枚ドローするスペル。ややテンポロスになるが、手札不足を補うために1~2枚採用。
◆マリガンでキープするカード
- バイオレントスクリーム
- 虚飾の炎熱
- デモンコンダクター
- クイーンキャッスル
- デモンビーター
- 威圧の防衛隊長
- 悪魔の笛吹き
ドローソースのバイオレントスクリームやデモンコンダクターに加え、虚飾の炎熱も最優先でキープしましょう。2コストで2回自傷して守護を出せる、クイーンキャッスルとデモンビーターもキープ対象です。これらより優先度は低いですが、威圧の防衛隊長と悪魔の笛吹きも自傷回数を稼ぐのに貢献します。
◆序盤はドローとフラウロス召喚を意識
バトル序盤は自傷回数を稼ぎつつドローを優先し、虚飾の炎熱が引けたらフラウロスの直接召喚を狙いましょう。フラウロスは1ターンに4回目の自傷で直接召喚されるので、そのために自傷カードを温存することも多いです。
2ターン目にクイーンキャッスルを置いたり、デモンコンダクターが破壊されたりすれば、3ターン目に3回自傷することで4回目に達します。
◆ガロダートでOTK
1ターンに4回以上自傷していれば、ガロダートが自動進化して8/8疾走となります。ガロダートを出すターンに合わせて4回自傷するために、上記のフラウロス召喚と同じく、自傷カードを温存することを意識しましょう。特に猛襲の特攻隊長は、ガロダートのOTKに絡みやすいです。
ヴァーナレクから加わる愛絶の飛翔や、ヴァンピィから加わる眷属への贈り物など、0コストの自傷カードも重宝します。
八獄ネメシス
- 総エーテル:56,250
- デッキコード発行
八獄ネメシスは、機鋒の咎人・カットスロートを進化させ、エンハンスとPP回復を活用して立ち回るデッキです。カットスロートの進化時効果で「エンハンスの値-2」PPを回復できるので、エンハンスしたカードはすべて実質2コストになります。
カットスロートを使う条件として、八獄タイプ以外のカードは1枚しか入れられません。
◆その他の採用候補
- ブレイクタックル:2コスト、相手のフォロワー1体に9ダメージ与えるスペル。1枚目のみ9ダメージになるので、1枚しか入れられない八獄ネメシスと好相性。
- グランスエンジェル:2コスト2/2、次のターンに相手の直接召喚を封じる。アルティメットバハムートやフラウロスなど、強力な直接召喚を対策できる。
- 大望のミニゴブリンメイジ:2コスト2/1、手札のフォロワー1枚を消滅させてデッキに戻し、それよりも低いコストのフォロワーを1枚手札に加える。カットスロートの確定サーチ用に。
◆マリガンでキープするカード
- 機鋒の咎人・カットスロート
- 溶鉄の腹心
- アズヴォルト
- 勇気の少年・カシム
- 無情の侵食
- メタトロン(後攻時)
最速で進化させたいカットスロートと、それを確定サーチできる溶鉄の腹心を最優先でキープしましょう。この2枚とセットで、ドローソースとしてアズヴォルトや勇気の少年・カシムなどもキープします。後攻なら、PPを+1できるメタトロンの進化を優先しましょう。
◆回復やダメージカットで耐久
カットスロートの進化後は、フィニッシュに向けてリーダー回復やダメージカットなどで耐えましょう。特に万物の目撃者・ジュディスは、1枚でダメージカットを含む複数の効果を持ちます。他にも神器鳴動(ギルティ・シールド)や精錬の用心棒など、耐久向きのカードは豊富です。
◆カットスロートやサンドボーダーなどで大ダメージ
最後はカットスロートや、ジェットパックガンナーなどのエンハンスでOTKを決めましょう。カットスロートはエンハンス9で出し、サンドボーダーで疾走を付与するコンボが特に強力です。また、職人の一念から武装強化をチョイスし、疾走フォロワーに付与してOTKを狙うのも有効です。
財宝ロイヤル
- 総エーテル:51,350
- デッキコード発行
財宝ロイヤルは、財宝・カードの融合/プレイによって立ち回るデッキです。空絶の残光と出航の咎人・バルバロスに財宝を融合し、この2枚を軸にフィニッシュを狙います。7枚以上の財宝を融合/プレイすると、さらにデッキパワーが上がります。
◆その他の採用候補
- 千金武装の大参謀:3コスト3/3、スペルをプレイするとリーダー回復・1枚ドロー・全体+1/+1を発動する。便利だが必須とは言えず、マキシマムジェネラルとの相性が悪いこともあり、好みが分かれる。
- 辺境の騎士見習い:1コスト1/1、ラストワードで1枚ドローする。デッキの安定感を高めるために2~3枚採用。
- ルミナスヒーラー・リララ:2コスト2/2、他に指揮官・フォロワーがいるなら自分のリーダーが次に受けるダメージを0にする。OTK対策として1~2枚採用。
◆マリガンでキープするカード
- 海原の斥候
- アルセーヌ・ルパン
- グレートシーフ
- 空絶の簒奪・オクトリス
- メタトロン(後攻時)
- 荒波の副船長(後攻時)
財宝・カードを手札に加える海原の斥候、アルセーヌ・ルパン、グレートシーフをキープしましょう。これらとセットで、進化時に空絶の残光を手札に加えるオクトリスもあると理想的です。後攻ならPPを+1できるメタトロンや、フォロワー展開に強い荒波の副船長もキープ対象です。
◆財宝・カードを集めつつフォロワー展開
序盤は財宝・カードを集めつつ、フォロワーを並べて盤面で戦います。特にマキシマムジェネラルと荒波の副船長は、連携数を稼ぎつつ突進でフォロワーを倒せるのが優秀です。連携8に達するとオクトリスが無償進化でき、空絶の残光を手札に加えられます。
◆バルバロスや空絶の残光などでフィニッシュ
最後はバルバロスの疾走ダメージや、空絶の残光による8ダメージ(財宝を4枚以上融合)などでフィニッシュを狙います。財宝・カードを7枚以上プレイか融合していれば、バルバロスがPP3回復を持ち、大ダメージを狙いやすくなります。
また、他の八獄・フォロワーから戦慄の海賊旗(1コスト3点)を手札に加えることもできます。海賊旗を溜め込んで潮流の砲手を出し、財宝プレイ時の1ダメージと合わせて削り切る動きも強力です。
アンリミテッドの構築と立ち回り
- 狂乱ヴァンプ
- ハンドレスヴァンプ
- アーティファクトネメシス
アンリミ環境においては、上記3つのデッキがおすすめです。それぞれの構築や立ち回りをご紹介していきます。
狂乱ヴァンプ
- 総エーテル:45,950
- デッキコード発行
アンリミの狂乱ヴァンプは、3ターン目に「自傷4回+狂乱状態」を達成し、フラウロスと煉獄のダークナイトを並べるのが強力なデッキです。狂乱状態に入ったら、愛絶の姦淫・ヴァーナレクや夜天の吸血鬼などで押し切りましょう。
◆マリガンでキープするカード
- 眷属への贈り物
- 鮮血の花園
- 禍々しき侵食
- バイオレントスクリーム
- 鮮血の首飾り
- ダークオーダー
- 蹂躙のデーモン
0コストで自傷できる眷属への贈り物と、4ターンかけて自傷できる鮮血の花園は優先的にキープします。バイオレントスクリームやダークオーダーなど、自傷兼ドローソースも幅広くキープしましょう。
◆3ターン目の直接召喚を意識
フラウロスは1ターンに4回自傷、煉獄のダークナイトは狂乱状態に入ると、それぞれ直接召喚されます。フラウロスは3ターン目以降にしか出せないので、それまでに3回は自傷し、3ターン目に4回自傷+狂乱状態を達成できるように調整しましょう。
◆フォレストバットを活かして大ダメージ
狂乱状態なら+2/+2されるヴァーナレクや、フォレストバットを疾走させる夜天の吸血鬼、紅き血の女王・ヴァンピィなどで攻めましょう。夜天かヴァンピィを出した状態で、フォレストバットを進化させるバットノイズを使うのが特に強力です。
ハンドレスヴァンプ
- 総エーテル:33,950
- デッキコード発行
ハンドレスヴァンプは、手札を消費して積極的にダメージを与え、手札0枚でデモンズグリード・パラセリゼを直接召喚させるデッキです。絢爛のセクシーヴァンパイアを採用し、復讐ギミックを取り入れた構築を紹介しています。
◆マリガンでキープするカード
- 眷属への贈り物
- 棘の吸血鬼
- ショーダウンデーモン
- 蠢く死霊
- 沼地の大蠍
- 魔刃の吸血鬼
- 鮮血の花園
- ルームサービスデビル
0コストの眷属への贈り物や、手札を捨てる棘の吸血鬼とショーダウンデーモンを最優先に、1コストのフォロワー・アミュレットも幅広くキープしましょう。ルームサービスデビルは、後攻時や眷属への贈り物とセットなら優先度が上がります。
◆セクシーヴァンパイアで復讐突入
絢爛のセクシーヴァンパイアは、マリガン以外で引けば復讐状態(永続)に入り、手札から消滅するカードです。早めに引ければ序盤から復讐状態となり、沼地の大蠍や魔刃の吸血鬼を強く使えます。復讐かつ渇望状態なら、自由を駆ける男・スカルを4/3疾走で使えます。
◆パラセリゼを軸に大ダメージ
手札が0枚になったら、パラセリゼの直接召喚を活かしてさらに攻めましょう。上記のスカルに加えて、+2/+0して疾走を付与する月下の跳躍や、リーダーに3ダメージ与える紅のワルツなどがダメージ源となります。
アーティファクトネメシス
- 総エーテル:65,100
- デッキコード発行
アーティファクトネメシス(AFネメシス)は、破壊されたAFの種類数を稼いで勝利を目指すデッキです。6種類を超えると、人造の代弁者・ヴァーミディアやジェネシスアーティファクトなどを強く使えます。
◆マリガンでキープするカード
- 機構の解放
- 加速装置
- メカニカルドッグ
- アーティファクトの同調
- 終末の番人・スピネ
- セレスティアルアーティファクト
- カイザーインサイト
デッキの出力を上げる機構の解放と加速装置は、引ければ確実にキープしたい2枚です。メカニカルドッグやスピネなど、1コストのAFも優先的にキープします。また、1枚を除いて手札を総入れ替えできるカイザーインサイトも有用です。
◆ドローとPP回復を活かしてAF展開
序盤は低コストでAFを展開し、破壊された種類数を稼ぎましょう。アーティファクトの同調のチョイスは、序盤はアナライズアーティファクトを、中盤からはパラダイムシフトを選ぶことが多いです。機構の解放+加速装置やギガスファクトリーを引ければ、さらに展開力が強まります。
◆多種類のAFを破壊してフィニッシュ
破壊された種類数が6種類に達したら、ヴァーミディアの守護付与で制圧したり、ジェネシスやアーティファクトインパルスなどでダメージを飛ばしたりしましょう。アブソリュート・モデストを進化させていれば、種類数が増えるほどダメージが伸びます。
環境の変遷(八獄魔境アズヴォルト)
ローテーション
ローテーションではスペルウィッチの大暴れから始まり、能力調整や新カードを通じて環境が変わり続けています。
◆スペルウィッチ1強→3、4強に
破式の執行者・シュマエルとクラッシュレインの追加で、絶尽の崇拝者を軸としたスペルウィッチのほぼ一強で新環境が始まりました。絶尽の崇拝者と大いなる意志のナーフ後は数を減らし、八獄ウィッチ・財宝ロイヤル・ラストワードネクロが台頭してきます。
また、ホズミエルフは不安定ながらも、上手く回ればどのデッキにも有利を取れることで使用者が増えました。しかし、セラフィックレオ・ガルエルのナーフでホズミが機能しなくなり、八獄W・財宝R・ラストワードNcの3強に落ち着いたと言えます。
◆アディショナルで狂乱ヴァンプ・八獄ネメシスが台頭
アディショナル後は、強力な新カードが加わった狂乱ヴァンプと八獄ネメシスが台頭しました。財宝ロイヤルやスペルウィッチなども有力ですが、ヴァーナレク強化も受けた狂乱ヴァンプの攻撃力と、八獄ネメシスの意外な安定感が図抜けている印象です。
アンリミテッド
アンリミでは久しぶりに大幅な調整があり、環境やデッキ構築がかなり変化しました。
◆ナーフや禁止カードで環境激変
新カードで強化された骸ネクロを中心に、秘術ウィッチやホズミエルフなどで環境が固まっていました。そこから骸の王、オリハルコンゴーレム、ガルエルとナーフが続き、上位3デッキの立ち位置が悪くなります。
さらに、星見の望遠鏡と不穏なる闇の街がアンリミ初の禁止カードに指定され、秘術ウィッチと狂乱・ハンドレスヴァンプに影響がありました。特に秘術ウィッチにとっては、替えがきかない星見の望遠鏡を失ったのは大きな痛手です。
◆大量ナーフ解除!
3月8日のメンテナンス時に、「マイローテーション」の開催に伴い、過去に能力変更を行った43枚のカードについて変更前の能力になるようにカード能力の変更をいたします。
詳細は公式サイトをご覧ください。https://t.co/ul09O7bRAD#シャドウバース pic.twitter.com/t7hJydrLMo— Shadowverse公式アカウント (@shadowverse_jp) March 7, 2023
過去のローテーションデッキを組んで遊べる「マイローテーション」の開催に伴い、一挙43枚のナーフが解除されました。マイローテ期間中の特例ではなく、正式なナーフ解除なので、アンリミでの選択肢が一気に広がっています。
まとめ
シャドウバースの環境について、ローテ・アンリミに分けて強力なデッキをご紹介しました。ぜひ自分の手に合うデッキを組み、ランクマッチでより高い順位を目指してみましょう。