2020 World Championship グループステージ所感とノックアウトステージ予想

9月25日から開幕したLOLの世界大会「2020 World Championship」で、恒例となっているWorlds Pick’em。割と当てたんじゃないでしょうか。

V3がプレイインステージで負けてしまったことは残念ですが、LCKファンとしてはベスト8に3チームも上がったことは嬉しいです。

今年はRevolさんがLPLをよく見ていたこともあって、TESとJDGとSNファンボーイだったのですが、見ているうちに内なるLCKファンボーイの血が湧き上がってきました。

「P様頑張れ!」でLGD応援したり「DRX行けるぞ!」と応援したり「RulerとClidがいて、Rascalがいるチームが負けるはずがない!」と、今年のノックアウトステージはかなり楽しめそうです。

2020World Championshipグループステージ所感とノックアウトステージ予想

◆リーグごとの印象

LECとLCSの決勝を見て「LPL決勝のほうが間違いなくレベルが高いな」という印象がありました。しいていうならLECは「どちらもレベルが高いか、もしくは低いかだろう」と思っていました。

LCSは終わりです。よく全チーム4位にならなかったなと思います。TSMの0-6は、本当にひどい。

プレイインテージで、MADが簡単に敗北したことにより「おそらLECのレベルはそこまで高くない」と判断しました。ただFNCとG2だけが強い可能性はありました。

結果としてFNCはよくLGDに競り勝ったので、そういう意味では「G2もFNCもそれなりのポテンシャルは持っているのではないか?」と思うと同時に「それならSNはかなり強く見える」という風に感じました。

リーグ的には「LPL>LCK>>EU>>>>>>>>>>>>>>>>NA」です。

◆トップランキング

なんやかんやで、ハイレベルな試合になるとトップの実力差で、ゲームが決まることが多いです。なぜならLOLは基本的に「本隊」つまりゲームを動かす「ジャングル・サポート」と、それに合わせてキャリーする「ミッド」。

そして彼らの助けを得て最終的にキャリーする「ADC」で、試合を決めることが多いからです。しかし実力が拮抗すると4vs4で試合が決まらず、その間にトップでのタイマンでゲームが決まるのです。

つまり今までトップが弱くても(といってもWCSベスト8だからみんな上手いのですが)誤魔化せていたところが、明らかになることが多いです。

そういうハイレベルな試合でのトップは「ゲームの上手さ」よりも「純粋な1人で試合を動かすフィジカル」が必要だと考えています。

フィジカルを強めに見たトップのランキングは「Nuguri>>Zoom>>Bin>369」だと考えています。まぁトップにお金を使えるチームは大体、本隊の下4人も強い傾向にあります。

◆ジャングルランキング

ジャングルというロールは近年、とても重要視されています。単純に考えて2018年2019年連続で、WCSのMVPはジャングルから選ばれていますからね。

Riotもジャングルの影響力が出過ぎないよう、調整に注意しているのもそのためかと思います。

2020年のWCSは「リリア・グレイブス・ニダリー」が猛威を奮っていて、そういった「ファームジャングル」が上手いジャングルを、強めにみてランキングをつけたいと思います。

そういう目線で見ると「SofM>>Kanavi>Karsa>Canyon>Pyosik」だと思います。Sofmは抜けて上手く感じます。

ジャングルは「チームを勝ちに導くロール」だと思っているので、そのまま順位がよかったジャングルの評価は高くしてます。逆に順位は2位ですが、Pyosikはかなり頑張っているように感じます。

◆ミッドランキング

ミッドが重要視されないメタはありません。とにかくどんなメタでも、ミッドというロールに素晴らしいプレイヤーがいれば、それだけでそのチームは強いのです。

今年のWCSはシンドラがかなり重要視されていて、それのカウンターにエコーがピックされています。

ルシアンとツイステッド・フェイトは、かなりBANされているので、この2体が使えるとBAN枠を圧迫させれますし、使えなければピックでかなり辛いことになります。

シンドラの使い方としては、かなりナーフが入ったので、序盤から圧力をかけた少数戦での勝利が必要です。

他にはレートゲームを見据えたオリアナ、グローバルでゲームを有利に進むさせたいガリオがピックされています。

そういうチャンピオンプールの広さと、フィジカルを強く見てランキングをつけると「Showmaker=knight>Chovy」だと思います。BddやCapsなどは入れたいところですが、このメンバーだと正直見劣りします。

◆ADCランキング

今のメタのADCは「ハードキャリーなADCのピックはできないけど、キャリーとしてしっかり働ける」という感じで、バランスがよく感じます。

特に「セナ・アシェ・ジン」とレーニングが強くユーティリティのあるチャンプでも、しっかりダメージを出すADCがかなり評価されています。特にセナはレートゲームでも強いので、弱い時間がありません。

そういった「ベタ足チャンピオンにカウンターが取れるピック」に対して、エズで更にカウンターを取るということで、エズの評価も高くなっています。

個人的にミス・フォーチュンがポケットピック気味ですが、かなり強く感じます。それを加味したランキングは「JackeyLove>>>Ruler>LokeN」です。

正直、JackeyLoveは飛び抜けて上手く感じます。次点でエズが上手いRuler。ミス・フォーチュンが使えて、ジンもアシェも上手いLokeNを選びました。

Deftはチーム的な問題かわかりませんが、不調に感じます。Rekklesはケネンかトリスを出して、ハマれば面白そうですが流石に無理でしょう。

◆サポートランキング

2020年は、今までで1番サポートの重要度が高いメタに感じます。もちろんザイラとカルマ、そしてミス・フォーチュンサポートがメタだったメイジサポートメタも、重要視されていました。

しかし今年は、サポートとしてかなりピック幅が広く、サポートのピックが後回しにされていることが多いです。それだけサポートがキャリーする必要が出てくるということです。

「バード・レオナ・パンテオン」に加えて「タムケン」。特に「ヘイルブレードタムケン」がピックされてます。逆にノーチラスはかなりピックされていますが、勝率は奮いません。

攻撃的レーニングも、そしてゲームメイクもできるサポートを強く見ています。ですので「LvMao>>>Mikyx=BeryL」としました。LvMaoは突き抜けて上手く感じます。

次いでMikyxとBeryLですが、BeryLは抜いてプレイというわけではありませんが、まだリスクをかけていないように感じます。

Keriaは光るものはありますが、いかんせんWCSの重圧に負けかけているように感じます。ポケットピックか、もっと自分が活きるピックを押し付ける必要があるかもしれません。

チームパワー順位

1位 DWG

DWGは、まだ全ての手札とパワーを見せていないように感じます。TESとJDGが夏の決勝であそこまで、熱い戦いをしたことを考え、JDGとDWGの試合を観れば、DWGとTESがほぼ互角と見ていいでしょう。DWGを1位にしたのは、LCKファンボーイの魂です。

2位 TES
同じく、まだ手札も底も見せていないように感じます。特にトップとミッドのチャンピオンは6試合で6通りずつと、なにか色々確かめながら試合をしているようにも感じます。

余裕を感じる試合運びもそうですし、DRX戦での爆発するような集団戦を見ていると、DWGとの決勝戦を期待してしまいますね。

3位 SN

正直JDGと悩みましたが、SofMとBinの爆発力に期待して3位にしました。更に期待しているのは、遡ると2018年はRNGが優勝候補でIGが優勝し、そして2019年はIGが優勝候補でFPXが優勝しました。つまりLPLは優勝候補よりも、気楽に挑めるチームが強い!

4位 JDG

同じく4位評価ですが、ほぼSNと変わりません。強いてここに差があるなら、SofMのパワーがすごいんじゃないか?という期待値だけです。

JDGは特にZoomに期待したいところです。SNかJDGどちらかは2回戦に上がるわけですが、そこで待つTESに勝てば一気に優勝候補です。

5位 DRX
正直期待しています。ですがTESに完膚なきまでに、叩き潰されたこと。そしてcvMaxコーチが、Bo5が苦手なことが減点ポイントです。

マクロの上手さはひしひしと感じるので、それにプラスしてアグレッシブな仕掛けができなおかつ集団戦でのフィジカルファイトに勝てば・・・と思うのですが。

初戦LCK決勝でボコボコにされたDWGなんだよなぁ・・・。勝てば!勝てば一気に優勝候補!

6位 G2
LCK相手に強いG2。さらにG2のBo5は、怖いですからね。やはり注目は、mikyxです。SN戦で見せた素晴らしいポテンシャルを出すことができれば・・・。と思うのですが「今年のDWGに勝つことができるのか?

あのテンポ、そして集団戦のフィジカルファイトについていけるのか?」と考えたら厳しいでしょう。

7位 GEN.G

正直Cグループはレベルが・・・「TSMが0-6なんだから死のグループだったんだ!」というNAファンボーイなのか、飛び膝蹴りくらい鋭い皮肉なのかわからないことは置いておいて。

Gen.Gはアグレッシブに仕掛けていくのですが、いかんせん見劣りするように感じます。強いて言うなら逆側サイドに居るLPL3チームの「DWGとの決勝を予定しているLPL地域の本気のスクリム相手として成長できる」という可能性が、あるくらいでしょうか?

8位 FNC

「よく2位になったね」というのが本音です。正直LGDに負けると思ってました。ぶっちゃけFNCが落ちてたら、G2が8位予定でした(LGDが7位)。FNCが「LPL4位にはEU2位でも勝てるんや!」という意地を、見せてくれたと思っています。

でも相手TESで、そこ奇跡的に勝ってもSNとJDGが待っている・・・。まぁ冗談で「FNCとG2が決勝で!」と言っている人がいるくらい、ここを勝ち上がるのは難しいでしょう。

2020 LOL World Championship最終予想

こんな感じにしました。なにも面白みがない・・・。1番悩んだのはGen.GとG2。そしてJDGとSNのところでしょうか?

最後に

WCSのピッケムは燃える。これは毎年言われていることです。今年は、そこまで燃えてませんよね?なので今年は、ノックアウトステージで燃えると予想しています。

個人的には「SNです!SNが優勝するんです!」と言いたいところではあるのですが、いかんせんデータとか試合内容を思い出したら、TESとDWGの優勝争いしか思いつかないんですよ。

みなさんもこの記事を読みながら「こいつわかってないな!」とか「Sofmが爆発するんよ!」とか「EUなめすぎだろ!G2が優勝!」とかワイワイ感じてくれたら幸いです。

この記事の著者

syouko

syouko

学生時代はスポーツでプロを目指し、その後スポーツのコーチへ。
CIV4マルチという闇のゲームを4年したあとLOLにハマり、アマチュアチームの代表兼コーチとして1年半運営。
LOLを競技として捉えている人達を応援しています。

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