【LoR】『日韓交流戦』快勝!代表のren選手との対談で勝利の秘密に迫る!

LoR日韓交流戦概要

2020年9月26日(土)に、LoR 日韓交流戦が行われました。

出場メンバー

「やまと」「ren」「legendam」の3選手が、日韓交流戦の代表メンバーとして本大会に出場しました。

ルール

本大会は、以下のルールで行われました。

  • 6デッキ持ち込みBO7(4本先取)すべてのデッキの中から1つを選択
  • 1、2、3 試合に1回ずつ、4、5、6 試合に 1回ずつ、すべての選手が出場。第7試合はエース戦(第6試合までに使ったデッキのうち1つを再度使用)
  • 6デッキの地域構成は、同じ地域の組み合わせを認めない
  • 地域の最大使用回数制限なし
  • 出場順(1~6)およびチームで使用する6デッキを事前提出(各プレイヤがどのデッキを使用するかは事前に提出する必要なし)、デッキ事前公開制
  • 人に対するデッキ縛りなし(その都度残っているデッキから選択)
  • 第7試合を除き、同一デッキを2回使用不可
  • BO7の決着がついたとしても、7試合すべてを行う

デッキ

日本と韓国が、それぞれ持ち込んだ6デッキを紹介します。日本は、6デッキで7勢力すべての勢力を採用しており、勢力はばらけています。

すべてのデッキで、チャンピオンの重複もみられません。デッキの速さもアグロからコントロールに至るまで、様々な速さのデッキが採用されています。

DEKKIサイトリンク
ミスフォーチュン/ガングプランク
留まりしもの
シェン/フィオラ
リーシン
ラックス/オレリオン・ソル
DEEP

一方、韓国はチャンピオンカードの「オリレオン・ソル」を含む、地域としては「ターゴン」を含むデッキを3つ持ち込んでおり、比較的偏った地域構成になっています。

6デッキで、地域「アイオニア」の採用はありませんでした。デッキの速さは、コントロール系のデッキに偏っており、アグロ系統は画像1番右の「精鋭デマーシア」のみとなっています。

DEKKIサイトリンク
ラックス/オレリオン・ソル
ツイステッド・フェイト/スウェイン
ハイマーディンガー/オレリオン・ソル
ゾンビアニビア
トランドル/オレリオン・ソル
精鋭デマーシア

結果

4本先取で4-0で日本が勝利しました。その後、消化試合として第7戦まで執り行い、トータルで日本が7戦全勝を収めました。前回大会では1-4で敗れていたため、今回の大会で日本チームが見事リベンジを果たしました。

第1試合:〇 ren – FrozenWinterer
第2試合:〇 やまと – リロル
第3試合:〇 legendam – For runeterra
第4試合:〇 ren – FrozenWinterer
第5試合:〇 legendam – For runeterra
第6試合:〇 やまと – リロル
第7試合:〇 エース戦 やまと – リロル

代表プレイヤーren選手との対談

今回の代表メンバーの中の1人、ren選手と対談する機会を設けさせていただきました。ren選手は、大会に対して様々な思いやエピソードを持っているだろうということで、スポットライトを当てさせてもらいました。

イメージ画像は、今回ren選手が大会で使用したDEEPデッキのチャンピオンカード「ノーチラス」のイラストです。

◆選手紹介

――読者にren選手がどのような経歴のカードゲームプレイヤーなのか知ってもらうために、簡単に自己紹介をしてください

ren選手:はじめは、中学ぐらいの時から「MTG」を紙ではじめて、デジタルカードゲームは「シャドウバース」「ハースストーン」をそれぞれ短い期間ですがプレイしていました。

――ルーンテラにはどのようなきっかけで、いつごろ出会いましたか?

ren選手:正式リリースのタイミングで始めました。ちょうどマインドマスターズという、賞金付きの大型大会の開催が決まったタイミングで、本格的にプレイをはじめました。やりはじめたところ、そのゲームシステムに魅了され今に至るまでプレイしています。

あとは、知り合いから「LoL面白いからやってみなよ」と言われ、1回だけプレイしてあまり合わないなと思っていた矢先に「LoLの世界観をベースとしたカードゲームがリリースされる」という話を聞いて、やってみようかなと思ったところもあります。

――ルーンテラのプレイ頻度を教えてください

ren選手:日韓戦代表選考会前は「デュエルマスターズプレイズ」という別のカードゲームの大会と重なっていたことも有り、ルーンテラのプレイ時間は少なかったです。

ただ、普段は大会に向けての調整が好きということもあり、時間が許すときは大型大会の前にはかなり時間を割いてプレイしています。

今回に至っては、代表に選ばれてからは大体1日6時間はプレイしていました。つい熱中してしまって、朝5時ぐらいになってしまうことも多かったです。

――別のカードゲームと比べたとき、ルーンテラの魅力はどのようなところにありますか?

ren選手:まずは「選択肢の多さ」があると思います。他のカードゲームでは、マナカーブ通りにテンポでカードをプレイできるかという所が大きな比重を占めますが、このゲームはスペルマナのストックシステムとも相まって、各ターンに取りうる選択肢が多様にあるプレイに対するやりがいがあります。

また、それに伴って「パス」のシステムが、このゲームの奥深さを象徴していると思います。今回の日韓交流戦の調整でも感じたのですが、パスの重要性への理解がこのゲームの上手さに直結していると思います。

――好きなカードやデッキはありますか?

ren選手:ルーンテラでいうと「レイスコーラ」です。ビートに対してもコントロールに対しても役割を持てるところが魅力で、1枚のカードで2体のユニットを召喚できるので、横並びの壁になってくれたり、コントロールに対して2体の除去対応を迫れるといった点があります。

デッキについては、明確に相性の出るようなタイプのデッキが好きです。大会のメタを読んで、その環境で刺さるようなデッキ選択をすることが多いです。

◆日韓交流戦から一夜明けて

――本題に入っていきますが、交流戦から一夜明けました。今の率直な気持ちを聞かせてください

ren選手:大会直後は、勝利の興奮冷めやらぬといった感じでしたが、今は次回大会やこれからについて考えています。次回大会の予選出場も考えていますし、もし予選を通らなくても代表メンバーのサポート役として、今後も日韓交流戦に関われていけたらという思いがあります。

◆代表選考会について

――代表決定戦に出ようと思った理由はありますか?

ren選手:それまで今回代表決定戦を主催して頂いたSotakiraさんが運営するShabureリーグに出ていたこともあって、告知情報を見て参加しました。チームで調整することが好きで、代表になって調整チームに入れると楽しいだろうなという思いもありました。

――代表になる自信はありましたか?

ren選手:正直ありませんでした(笑)直前まで、別ゲームの大会に出てたりしてルーンテラ触れていなかったので、スイスドローで負けが込んだらドロップしようと思っていました。

でも、その日はとてもよくデッキが回ってくれました。スイスドローを勝ち上がり、気づけばトーナメント決勝戦を戦っていました。

――代表に決まった時はどんな気持ちでしたか?

ren選手:LoRの大会で1つ実績を残すことが出来たので、まず最初に嬉しさが湧いてきました。ただ、そのあと不安な気持ちも沸いてきて、嬉しさと不安な気持ちが入り混じる感じで日韓交流戦の調整窓に入っていきました。

この不安を本番までに、どう拭っていけるかが課題だと思っていました。

――代表決定戦当時と交流戦を終えた今とでLoRへの思いの変化があったら教えてください

ren選手:今回日韓交流戦の調整サーバーに参加して、様々な上手いプレイヤーと調整をすることで、このゲームの深さがいままでは見えていなかったんだということを認識しました。特に、パスのタイミングとスペルマナの残し方への意識の高さが、交流戦前後で変わりました。

◆代表選出後のチーム内での調整について

――チームの雰囲気はどうでしたか?調整を実際やってみての感想はいかがでしたか?

ren選手:不安が最初は大きかったのですが、自分の長所である議論しながらルームマッチを繰り返すやりこみによって、周りを巻き込んでいけたのが良かったです。また、その情熱に対して周りのサポートメンバーが答えてくれたので、いい雰囲気でやれたと思います。

――今回、ともにチームメイトだったやまと選手とlegandam選手はどのようなプレイヤーですか?

ren選手:やまと選手は、普段しゃべっているときは冷静な雰囲気なのですが、いざデュエルになるとスイッチが入って情熱的になるタイプです。伝わるかわからないですけど、スラムダンクでいう所の藤真みたいだなと(笑)

legendam選手は、最初の顔合わせの時に「苦手なデッキも得意なデッキもないので、何のデッキでも握りますよ」ということを言っていて、最初にそういう風に言えるのって逆に自信というか余裕を感じました。実際話すと、ミステリアスな部分やユーモアもあってとても魅力のある方です。

――調整で1番苦労した点、お世話になった人などのエピソードを聞かせてください

ren選手:苦労した点というか、苦労しかしていないんですけど、しいてあげるならDEEPデッキを使うことに決めて練習を始めて3日目ぐらいのときでしょうか。このままでは、理想とするSloRさんのプレイングの50%も、トレースできないと感じ始めました。

そのため「このデッキを交流戦に持っていくをあきらめる」という判断を、しなきゃいけないかもしれないと苦悩していた時が1番しんどかったです。でも、結局DEEPデッキでいくと決心して、頑張って練習を続けた結果本番では勝てたのが非常に良かったです。

お世話になったのは、もちろん関係者全員なんですけど、その中でもDEEPデッキを熱血指導してくれたSloRさんであったり、ルームマッチでたくさん対戦相手やプレイング指南をして下さった見崎さんやAyaseさん、r2rさんには本当にお世話になりました。

◆日韓交流戦本番について

――相当緊張しているように傍からは見えましたが、緊張しましたか?

ren選手:めちゃくちゃ緊張しました。先発でDEEPデッキを持っていくのはあらかじめ決まっていて、チームの先発かつDEEPデッキは絶対勝ちたいデッキだったので、始まる前は深呼吸して心を落ち着けていました。

――どのような意気込みをもって交流戦に臨みましたか?

ren選手:DEEPデッキの練習で教えてもらったことを出しつつ、そして勝つことが最大の目標でした。でも本番では、実戦では序盤に大きなミスをしてしまい、そこから後は仮に教えてもらったことは十分に出せなくても、どうにかして勝ちたいという一心でプレイしていました。

――持ち込んだDEEPデッキと留まりしものデッキは答えてくれましたか?

ren選手:特に、DEEPデッキに関してはプレイはミスが多かったのですが、直前に見崎さんと対面で練習していた時の「船の墓場」というカードからの「トレジャー」カードによるプランを、本番でも再現できて勝てたのがとても大きかったです。

留まりしものデッキに関しては、対面のデッキに対してロングゲームになればなるほど不利になることがあらかじめ分かっていたので、早い展開でビートしていけるプランを取れるハンドが来てくれたところが良かったです。

――大会でのプレイングには満足していますか?100点満点中何点をつけますか?

ren選手:自己評価だと35点ぐらいです。学校の成績に例えると「余裕の赤点だけど元気はありますね!」といった感じです(笑)勝ったから良かったものの、もっと楽に勝ち切れるプランやプレーがたくさんあったので、反省点を今後に生かしていきたいです。

――今回は、チーム全勝で交流戦を終えたわけですが、これは予想していましたか?

ren選手:全くしてなかったです。やまとさんは、リーシンデッキに不安抱えていました。legendamさんに至っては、私自身の調整で手いっぱいで調整の様子をあまり把握できていなかったため、トータルで何勝できるは未知数でした。

日本チームで最初に持ち込みが決まった「ミスフォーチュン/ガングプランク」デッキになんとかつなぎたいという意味で、競った状態で終盤にもって行けたらという思いはありました。

――全勝できた要因はどこにあると思いますか?

ren選手:この大会にかける思いが、日本チームとして浸透していたのが大きかったと思います。サポートメンバー含め10名ぐらいのメンバーの誰しもが、思うだけではなく「日本に勝って欲しい」と実際に口にしていたので、とにかく勝ちにこだわる意識の統一と一致団結感がありました。それが、1番の要因だと思います。

◆次回大会、これからについて

――DEEPデッキは今後も使っていきますか?

ren選手:今回教わった内容の練度も上げたいですし、教えてくれる人脈も今回通してできたので、これからも教えてもらったことを忘れないように触っていこうと思います。

さらにDEEPデッキに関しては、まだSloRさんからも教えてもらっていない項目もあったりして、まだまだ研究の必要があると思っています。

――今回代表メンバーとして出場したわけですが、次に出場しようと考えている他のプレイヤーへ伝えたい思いがあったら教えてください

ren選手:自分も勝ちたいと思う反面、より多くの方に参加して貰って、代表になった方にはこの日韓戦の調整で得られるものの良さを感じて欲しいなと思います。この交流戦の調整サーバーは、強いプレイヤーとつながりが持てる格好の機会でもあります。

――最後に今回の関係者や応援してくれた皆さんに向けてお願いします

ren選手:前回の敗戦の悔しさをバネに「今回は勝ちに行く」と熱い思いを持って、調整や議論に付き合ってくれた日本チームの仲間に感謝したいです。それに対して、最大の形で恩返しできたのは良かったです。

このつながりを大切にして、これからの3回目以降の大会に向けて日本チームとして動いていけたらと思っています。今回のようなイベントを起爆剤に、日本LoR界の盛り上がりにつながってほしいですし、私自身そこに協力を惜しまないつもりでいます。

まとめ

日本チームは、代表選手を予選大会によって選出し、その後十分な準備期間を設けた上で、サポートメンバー含め計10人近い人数でチームとして大会に臨みました。

一方、韓国チームは運営者が独自に声をかけて集めた3名で、大会2、3日前からほとんど個人で調整を行っていたようです。今回の結果は、「勝利への意識」と「準備力」の差が、如実に表れたと言ってよいでしょう。

一般的には日本は韓国に対しては、ゲーム全般の実力で劣っているといわれています。しかし、やり方次第ではそれを覆すことが十分にできるということを証明した形となりました。

この大会を受けて、次回大会に向けて韓国チームは本気でメンバーを集め、きっちり準備して仕上げてくることでしょう。本当の戦いは、次回大会にあると私は考えています。

最後に、私はこの大会に「選手リザーバー兼運営リーダー」として関わらさせていただきました。間近で選手たちと関わり、その成長と快進撃を目の当たりにすることが出来たのです。

正直言って、かなり感動しました。閉会式の時には、少し泣きそうになっていたほどです。この場を借りて、今大会の出場選手および関係者、そして応援して頂いた皆様に感謝申し上げます。

最高の感動!ありがとうニッポン!

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この記事の著者

jyori

jyori

デジタルカードゲームでe-sportsのすそ野を広げたいという思いから、日々配信や大会参加しています。
プレイするゲームは主にLoRです!

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