ソナタリックはなぜ使われなかったのか?MSIを振り返って徹底分析!

皆さん少し前に行われたMSIを見ていたでしょうか?IGでもなく、SKTでもなく優勝したのはG2という皆さんの予想をいい意味で裏切ってくれた大会でした。さらに言えば決勝戦がNAvsEUというのも、とても熱いライバル対決だったというのも記憶に新しいと思います。MSIを見返していて思っていたことがあります。ソナタリックは、強かったのかもしくは弱かったのか疑問をもってしまったので、筆者の超個人的な独断と偏見で答えていこうと思います。

ソナタリックの強みとは?


出典:youtube
「ソナタリックは知ってるけど実際何が強いのかわからない」という方がいると思います。なのでここでは何が強くてbanpickされるのかを説明していこうと思います。

強み①:ワードの数が増える!

近年LoLは、どんどんワードの数が減らされている変更がされています。今では普通のレーナーは、ピンクワードが2本しか持てません。あとはトリンケットに頼るほかありません。競技シーンにおいて、ワードの価値というのは非常に高く、有効なワードを置くだけで勝率が変わってしまうほどです。そこで競技シーンでは、サポートを二人置いてワードを増やそうという結論にたどり着いた。その先にソナタリックというコンビが浮上したわけです。皆さん想像してみてください。単純に相手の2倍ワード置けるんです。マップが2倍明るくなるんです。バロンとドラゴンのコントロール両方取れるんです。それだけでも強く感じませんか?

強み②:グループした瞬間の集団戦の強さが強力になる

ソナタリックの特徴はグループしたときの強さに集結されます。皆さん考えてもみてください。この二人は、サポートに特化したスキル構成をしています。ほとんどのスキルが味方と一緒に使って強いスキルの塊なのです。タリックのQはaoeheal、Wはシールド、Eはaoeスタン、なんと言ってもultは無敵になれるスキルです。ソナのWはaoeheal、Eはmsup、ultはaoeスタン。この二人が狙われて倒されない限り味方は回復し続けるのです。これだけで強そうだと思いませんか?実際強いのです。止められる構成なんて無いんです。

ソナタリックの弱みとは?

強みを説明している時に筆者もこのコンビ無敵なんじゃないかなと錯覚してましたがそんなことはありません。ちゃんと弱点はあります。

弱み①:バーストには耐えられない

長い戦いにはめっぽう強いソナタリックですが、ソナがいなくなった瞬間に最弱になってしまいます。カウンターの代名詞として上がるのは、ブリッツクランク、スレッシュ、パイク、ノーチラスです。ソナは女の子なので体が弱いのはもちろん、体にベールをまとっているせいか体が普通のチャンピオンより大きい判定になっています。なのでフックに当たりやすく、当たった瞬間あなたのフラッシュは無くなっていることでしょう。

弱み②:構成を縛ってしまう

これが一番の問題でしょう。ソナタリックの性質上、他のレーンにadのディーラーを置かなくてはいけません。今の競技シーンでは、比較的ガンクが強いJGが流行っています。ここにキンドレットやグレイブスをPickしてしまうと、マップのコントロールを取る前にガンクで有利が作られてしまい、強みが出ずに負けてしまうことが多いので、Pickされることはなくなりました。TOP、MIDに至ってはflexpickが流行っているのもそうですが、強いapチャンピオン(ライズ、サイラス、ケネン、アカリ、ルブラン)が多いためadのディーラーを置きにくいメタでもありました。このようにアーデントセンサーなどの恩恵があるアイテムが、生きる構成が組みづらかったのも理由の一つでしょう。

なぜMSIでソナタリックは使われなかったのか?


出典:leagueoflegends
強いが印象が良くなかった。ソナタリックのコンビは、今のLoLのメタの中で一番強いと言っても過言では無いぐらいには強いと思います。なぜなら、IGvsSKT戦でソナタリック相手に16分で試合を畳んだ歴史的試合をしたのにもかかわらずその後もIGはタリックをbanしていました。しかし、MSIで空いたときもあったのにはかかわらずPickが少なかった理由は、どのチームも打倒IGを掲げて準備をしていたのもあり、あのSKTが機能させられなかったソナタリックは強くないという印象になったのかもしれません。

どの地域もある程度、ソナタリックの強みと弱みが理解出来ていたのがメタになれなかった理由なのかもしれませんね。「今後もソナタリックは使われないのか?」と言われるとそうではありません。
今回のMSIを見ていてソナタリックは、弱体化される可能性が低いと思います。まずはアカリ、サイラス、ライズあたりの調整から入ると思うので、ソロレーンのパワーバランスが変わりadディーラーのPickが増えてくるでしょう。

今後使われるのことがあるのか?

この記事を執筆した6月10日現在ソナタリックではなく、ソナの評価がどんどん上がっているのが現状ですね。ソナタリックセットでPickすることもあれば、ソナだけPickして、タム・ケンチやガリオを合わせる構成が増えてきました。メイジサポートの評価が上がってきている影響もあって、botでのキルプレッシャーが減少してきているのも、ソナの評価が上がっている理由だと思います。このように、ソナタリックを優先するというよりは空いていたらソナをPickする、というのがメタになりつつありますね。

他にも理由はあります。今のメタはMIDかTOPにadディーラーを置いて、JGにセジュアニを置くというPickがどのチームも優先する傾向にあります。このPickの傾向からすると、どのチームも序盤有利より15分~20分ぐらいの集団戦に、重きを置いているということがわかります。その時間から影響力を出すようになるソナにとって、今のメタは追い風になっていることがわかりますね。更に言えば、最近ではbanをするのはタリックではなくソナ自体をbanすることが増えてることもあり、最近のメタの中心にいるのはソナタリックではなくソナということなのです。

ソナが使えるのはユーミのおかげ?!


出典:leagueoflegends
BOTに新たな新風を巻き起こしている、ユーミというチャンピオンがいます。ユーミは元が猫なので、ソナよりも体が弱いのが特徴です。しかし、レーン戦でのサスティンやハラス性能の強さ、集団戦でのultを使ったオールイン、追撃性能の高さ、強いところがたくさんあるのですが、もちろん弱点はあります。それはバーストに弱いところと、adcがいなくなった瞬間に最弱になるところです。この説明は【ソナタリックの弱みとは?】の章でもしましたよね?

そうなんです。カウンターがソナと一緒なんです。banpickの自然な流れでソナのカウンターを消すことが出来るのが、今のメタです。なので、ソナが使える要因の一つに、ユーミの存在は多少なりとも影響を及ぼしていることがわかりますね。

まとめ

最初この記事を書こうと思った時に、あまりにもソナタリックの評価が低すぎて、強さを伝えようと思っていました。しかし各国のリーグが始まり、ソナの評価が上がり始めよりこの記事の説得力が上がると思うと嬉しいばかりです。この記事を書いている間にどんどんメタが変わっていき、ソナタリックではなくソナタム・ケンチが流行していたりと書くタイミングを逃していき、記事を完成させたのがこのタイミングになりました(6月10日現在)。これからもどんどんメタが変わるとは思いますが、ソナのナーフが無い限り、ソナの評価が下がることは無いでしょう。

今後もソナタリックの活躍をプロシーンでみられるといいですね。

 

アイキャッチ画像出典:leagueoflegends

この記事の著者

アバター

この著者の最新の記事

関連記事

ページ上部へ戻る