【LJL2019レポート】最終週Week11 最終試合はバロンスティールにペンタキルの50分ゲーム

LJL W11

2019年3月22日におこなわれたLoLのプロリーグ「LJL 2019 Spring Split Week11」の模様をお届けします。プレーオフ出場3チームはすでに決まっているものの、レギュラシーズン順位を決める大事な試合は続きます。

次のシーズンのスタートとも言える最終週。夏に向けてテストをするチームや、勢いづけるために勝ちに行くチームなど、それぞれの思惑や意地がぶつかります。なおWeek10が1日前におこなわれたこともあり、Week10とWeek11のMVP発表は後日SNS上での発表となりました。

これまでの順位

LJL W10 Standings
Week11開始前の順位はこの通りです。
1位:(18-1)DetonatioN FocusMe
2位:(13-6)Crest Gaming Act
3位:(12-7)Unsold Stuff Gaming
4位:(9-10)Burning Core
5位:(9-10)Sengoku Gaming
6位:(6-13)V3 Esports
7位:(6-13)Rascal Jester
8位:(3-16)AXIZ

V3 vs RJ

ピック/バン

LJL W11 V3vsRJ
V3 Esports(ブルー)★サイド選択
バン
オラフ、ゾーイ、ジェイス、アリスター、ブラウム
ピック
トップ:Paz/ライズ
ジャングル:Savage/エリス
ミッド:Ace/リサンドラ
ADC:Zerost/アッシュ
サポート:viviD/スレッシュ

Rascal Jester(レッド)
バン
サイラス、レク=サイ、ブラッドミア、レネクトン、ルブラン
ピック
トップ:Alleycat/ランブル
ジャングル:Wyvern/リー・シン
ミッド:Hollis/ヤスオ
ADC:Scottlyk/ルシアン
サポート:Yuki/ガリオ

チームストーリー

V3
現在勝敗数が同一で並んでいるV3とRJの対戦です。

これまで直接対決は1-1の両チームのため、この試合に勝つことで相手よりも順位が上でシーズンを終えることが出来ます。意地のぶつかり合いです。

試合の流れ

V3 FB
3分過ぎ、V3側のラプターを狩りにいったWyvern選手を囲んだSavage選手とAce選手がファーストブラッドを獲得。Hollis選手はリコールを選択していただけにミスコミュニケーションが目立ちました。

V3 teamfight
30分になろうとした頃、バロンの視界を取りに来たSavage選手を狙ったWyvern選手ですが、Savage選手はすぐさまフラッシュで対応。さらに近くに居たviviD選手のフックからカウンター、Zerost選手がダメージを出し切りクアドラキルを獲得。バロン獲得に繋げます。

Zerost Fight
RJは自陣のタワー前で完璧なエンゲージを決めましたがV3も完璧に対応。中でも懐まで入り込まれたZerost選手は逆に前にフラッシュを使って、奥に奥に進んでいきダメージを出し続けエースを獲得。

RJ vs AXZ

ピック/バン

LJL W11 RJvsAXZ
Rascal Jester(ブルー)★サイド選択
バン
ニーコ、ブラッドミア、ジェイス、ヨリック、ルブラン
ピック
トップ:Alleycat/サイラス
ジャングル:Wyvern/セジュアニ
ミッド:Hollis/イレリア
ADC:Scottlyk/カイ=サ
サポート:Yuki/ガリオ

AXIZ(レッド)
バン
オラフ、ヤスオ、ゼド、ザック、ノクターン
ピック
トップ:uinyan/フィオラ
ジャングル:iSeNN/シン・ジャオ
ミッド:Gariaru/ライズ
ADC:Day1/ルシアン
サポート:ThintoN/ブラウム

チームストーリー

RJ Hollis
既に両チームの順位は確定しているものの、お互いのチームの意地がぶつかる対戦。

1-1で迎えた直接対決最終戦を制するのはどちらか。

試合の流れ

RJ FB
ボットのブッシュへ5人で入ったAXZはScottlyk選手のフラッシュを落とすことに成功しますが、自陣の赤バフに待機されていてiSeNN選手とuinyan選手がキャッチされてしまいファーストブラッドを渡してしまいます。カウンターの動きへの警戒不足でした。

RJ ENGAGE
RJはミッドの2本目のタワーへプレッシャーをかけている状況で、最短距離でカバーに入ろうとしたuinyan選手とiSeNN選手をWyvern選手が見逃さず、タワーダイブの形でダブルキルを獲得し、さらにゴールドとオブジェクト共に有利を広げます。

RJ GAMEEND
ミニオンを押し込まれた状況から始まった集団戦、AXZは先に1キルを獲得するもののYuki選手を倒すのにリソースを使ってしまい、RJはキャリー陣がダメージを出し続け3キルを獲得。そのままネクサスを破壊しました。

V3 vs BC

ピック/バン

LJL W11 V3vsBC
V3 Esports(ブルー)
バン
ゾーイ、ライズ、ルブラン、ブラウム、ガリオ
ピック
トップ:Paz/ブラッドミア
ジャングル:Neo/レク=サイ
ミッド:Ace/レネクトン
ADC:Zerost/アッシュ
サポート:viviD/モルガナ

Burning Core(レッド)★サイド選択
バン
エリス、サイラス、ジェイス、イレリア、タム・ケンチ
ピック
トップ:Cogcog/ビクター
ジャングル:Once/ジャーヴァンⅣ
ミッド:Roki/リサンドラ
ADC:Yutorimoyashi/ルシアン
サポート:Mocha/スレッシュ

チームストーリー

Mocha選手
すでに順位が確定しているV3と、SGとの4位争い中のBCによる対戦です。BCはSGに対して2-1で優位に立っている為あとは着実に勝数を重ねるだけです。

BCとV3は1-1の成績で、どちらが直接対決で強いのかを暗に示す注目試合となります。

試合の流れ

V3 Ace Stun
序盤、Ace選手が使うレネクトンの強みを活かしミッドガンクでファーストブラッドを獲得したのはSavage選手。Roki選手に対してフラッシュすら使わせずにキルを獲得しました。さらにその後もAce選手のフラッシュインからキルを取りV3がミッドで2キル有利をとります。

BC engage
BCは不利な状況を返そうとviviD選手をキャッチしますが、viviD選手はこの仕掛けにアルティメットとストップウォッチで対応し、強引な仕掛け方だったこともありV3が4キルを返しさらに有利を広げます。

V3 Teamfight
V3はZerost選手が使うアッシュのアルティメットを基点に有利に仕掛け、後衛をAce選手が抑えるという綺麗な集団戦をおこないエースを獲得。そのままゲームを決め下剋上を果たしました!

CGA vs BC

ピック/バン

LJL W11 CGAvsBC
Crest Gaming Act(ブルー)★サイド選択
バン
オラフ、リー・シン、ガリオ、ヤスオ、ルブラン
ピック
トップ:Nap/オーン
ジャングル:hachamecha/ジャーヴァンⅣ
ミッド:Luna/ルル
ADC:Art/コグ=マウ
サポート:Grendel/モルガナ

Burning Core(レッド)
バン
サイラス、ブラッドミア、ルシアン、スカーナー、ポッピー
ピック
トップ:Cogcog/ライズ
ジャングル:Once/リヴェン
ミッド:Roki/ゾーイ
ADC:Yutorimoyashi/エズリアル
サポート:Mocha/スレッシュ

チームストーリー

CGA
これまでは2-0で完封しているCGAと、一矢報いたいBCの対戦です。

CGAはこの試合に勝てば2位を確定できるので、試合数には余裕があるものの早めに2位を確定させたい場面です。

試合の流れ

CGA FB
ファーストブラッドはミッドレーン、フラッシュの無いRoki選手に対してミニオン処理の瞬間を狙ったLuna選手が、フラッシュインからポリモフで何もさせずにhachamecha選手のガンクにしっかりと合わせてキルを獲得しました。

CGA Baron前
バロンファイトを前にOnce選手はLuna選手のキャッチを狙いましたがLuna選手はスキルを駆使して凌ぎ、CGAはチームでカウンターエンゲージで2キルを獲得し、そのままバロンに繋げました。

protect ADC
バロンバフを使ってArt選手のコグ=マウを先頭にして押し続け、プロテクトADCの構成の強みをしっかりと活かして押し切りそのままゲームを決めました。今シーズン始めた構成にもかかわらず完成度が高く、プレーオフに向けて気合十分といったところです。

CGA vs AXZ

ピック/バン

Crest Gaming Act(ブルー)★サイド選択
バン
リサンドラ、ジェイス、ケネン、ライズ、ガリオ
ピック
トップ:Nap/エイトロックス
ジャングル:hachamecha/サイラス
ミッド:Luna/アカリ
ADC:Art/ジン
サポート:Atyamomo/パイク

AXIZ(レッド)
バン
ブラッドミア、ヤスオ、ヴェイン、グラガス、オラフ
ピック
トップ:uinyan/ニーコ
ジャングル:iSeNN/ノクターン
ミッド:Gariaru/ルブラン
ADC:Day1/ザヤ
サポート:ThintoN/ブラウム

チームストーリー

CGA atyamomo
既に順位が確定している両チーム。テストも兼ねてなのか、CGAはトップのサブとして登録されているAtyamomo選手をサポートとして起用

筆者は以前Atyamomo選手と同じチームだったことがあり、その時はサポートが一番得意だったため納得のロールチェンジです。

試合の流れ

atyamomo play
レベル1で相手ジャングルへブリンクスキルで身を潜めたAtyamomo選手に気づかず、iSeNN選手がファーストブラッドを取られてしまうスタートとなったAXZ。Luna選手にキルが入り、ミッドでの有利がつきました。

CGA towerdive
AXZがリフトヘラルドに動いているなか、CGAはカウンターでボットレーンへのタワーダイブを選択。1本目と2本目のタワーの間でLuna選手のバーストダメージにより2キルを獲得。さらにタワーも獲得しスノーボールが始まります。

CGA GAMEEND
迎えた最後の集団戦、これまでの差を遺憾なく発揮して前から踏み倒していく一方的な展開でCGAが勝利しました。20キル2デスで折られたタワーも1本と、ほぼパーフェクトゲームに近い試合内容でした。

USG vs DFM

ピック/バン

LJL W11 DFMvsUSG
DetonatioN FocusMe(ブルー)★サイド選択
バン
ゾーイ、ライズ、ブラウム、アカリ、イレリア
ピック
トップ:Evi/ケネン
ジャングル:Steal/ノクターン
ミッド:Ramune/サイラス
ADC:Yutapon/ドレイヴン
サポート:Gaeng/ジャンナ

Unsold Stuff Gaming(レッド)
バン
ラカン、スレッシュ、ルシアン、パイク、アリスター
ピック
トップ:apaMEN/ジェイス
ジャングル:Tussle/リー・シン
ミッド:Dasher/フィオラ
ADC:Keymaker/ハイマーディンガー
サポート:Enty/シェン

チームストーリー

USG Dasher
Week5でDasher選手が涙する印象的な試合を繰り広げた両チームの直接対決。

プレーオフでもしかすると対戦するかもしれない相手だけに、戦術をどこまで見せるのかが注目となります。

試合の流れ

DFM FB
ボットレーン、Enty選手がフラッシュインで2対2の状況で仕掛けますがタウントが外れてしまい、カウンターでYutapon選手がファーストブラッドを獲得します。

DFM YutaponULT
途中ギリギリ生き残ったapaMEN選手をYutapon選手がアルティメットでキルするシーンなどはありますが、そこまで大きい差が開くことがなくゲームが進んでいきます。とはいえCS差は開いていき、DFMがじわりじわりとゴールド差を広げていきます。

DFM Teamfight
ゲームが大きく動いたのは31分を超えた場面、Steal選手のアルティメットからDasher選手に仕掛けたDFMですが、Enty選手もすぐさま対応します。そこに先に寄っていたのはDFM。4キルを獲得し、そのままバロンに繋げます。そしてそのバロンを活かしネクサスまで破壊したDFMが勝利しました。

DFM vs SG

ピック/バン

LJL W11 DFMvsSG
DetonatioN FocusMe(ブルー)★サイド選択
バン
カリスタ、コーキ、ヤスオ、ゾーイ、ハイマーディンガー
ピック
トップ:Evi/ブラッドミア
ジャングル:Steal/ノクターン
ミッド:Ramune/エコー
ADC:Yutapon/カイ=サ
サポート:Gaeng/ラカン

Sengoku Gaming(レッド)
バン
ルブラン、ドレイブン、サイラス、ヨリック、リサンドラ
ピック
トップ:Reiya/ランブル
ジャングル:Smile/グラガス
ミッド:Taka/シンドラ
ADC:OdduGi/ルシアン
サポート:Raina/ブラウム

チームストーリー

DFM StealEVI
唯一DFMに1勝を挙げているSGと王者DFMの直接対決です。

DFMに勝ち越せるチームが現れるかどうかが注目される試合です。

試合の流れ

DFM FB
DFMはSteal選手の6レベル、Gaeng選手による仕掛けから瀕死になったRaina選手への追撃アルティメットでファーストブラッドを獲得。韓国人選手同士の精細なコミュニケーションを見せつけます。

DFM BackTP
中盤広い範囲の集団戦、DFMはEvi選手とRamune選手の後ろへのテレポートからSGの戦線を崩し、Steal選手こそ先に倒されてしまったものの4キルを獲得しました!

DFM BaronFight
DFMはバロン近くの集団戦でまたしてもRamune選手が後ろから入り、SGのキャリー陣も為す術がなく4-0交換。エコーの懐に入り込む強みを大いに発揮、獲得したバロンバフを活かしてエースを獲得し、最終戦に勝利しました。

SG vs USG

ピック/バン

LJL W11 SGvsUSG
Sengoku Gaming(ブルー)
バン
ルブラン、ライズ、ジェイス、リサンドラ、サイラス
ピック
トップ:Reiya/ブラッドミア
ジャングル:Smile/グラガス
ミッド:Taka/ヤスオ
ADC:OdduGi/ケイトリン
サポート:Raina/モルガナ

Unsold Stuff Gaming(レッド)★サイド選択
バン
カリスタ、ルシアン、シヴィア、カイ=サ、トリスターナ
ピック
トップ:apaMEN/エイトロックス
ジャングル:Tussle/ジャーヴァンⅣ
ミッド:Dasher/ゼド
ADC:Keymaker/エズリアル
サポート:Enty/ガリオ

チームストーリー

USG Keymaker
LJLレギュラーシーズン最終戦にふさわしいマッチアップになりました。

DFMに1敗をつけたSGとDFM戦では数々のドラマを生んだUSGの一騎打ち。ここまで直接対決2連勝のUSGですが、最近調子を上げているSGがどこまで追いついたのか注目です。

試合の流れ

SG FB
ファーストブラッドはボットサイドのリフトスカトルで、ボットの有利を活かして先に寄ったRaina選手のスネアからOdduGi選手がキルを獲得しました。

リフトスカトルのスマイト勝負でSmile選手が取りきったのも、遭遇戦に勝利できた理由でしょう。

apaMEN PENTA
有利を広げたSGはバロンにいきますが、残ったapaMEN選手がバロンスティールとペンタキル!会場も配信も実況も解説も全員が驚愕したシーンとなりました。

Taka Steal
そして迎えた2回目のエルダードラゴン。USGが上手く集団戦をおこなったかに見えましたがTaka選手がスティールし、OdduGi選手がダブルキルを獲得。さらにはバロンまで獲得してそのままゲームエンド。50分にも及ぶロングゲーム、LJLシーズン最後の試合らしいゲームを制したのはSGとなりました。

最終順位

LAST Standings
かっこ内はWeek11開始前の順位です。
1位:(20-1)DetonatioN FocusMe(1位 -)
2位:(15-6)Crest Gaming Act(2位 -)
3位:(12-9)Unsold Stuff Gaming(3位 -)
4位:(10-11)Sengoku Gaming(5位 ↑)
5位:(9-12)Burning Core(4位 ↓)
6位:(8-13)V3 Esports(6位 -)
7位:(7-14)Rascal Jester(7位 -)
8位:(3-18)AXIZ(8位 -)

まとめ

長かったLJL 2019 Spring Splitもレギュラーシーズンが終了しました。 DFMは王者として1敗のみ。CrestとUSGは粘り強い試合を続けプレーオフ進出。SGはなんと後半の追い上げで4位につけ、BCは後半失速も5位。V3は途中からメンバー変更で勢いづくも届かず6位、RJも後半伸び悩み、AXZは来シーズンへ期待という結果でしたが、どのチームも成長を感じるシーズンでした。

このあとにはLJL オールスターやプレーオフが続きます。ますますの各選手の成長に期待して、春シーズンの王者がどこになるのか、見守りましょう!

前週/Week10のLJL記事:【LJL2019レポート】歓喜のWeek10 プレーオフ進出3チームがDFM CGA USGに決定!

参考リンク

LJL 2019 Spring Split Week 11 – Twitch

LJL公式サイト

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