【LoL】スキマ時間でEスポーツ観戦【LCK2019Spring Week7 SKT vs GRF】

LCK W7 SKT GRF

Eスポーツ大会で、試合が動いたタイミングや興奮したタイミングを筆者が独断と偏見で選び、画像や動画を使ってご紹介する本企画。4回目となる今回はLoL韓国プロリーグ「LCK Week7」より「SK Telecom T1(SKT)」と「GRIFFIN(GRF)」を振り返ります。

パッチは9.4でおこなわれたこの試合は、世界でもっとも有名と言っても過言ではないFaker選手を有するSKTと圧倒的実力で現在LCK首位のGRFの直接対決ということもあり、世界中の注目が集まりました。

Game1

ピック/バン

SKTvsGRF
LCK Twitchより
SKT(ブルー)
バン
ガリオ、ブラッドミア、エズリアル、ライズ、フィオラ
ピック
トップ:Khan/エイトロックス
ジャングル:clid/リー・シン
ミッド:Faker/ルブラン
ADC:Teddy/トリスターナ
サポート:Mata/ブラウム

GRF(レッド)
バン
ルシアン、カリスタ、ジェイス、アッシュ、ヴァルス
ピック
トップ:Sword/アーゴット
ジャングル:Tarzan/ノクターン
ミッド:Chovy/ゾーイ
ADC:Viper/カイ=サ
サポート:Lehends/シェン

試合の流れ

Khan、GRFの全力ガンクを軽くいなす

Swordのフラッシュインからの仕掛けとTarzanのアルティメットが入った全力のトップガンクに対し、Khanはアルティメットを使用し蘇生しフラッシュとブリンクで逃げ延びることに成功。世界トップレベルのトップレーナーKhanの実力は流石といったところです。

集団戦も痛み分けの一進一退の攻防!

2回目のドラゴンファイトでは、マウンテンドレイクを獲得したのはGRFで1キルを獲得したのはSKT。そしてその後にどちらのチームもオブジェクトに繋がらないという一進一退の攻防に。Fakerは流石というべきか、ルブランの性能を遺憾なく発揮し単独行動でGRFの戦線を乱します。

集団戦ではSKTに軍配。Teddyが丁寧にダメージを出し切る

Teddyのトリスターナがその攻撃範囲を活かしてフォーカスを受けないようにダメージを出し続け、集団戦を制したのはSKTでした。それぞれが自分自身の仕事をしきったといえる綺麗な集団戦でしたね。

バロン獲得はSKT エルダードラゴン獲得はGRF

バロンを獲得したSKTに対し、GRFはエルダードラゴンを獲得し集団戦に望みます。が、TarzanとChovyが先にダウンしてしまい、為す術がないGRF。バロンを持ったSKTの侵攻を止めることは出来ず、1GAME目を制したのはSKTとなりました。

Game2

ピック/バン

SKTvsGRF2
LCK Twitchより
GRF(ブルー)
バン
スレッシュ、リー・シン、ルブラン、ノクターン、エイトロックス
ピック
トップ:Sword/アーゴット
ジャングル:Tarzan/エリス
ミッド:Chovy/イレリア
ADC:Viper/カリスタ
サポート:Lehends/アリスタ

SKT(レッド)
バン
ブラッドミア、ガリオ、ジェイス、セジュアニ、ライズ
ピック
トップ:Khan/リヴェン
ジャングル:clid/ジェーヴァンⅣ
ミッド:Faker/リサンドラ
ADC:Teddy/ルシアン
サポート:Mata/ブラウム

試合の流れ

Tarzanによる完璧なボットダイブでGRFが圧倒的有利に

レベル4のタイミングでTarzanはボットダイブを選択。なんとダブルキルを獲得するに至り、GRFはボットレーンで圧倒的な有利を築きます。

Fakerの見えているものは一体!?

逆にトップガンクを選択したClidですが、Tarzanによるカウンターがしっかりと入ります。しかしなぜかそこにはテレポートしてきていたFakerが居て、ダブルキルを獲得したのはSKT。

人数差を活かしてバロンを狙うSKTと、人数差をひっくり返すGRF

SKTはTarzanとChovyを落として3対5で挑んだバロンファイトですが、バロンはやはり強かった……。GRFは残った3名で仕掛けて3キルを取り返し、バロンをやめさせることに成功します。さらにGRFはリスポーンしてきたTarzanも合流しカウンターバロンを成功させ、試合の流れを引き寄せました。

2回目のバロンはGRFが獲得。SKTも必死にキルを取り返し応戦

2回目のバロンファイトはGRFが獲得。SKTも残ったTeddyとMataが奮闘しますが、一歩及ばず。GAME2を勝利したのはGRFとなり、勝負は最終戦へもつれ込みます。

Game3

ピック/バン

SKTvsGRF3
LCK Twitchより
SKT(ブルー)
バン
ガリオ、ブラッドミア、オラフ、セジュアニ、エリス
ピック
トップ:Khan/ジェイス
ジャングル:clid/ザック
ミッド:Faker/アジール
ADC:Teddy/ルシアン
サポート:Mata/ブラウム

GRF(レッド)
バン
リー・シン、ルブラン、エイトロックス、リサンドラ、ノクターン
ピック
トップ:Sword/ヨリック
ジャングル:Tarzan/イヴリン
ミッド:Chovy/イレリア
ADC:Viper/カリスタ
サポート:Lehends/アリスター

試合の流れ

ファーストブラッドはSKT 超ギリギリなトップダイブ

ClidのトップダイブによりSKTがファーストブラッドを獲得しますが、タワーの攻撃やミニオンの攻撃により削られヒヤリとする場面も。実況解説からも安堵の声が漏れます。

Fakerの読みを上回るTarzanの圧倒的ダメージ

中盤、FakerはTarzanのガンクを警戒してタワー下でのCSを選択するFakerですが、それすら許さないTarzanのガンクによりFakerダウン。試合の流れを引き寄せます。

バロン前の集団戦ではTeddyがギリギリ生き残り形勢逆転しSKTがバロン獲得

一方的に仕掛けられてしまったTeddyですが、Mataのシールドでギリギリ耐えることができ反撃。結果ダウンはしてしまうものの集団戦はSKTが勝利し、そのままバロンを獲得します。

最後はダブルテレポートによるバックドア

お互いのネクサスタワーが両方破壊された最終盤、バロン前で戦うSKTに対しGRFはダブルテレポートでSKTのネクサスを狙います。防衛していたKhanだけでは守り切ることが出来ず、勝利したのはGRFとなりました!

まとめ

これまで負けた試合はなく落としたゲーム数も1だったGRFに対し、勝てはしなかったものの1ゲームとったSKTは間違いなく強豪チームであると言えます。まだまだ油断はできないレギュラーシーズンですが、プレーオフに残りGRFへリベンジを果たす可能性も高いチームだけに、今後も目が離せません。

逆にGRFはすでにプレーオフへの進出は確定しており、圧倒的な実力を以て今後の試合に臨みます。果たしてGRF相手に勝利するチームは現れるのかにも注目です。

開幕戦・Week3のSKTの様子も合わせてご覧ください。
【LoL】スキマ時間でEスポーツ観戦【LCK2019Spring Week1 SKT vs JAG】

【LoL】スキマ時間でEスポーツ観戦【LCK2019Spring Week3 SKT vs GRF】

関連リンク

LCK_Korea – Twitch

この記事の著者

Melt

Melt

1992年北海道生まれ北海道育ち
2000年よりオンラインの対戦ゲームをプレイし始める。

2010年に上京して以来、esportsの選手、イベントや大会の企画・運営、チームマネジメント、メディア等に携わり今に至る。

現 ゲーミングイベントチーム「Sky Rocket」のチーフディレクター

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